読書日記

私が読んだ本の感想など。マンガ・小説、いろいろです。
ネタバレもあるかも。

 ◆2月の日記

 今月は全然小説を読んでいません。新しい作品も読んでいません。どうして2月はあっという間に過ぎちゃうんだろうね…。
  No.1
 
玄奘西域記 (1)
玄奘西域記 (1)
posted with amazlet on 06.03.20

諏訪 緑
小学館 (2000/01)

売り上げランキング: 72,087

 です。ほとんど絶版に近いので、手に入れるのは大変かもしれませんが、苦労して探し出しても読む価値はあると思います。頑張れ(笑)。

(新刊)は今月発売のものです。
 2月 28日

  「パーム 28 ─午前の光(2)」   獣木 野生  (新刊)【漫画】
 今回はマフィア編かな。しばらく動きのない単調な話が続いたので、こういう方がやっぱり良いですね。読んでいても面白いし、ジェームスの魅力も見られるし。牧歌的なのもジェームスの良さだけど、本来はこっちだと思うので。新キャラの女刑事さんやジョイはまだパッとしない印象。マフィア話じゃ仕方がないか。

 2月 27日

  「ファサード 13」   篠原 鳥童  (新刊)【漫画】
 これはものすごく難しいテーマで簡単に答えが出るものではないからこそ、どう結論を付けるのか気になります。ファンタジー設定ではありますが、現実の国際情勢にも通じる問題だし。誰もが戦わない道を選べると良いのにね…。で、ファサードはやっぱりカイルとフランの?彼の存在の謎もいよいよ明かされるのでしょうか。

  「一人の王にさしあげる玩具」   吟 鳥子  (新刊)【漫画】
 表紙買い(笑)。のっけからちょっとアヤシゲでしたが、二作目は完全なBLになっていてびっくりしました。でも絵も作風も好きなタイプです。とりあえず美形がいっぱいで、ちょっとファンタジー設定なので、そういうのが好きな人にはオススメです。別のシリーズが連載中のようなので、そちらもコミックスになるのが楽しみ。

 2月 26日

  「よみきりもの 10」   竹本 泉  (新刊)【漫画】
 これで完結。でもまたタイトルを変えて連載中だとか(笑)。確かにね、私も毎回「これ買ったっけ?」「あれ?読んだかな?」と思っちゃうから、その方が良いかも。例によって、いつものとおりの話ですが、今回はあんまり変じゃなかったかも。普通のラブコメだったかも。いや、これを普通と読んで良いのならですが(笑)。

  「拝み屋横丁顛末記 6」   宮本 福助  (新刊)【漫画】
 今回はこのシリーズの割に結構ラブ度が高いんですよね。私はこれにそういうのを求めていないので、ちょっと残念ではありましたが(苦笑)、きっと大家さんだけは最後まで何もないと信じて(笑)。印賀村の話が怖くて面白かったです。そういえば、これって幽霊とかオカルトとかそんな話だったんだなぁ、と思い出しました(爆)。

 2月 25日

  「蟲師 7」    漆原 友紀   (新刊)【漫画】
 いつも終わりが物悲しかったり、救いがなかったりすることが多くて、あんまり楽しい話って無いんだけど、この作品はそれが魅力でもあるから、寂しいけれど仕方がないね。それこそが『蟲』というものに関わってしまった人間の行き着く先なんだろうから。そう思って読んでいるので、読後感も悪くないですし。だからこそ逆に『鏡が淵』の女の子が妙に明るくてハイテンションで違和感ありました(苦笑)。

 2月 24日

  「ジパング 22」   かわぐち かいじ  (新刊)【漫画】
 連載時に読んでいて、かいじ先生が夏の暑さで頭がどうかしてしまったんじゃないかと疑った回が連発しております(苦笑)。ラギの大告白大会から始まり、どう見ても無意味な菊池のシャワーシーンに続いて、あれこれとスゴイ事件が。ああもう書けない書けない。改めてまとめて読むと、ますます圧巻です。そしてやっぱり『椅子とは?』は名(迷?)台詞だなぁ(笑)。

 2月 23日

  「さくらの境  2」    竹本 泉  (新刊)【漫画】
 ますます女の子がイチャイチャするだけの話になってますが、それでもぼんよりしているので、なんか許せちゃうんだよね。二子ちゃんはとにかく可愛いし。ツンデレというよりもツンでれ〜、という感じか。微笑ましいです。でもタイトルの意味は良く分かりません(笑)。ついでに不思議なことも特に起こりませんよ。念の為。

 2月 21日

  「フルーツバスケット 19」   高屋 奈月 (新刊)【漫画】
 キャラがいっぱい出てくる漫画って、最終回近くなると身近な男女同士でくっついてカップルがやたらと出来る傾向にありますが、これもそうでした。がっくりだよ。でもそれ以上にがっくりなのは紅葉くんです。何で大きくなっちゃったんだ…。男の子ってそんなもんかもしれないけど(泣)。翔くんもそんなオチかよ…。

