読書日記

　今月は小説もそれなりに。先月の分も入っていますが(苦笑)。マンガの新しい物も読んでいるしね。
　　Ｎｏ．１は

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です。今回は文句無くこれですね。とにかく面白くて一気に読んでしまいます。「西の魔女が死んだ」 も良かったです。

　　「びんちょうタン　１」 　　江草 天仁　　（新刊）【漫画】
　とにかく可愛いです。けなげで一生懸命働いています。でも時々、びんちょうタンが手のひらサイズに見えることがあるんだけど、実際の大きさはどのくらいなんだ。それとも仕事の内容によって伸び縮みするのかな。妖精（？）だから。くぬぎタンとかちくタンとか、お友達も可愛いです。

　　「ぼくと未来屋の夏　１」
　　　 　はやみね かおる／武本 糸会　　（新刊）【漫画】
　謎が全然解明してないよ！人が消えた話はどうなったんだ！と思ったら、「２巻に続く」でした。がっくり。でも絵柄とか雰囲気とかは良いなぁと思うし、未来屋のキャラもなかなか良い味を出しているので、大人しく続きを待つことにしようかな。原作がはやみねさんだから、きっと後半も面白いだろうしね。

　　「罪と罰　２」 　　鈴木 有布子　　（新刊）【漫画】
　どれも良い話でした。ほのぼのして心温まって、悪い人が出てこないマンガなんですよね。多分、一番の悪人はお父さんだと思うけど、若くて格好良くて男前で、すごく素敵です。ろくでなしのダメ男でも、そこが魅力！(笑)。でもハジメさんがあんなに怒るのも無理はないという気がします…。

　　「黄昏堂へようこそ　７」 　　吉川 うたた　（新刊）（完結）【漫画】
　あら？終わっちゃいました。まぁストーリーは在って無いようなものだから、終わっても問題ないんだけど、「勘解由小路くん〜」がこの前終わったばかりなので、なんだか寂しいです。新連載を楽しみにしましょう。ところで、いきなり同人女キャラが出てきたのには笑ったけど。私も同じ気持ちだよ。美形がいっぱいで嬉しい、でもカップリングを考えちゃう…よね(笑)。

　　「幸せな食卓」 　　　　遠藤 淑子　　（新刊）【漫画】
　いつものようにほのぼのアットホームな話ではあるんだけど、千波さんがひたすらだまされ続けるというのはなぁ…。やりきれないというか、もうちょっと上手くやれば良いのに、と悔しくなるというか。ひたすらダメ男たちにだまされっぱなしなのが、救われない感じですよ。面白いことは面白いんだけどね。担当の北島さんと結婚でもして、お金持ちになったらどうだろう？いや、それはまた違うか…。

　　「風光る　１９」 　　　　渡辺 多恵子　　（新刊）【漫画】
　一橋はあんなんで良いのか？と思わなくもないですが、キャラ的には好きです。ススムも割と良い感じ。でもハジメさんと顔の区別付かないぞ。やっぱりシンプルな絵柄だから、段々描き分けができなく…(苦笑)。でも今回は歴史的な話もあったり、色っぽい部分もあったり、セイの恋愛話ばかりじゃなくて楽しめました。

　　「ブラックジャックによろしく　１３」 　　佐藤 秀峰　　（新刊）【漫画】
　精神科編は終了。これを読んでいると、どの科にも多かれ少なかれ問題があるのだなと思わされますが、やっぱり精神科は特殊というか、病院内だけの問題じゃないから難しいですね。自分の中にも確かに偏見とか誤解があって、でもそう簡単に意識も改められないし。頭では分かるんだけど、感情がついていけないです。うーん、どうしてなんだろうね。

　　「もっけ　５」 　　　熊倉 隆敏　　（新刊）【漫画】
　瑞生ちゃんも段々成長しているんだな、と思います。身体的なことはもちろん、精神的にも能力的にも。もうちょっとしたら静流ちゃんの助けにもなれるかもね。でもまだ静流ちゃんだって、いろいろ危ない目に合ってるもんな。先は長そうだ。お祖父ちゃんには長生きしてもらわないとね。串刺しのてるてる坊主が怖かったよ…。

　　「スパイラル 推理の絆　１５」
　　 　　城平 京／水野 英多　　（新刊）（完結）【漫画】
　完結しました。ひよののことは正直に言って全く想定外だったので、素直にびっくりしました。これはこれでハッピーエンド…なのかなぁ。でもブレードチルドレンにしろ、歩にしろ、みんな高い能力を持っているんだから、もっと別の道があったんじゃないかと思わずにはいられません。それを言うなら清隆だって、違う生き方があっただろうにね。いろいろつらいなぁ…。とりあえずお疲れ様でした。