 2月 20日

  「LIFE SWITCH 3」  立木 カヤ   (新刊)【漫画】
 あー、終わってしまいました。がっくり。結局、最後まであんまり絵が上手くならなかったなぁ(苦笑)。ネタとしては可愛いし、設定も面白いし、主従関係だし(笑)、私としてはいろいろツボって好きだったんですけどね。呪いのことはともかく、一応ストーリーはちゃんと片付いたので良かったです。お疲れ様でした。

 2月 19日

  「しゃにむにGO 22」   羅川 真里茂  (新刊)【漫画】
 うわー、今回は黒白コンビの話で嬉しかったよー。やっぱりこの二人は好きです。性格の差とか、体格差とか、もう全てがツボ。特にシロちゃんが一途でけなげで可愛かったよー。身体は小さいけどガッツは人一倍なんだよね。良い子です。ここまでされたら黒ちゃんだって目が覚めるってもんだよ。二人でこれからも頑張ってね。

  「妖精標本 2」  由貴 香織里  (新刊)【漫画】
 この漫画、 女の子率が高すぎませんか。私はこの人の漫画にそんなの求めてないんだよなー。こんな話が読みたい訳じゃないんだ。というか、もっと男を出せよ。そしてイチャイチャさせたり、アヤシゲな台詞を吐いたりして欲しいよ。きっとみんなそうだと思うけど、どう?(苦笑)。

 2月 18日

  「スキップビート 12」   仲村 佳樹   (新刊)【漫画】
 いよいよ恋愛モードが高まってまいりましたよ。今回はとにかく蓮の回ですね。役作りに迷ったり、慣れない恋愛感情に戸惑ったり、いろいろいつもと違う蓮の姿が見られて嬉しいですが、何よりも「素」の蓮がすごい。まだこんな裏側を隠していたなんて〜。もうすっかり蓮のトリコ(笑)。キョーコと結ばれれば良いのにな。

  「龍鳳 2」    河惣 益巳  (新刊)【漫画】
 人種差別とか、男尊女卑とか、今でも根深く残る問題ではありますが、この当時はもっと大変だったんでしょうね。この中で欣伶がどう戦い、どうやって状況を変えていくのか気になります。そして新キャラのサリヤが素晴らしい。外見のインパクトもあるし、中身も男前だし。彼の行く末も気になる所で。

 2月 17日

  「からくりサーカス  41」   藤田 和日郎  (新刊)【漫画】
 せっかくフェイスレスを宇宙に飛ばしたかと思ったら、余計に悪い状況になっちゃってるよ。向こうからはやりたい放題、こちらからは手出し出来ないという…。その結果、また逝ってしまう人もいる訳ですが。お疲れ様でした…。ところで何よりも驚いたのはナルミが生きていることを、勝はまだ知らなかったってことですね。お互いにあんなに事件の中心に居たのに。しろがねから聞いてなかったのか。

 2月 16日

  「1/2  1」     木々   (新刊)【漫画】
 ファンタジーだかメルヘンだかSFだか、とにかく妙な設定の話ですが、しかも今の所は謎だらけですが、そのうちに明らかになるんでしょう、おそらく。双子がそんな状態になった理由とか。個人的にはシウとドギーがくっついちゃえばイイんじゃない?と思っています(笑)。マギーよりも性格的に合いそうだよな。

 2月 14日

  「ぴくぴく仙太郎 27」   布浦 翼   (新刊)【漫画】
 いつもとりあえずほのぼのしていて、仙太郎やみやちゃんが可愛かったら、それだけで十分なんですけど(笑)、今回は大きな仙太郎がもう、もんのすごく可愛かったし、笑えました。料理をする仙太郎。あの1コマだけで何度でも笑えます。思い出し笑いもしちゃいます(笑)。ひー、可愛すぎる〜。

 2月 13日

  「死と彼女とぼく ゆかり 6」   川口 まどか  (新刊)【漫画】
 今回ももう何度も泣かされちゃったのですが、特に優作くんのお母さんの話はやられました。見たくもない幽霊はいくらでも見られるのに、本当に会いたい亡くなったお母さんには会えないなんて。切ないよー。でも優作にしてもゆかりにしても、両親の愛情があったからこそ、二人の今があるんだよね。

 2月 10日

  「飛べない魔女 1」    川瀬 夏菜  (新刊)【漫画】
 頑張り屋さんのヒロインが一人で突っ走って、でも落ち着いた青年が後ろから見守っていてくれて、危ない時には助けてくれる…、この作者のいつもの設定ではありますが、やっぱり好きだし、可愛くて良かったです。同時収録の話も可愛くて、ちょっと不思議な話で面白かったですけど。