　　「夢喰見聞　７」 　　真柴 真　　（新刊）【漫画】
　最近ネタがマンネリ…と思っていたら、今回はどれも斬新な感じがして面白かったです。特にマンガの話が面白かったな。あ、それから銭湯の話も。暗号っぽいのとか、ちょっとひねってあるネタが好きですね。なるほど！と思うから。やっぱりこのマンガは意外な展開、意外なオチが魅力なので。

　　「G・DEFEND　２８」　　　森本 秀　　（新刊）【漫画】
　もう新キャラは増やさないで…と思いつつも、今回のパパさんは良いです。渋くて男前で素敵です。また出してください(笑)。それに西脇さんの過去話とか、結婚式のお祭り騒ぎとか、いろいろなお遊びっぽいネタが多くて、シリアス回じゃないなら、いっそこのくらい弾けている方が面白いですね。出来れば骨太シリアスもやって欲しいけど。

　　「ココロイロイロ」 　　　喜多 尚江　　（新刊）【漫画】
　微妙な三角関係？で面白かったです。ＳＦというかファンタジーというか、そんな雰囲気も良いしね。ラストはちょっとじーんとさせられたり。野球部のメンバーを集める話が好きかな。特に水間先輩がけなげで一生懸命で可愛いよー。脇キャラなのにすごい好きになっちゃいました(笑)。明野くんとイイ感じです。

　　「先生のススメ　２」 　　冴凪 亮 　　（新刊）【漫画】
　萌ちゃんがいきなり大きくなっちゃったのは、ちょっと微妙ではありますが（可愛いけどね）、新キャラのクラウドは良いですね！バカで(笑)。上杉くんもちょっとおバカで一人よがりなところが可愛いし。むしろ司狼たちよりも、あっちの方が気になるし、見ていても楽しそうだよなぁ。彼らの話をもっと読みたいです。

　　「ワイルドライフ　１６」 　　藤崎 聖人 　　（新刊）【漫画】
　また新キャラ登場か。今までのキャラもいっぱい居るのになぁ。しかも可愛い女の子たちを出さずに、男ばっかり。これで良いのか、少年誌…(苦笑)。でも和賀君と為田君の二人はワンセットという感じでなんか可愛いですね。良いです。二人で協力し合って成長して行くんだろうね。犬の訓練の話は全然面白味がなかったけど、「×刀牙」には思わず笑ったよ。赤カブッ！

　　「きみのカケラ　６」　　高橋 しん　　（新刊）【漫画】
　いつのまにイコロはこんなに大人っぽくなったんだ？もっと子供だと思ってたよ。シロも大人になったのか？いつの間にか年月が経っていたのかな。ただ単に絵が変わっただけだったりして(苦笑)。そしてやっぱりこれはジブリ作品を高橋しん風にやってみましたという感じ。どうしてもアレとかアレとか思い出しちゃうよな。

　　「修羅の刻　１５―陸奥圓明流外伝」 　　川原 正敏　　（新刊）【漫画】
　相撲のことは全然知らないので、普通に楽しめました。雷電ってすごい人だったんだなぁ。このシリーズって史実は史実として、そこにどう上手く『陸奥』を絡めていくかがポイントだと思うんだけど、今回は良かったですね。陸奥でありながら、陸奥ではない葉月の生き様が素敵でした。

　　「あひるの空　１０」 　　日向 武史　　（新刊）【漫画】
　千秋もどうやら吹っ切れたようで、なんかようやくチームメイトになれたという感じだね。でも敵側の高橋と児島も気になるし。どちらも勝たせてあげたいけど、どちらかは負けちゃうんだよな…切ない。それよりももっと気になるのは、お母さんのことだけど。大丈夫なのかな。悲しいことになっちゃいそうな展開ですよ？

　　「ねこあきない　１」 　　　夢路 行　　（１２月刊）【漫画】
　ネットで買ったら、すぐにその後売っているのを見かけたりして、よくあることですけど悲しい…(苦笑)。ネコマンガですが、作者が割と客観的に見ている感じなので、親バカならぬネコバカマンガにはなっていないですね。それにいつものようにほのぼのしているし。淡々としつつも愛ある生活。

　　「浪漫狩り　５」 　　　岩崎 陽子　　（新刊）【漫画】
　盛り上がってまいりました。特に犬神さんがいろいろ引っ掻き回してくれているので、彼を見ているだけでも楽しいです。那珂川くんもようやく覚悟を決めたみたいだし。いよいよ謎の解明も近いかな。裏では宮様とか篠原さんとか不穏な雰囲気ですけれど。で、主役のはずの遼太郎が一番影が薄くて地味なのよね(笑)。

　　「やじきた学園道中記　２８」 　　市東 亮子　　（新刊）【漫画】
　そろそろ赤目編も終わりかな、と思ったら、また熊野から新キャラがやってきたりして、訳が分からなくなりますよ。でも事情を知ってみると、玉彦も憎めないな。ハーディだとか上総介だとかと関わっちゃったのが不幸だね。そして美少年をいじめる変態だと公式に認定された雨宮(笑)。私もずっとそう思っていたよ。とはいえ、これだけたくさん美形美少年のオンパレードでも一番きれいなのは樹里杏だと思う。

　　「君と僕　１」 　　　堀田 きいち　　【漫画】
　ちょっと人気あるようなので買ってみました。でもそれほどピンと来なかったな。絵は可愛くて好きなタイプだし、ほのぼのした雰囲気も悪くないんだけど。もうちょっと切ない感じの話かと思っていたので、イメージ違っちゃってね。がっかりでした。半分くらい子供話だったせいもあるかも。

　　「西の魔女が死んだ」 　　梨木 香歩　　【小説】
　面白かったです。「裏庭」 ほどファンタジーというかメルヘンじゃなくて、地に足のついた話ではありましたが、日常生活の中にも小さな魔法みたいなことっていっぱいあるのかも、と思いました。特に子供の頃は他愛もないことでも夢中になれるものだし。大人になって知識が増えることで、失ってしまうものもあるのでしょうね。

　　「のだめカンタービレ　１４」 　　二ノ宮 知子　　（新刊）【漫画】
　今回はいろんな人が出てきて面白かったな。千秋様はしばらく苦労しそうですけど。千秋に雑用をやらせるテオがある意味最強なのでは？(笑)。でもどうやら黒木くんは仲間になってくれそうだし、良かったね。いや、私が黒木くん好きなので嬉しいだけかも。松田さんも一緒にいたらうっとうしそうだけど、見ている分には楽しいです。ところで、のだめと千秋がすでに夫婦みたいな空気をかもし出しているのにびっくりしたよ。

　　「BLOOD ALONE　１〜２」 　　高野 真之　　（新刊）【漫画】
　表紙買い(笑)。でも中身も好きな感じでした。絵とかコマ割りとか何となく斎藤岬さんに似ています。設定としてはありがちな吸血鬼モノだったり、年の差カップルだったりするんだけど、ほのぼの雰囲気とキャラの可愛らしさで勝ちかなぁ。それに脇のキャラもなかなか良いです。ヒグレとか。

　　「ぼくらの　４」 　　　鬼頭 莫宏　　（１２月刊）【漫画】
　ええ〜！？なんだか意外な展開になってきたよ。これって子供だけが戦うのが良かったんだと思うのに。でもそうなると順番が気になりますね。サポート役の大人がいなくなって、残された子供たちだけで戦わなきゃいけなくなりそう。あー、その方が緊迫感はあるか。なるほど。ところで契約していない人は誰なのか。ウシロだとしたら、当たり前すぎるしなぁ。

　　「殻都市の夢」　　　鬼頭 莫宏　　（１１月刊）【漫画】
　ろり〜な感じは相変わらずなのですが、ＳＦ的な設定と断片的な話の短編集なので、それほど気にならないですね。それに意外と愛のある話が多かったりする、というか、どの話も根底には愛があるのかな。まぁ、この作者なので、ほのぼのした感じにはなっていませんが、それなりに。

　　「ARIA　８」 　　天野 こずえ　　（新刊）【漫画】
　アニメもどうやら好評だったようで、第二期も決定ですか。こういうほのぼの癒し系は今の時代にちょうど良いのかもしれませんね。でもアリスちゃんに恋愛フラグが立ったようなのが気になるんですけど。まさかそんな所とくっつくとは…。これでちょうど３組のカップリングが出来た訳ですね。それでも今までどおり付かず離れずの微妙な感じでいて欲しいなぁ。それにやっぱり灯里ちゃんにはアリシアさんがいるしね！(笑)。