 2月 9日

  「ねこばなし ─4人と4匹の愛情物語」   浪花 愛  (新刊)【漫画】
 ずっと昔からファンなので、また出会えて嬉しいです。商業誌ではあまり見かけませんでしたが、この作品も同人誌で出していたんですね。相変わらず微笑ましくて、優しい雰囲気で大好きです。でも光くんも高校生か…。私は生まれた時のことも知っているってのに(苦笑)。来訪者シリーズの続きも読みたい〜。通販するしかないのかな。

 2月 7日

  「ねこめ〜わく 4」   竹本 泉  (1月刊)【漫画】
 また復刻版?と思ったら新刊でした(笑)。出たのがあまりにも久しぶりだからさー。続いているなんて知らなかったよ。でもこのシリーズが一番好きです。ネコたちの暴走加減が笑えるし。ヘンリヒとオスカのキャラもなかなか良いですし。半魚猫にも大爆笑だよ。こんな世界なら呼び出されてみたいとも思うけど、時と場所を選ばないのはちょっとな〜。どんどこどんどこ。

 2月 6日

  「ゴーストハント 9」   小野 不由美/いなだ 詩穂  (新刊)【漫画】
 前巻と間が開き過ぎちゃって、ストーリーを純粋に楽しめませんでした。事情もあるのでしょうが、もったいないし残念です。どうせならまとめて読みたかったよ。ミステリの解決部分だけ読んでも面白くないじゃない?そんな感じです。しかもこの巻だけ読むとナルは自分勝手でワガママな役立たずだもんな(苦笑)。そして次は無事に出るのでしょうか…。

 2月 5日

  「セーラー服にお願い 3」   田中 メカ  (新刊)【漫画】
 シシの誓いの内容が明らかになって、ほのぼのラブコメ風味がいきなり切ない感じになってしまいました。シシが可哀想だー。でもきっと雛菊が頑張ってどうにか良い方向に進んでくれると良いな。それよりも気になるのはコマさんですね。コマはシシと雛菊が結ばれることを望んでいるということは…どういうこと?何か裏もありそうです。

 2月 4日

  「樋口大輔短編集 2 ア・ラ・カルト」   樋口 大輔  (新刊)【漫画】
 やっぱりX−コネがキャラ的にもストーリー的にも一番面白いなぁと思います。でも一番続きが読みたいのは九頭神くんの話なんですけどね(笑)。彼のキャラはすごく良いです。というかツボです。でもどの作品も面白かったですよ。とはいえ、この手のハードアクション系だと連載するのは大変そうだから、このくらいのペースで続けて行くのが良いのかも。

 2月 3日

  「銀魂  11」    空知 英秋   (新刊)【漫画】
 アニメ化決定。ここまで地味な作品だし、アニメは無理じゃないかと思っていましたが、やってくれるね。私は見るよ(笑)。今回は似蔵とか高杉とかシリアス展開が多くて、読んでいてシンドイ部分もありました。というか桂さんが好きなので、彼の身が心配でストーリーどころじゃなかったせいかも(苦笑)。でも今回は特に今までにないくらいのシリアス展開で読み応えはあります。

  「DEATH NOTE  10」   小畑 健/大場 つぐみ   (新刊)【漫画】
 何だか一気に新キャラ登場・新展開ですね。タッキィはともかく、照クンは何かやらかしてくれそうな気配ですよ。というよりも彼こそがライトが滅びるきっかけになるんじゃないかと心配です。はっきり言ってニアとかメロとかどうでも良いんですよ。あの子たちでは全然ライトを追い詰められそうな気がしないもの。やはりLじゃないとな。

 2月 2日

  「CROWN  1」      和田 慎二/氷栗 優  (新刊)【漫画】
 半分は原作者の名前で買いましたが(笑)、でも作画も好きな方です。だから読んでいても楽しかった〜。タイプの違う美形二人に守られるヒロインという美味しい設定ですが、どちらともくっつかないような雰囲気ですね。むしろコンドルの方が可能性大だな。それに何よりもメガネでクールビューティでちょっとお茶目さんのジェイクが素敵すぎるよ。レンとの関係も気になる所。

 2月 1日

  「玄奘西域記  全2巻」     諏訪 緑  【漫画】
 ずっと探していたのが、ようやく見つかりました。文庫版になったのに、それも絶版でどうにかして…。タイトルどおり三蔵法師の話ですが、西遊記ではありません。妖怪の類は出てこず、あくまでも普通の人間である玄奘の悩みや苦しみ、迷いが描かれていきます。それでも少女漫画なので、相棒が美青年だったり、ちょっと深すぎる友情を築いたりしますが(笑)、読み応えのある作品になっています。「諸葛孔明 時の地平線」が好きな方なら、苦労して探し出しても読む価値ありです。

 

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