　　「Kiyoshirou伝奇ファイル２ 暗闇祭奇談」
　　　 　　和田 慎二／細雪 純　　（１２月刊）【漫画】
　えーっと、もちろん原作者の名前だけで買ってます(笑)。でもこのシリーズは良い意味で和田慎二らしさが見えないので、どちらかというと単体で楽しんでいる感じ。特にコズチちゃんとか奈々絵とか可愛い女の子がいっぱいで嬉しいな〜（変態か）。むしろメイン二人はどうでも良いので奈々絵＆コズチをたくさん出してください(笑)。

　　「ピアノの森　１〜１１」 　　　一色 まこと　（１１巻１２月刊）【漫画】
　モニ誌で連載を読んでいたのですが、すごく面白くて。最初から読んでいなかったので揃えてみました。一気に読んでもやっぱり面白いです。ストーリー的には先が読めちゃう部分もあるけど、『お約束』でも表現が上手いので、つい引きこまれてしまいます。先が気になるんですよ。でも大きくなってからはカイらしさが、あんまり見えない気がするので、もっと弾けて欲しいな。

　　「少女忍法帖」 　　　明智 抄　　（新刊）【漫画】
　やっぱり独特だわ、この人。特に表題作の設定とか台詞回しとか限りなくコメディに近いんですけど、登場人物たちはあくまでも真剣で。だからこそ笑える、いや笑っちゃいけない、みたいな変な感覚に陥ります(笑)。それを楽しむマンガでもあるのかも。表題作以外は割と普通なホラーでしたが。えみちゃんが怖かった…。

　　「ロシア幽霊軍艦事件」　　　島田 荘司　　【小説】
　一応御手洗モノではありますが、あんまりそんな感じしないですね。歴史がメインだからかもしれないけど。でもダイナミックな謎解きはさすがです。石岡くんと御手洗さんのやりとりを見ているだけで幸せです。特に石岡くんが御手洗さんの老後を心配する辺り、もうたまりませんよ。思わず笑ったね。

　　「龍の花わずらい　１」 　　草川 為　　（新刊）【漫画】
　可愛いラブコメって感じ？ファンタジーっぽい設定ではありますが、それほど異世界の雰囲気はないですね。タイプの違う二人の男性の間で揺れる乙女心みたいな設定はやっぱり女の子の夢なんだろうね(笑)。でも花が咲くのは大変だなぁ。自分の心が丸見えってことだもんね〜。

　　「魔人探偵脳噛ネウロ　４」 　　松井 優征　　（新刊）【漫画】
　ネウロのおねだりポーズが炸裂。可愛すぎるよ〜。しかもこのマンガで旅情ミステリみたいな展開になるとはびっくりだ。しかも意外と違和感ナシ(笑)。今回は笹塚さんの過去が判明して、ますます好きになりました。それに刑事三人組の微妙な関係がツボです。特に筑紫さんが後輩だというのが素敵。ところで筑紫は「尽くし」が由来なのでしょうか(笑)。

　　「揺らぐ世界の調律師　１」 　　津守 時生　（11月刊）【小説】
　このシリーズって人間関係とか親子関係のドロドロを描いていくんですかね？なんかあんまり読んでいて気分が良くないなぁ。それに香縁のビジュアルと口調が合わないし。やまねあやのさんの絵がイメージに合ってないよなぁ、きれいだけど…、と思っていたら、蘭導の登場で考えが変わりました。見事です。この蘭導はやまねさんじゃなきゃ描けません。目の保養だ。ストーリー的にはまだ微妙。

　　「Ｔhe MANZAI　１」 　　あさの あつこ　（１２月刊）【小説】
　えーっと、これは狙っているのでしょうか。それとも無意識なんでしょうか。どちらにしてもホモくせーことは確か(苦笑)。男二人でロミジュリとかキスとかしてんなよ、と一応ツッコンでおきます。でも面白かったんですけどね。「バッテリー」 ほどグワーッと来るものはないです。軽く楽しめる感じ。

　　「クラッシュ・ブレイズ　　パンドラの檻」
　　　 　茅田 砂胡　　（11月刊）【小説】
　ちょっと読後感が良くなかったかなぁ。確かにケリーの禁忌に触れてしまったんだろうけど、それで皆殺しにして良いってもんじゃないと思うよ。正義の味方でいて欲しいとは言いませんが、あれじゃどう見てもケリーたちの方が極悪人だ。彼らの身勝手な都合と思い込みで、これからも暴走されちゃうのかな。納得できませんでした。