読書日記

　今月はかなり小説も読んでいます。ちょっと体調が悪かったので、横になって本を読むくらいしか出来なかったんですけどね(苦笑)。まだ感想は書いていないけど読んでいるものもあるし。
　　Ｎｏ．１は

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　 です。これは良かったなー。世界観とか雰囲気とかとにかく好きです。このシリーズはちゃんと読んでいきたいですね。無事に完結した「いばらの王」もオススメですよ。「夏目友人帳」も緑川さんは相変わらず良いです。

　　「社長DEジャンケン隊 　1」 　 現代 洋子 　（新刊）【漫画】
　ジャンケン隊が帰って来ましたよ。今回は相手を「社長」に限るという設定ですが、それ以外は変わっていません。額は少なくなっていますが。というのも、社長さんは皆さん多忙、現代さんは子育て中と言う訳で、ランチメニューで手っ取り早く済ませてしまっているからです。高額自腹がないと寂しいですが、ノリは同じですよ。でも相手がみんな高収入なので現代さんが自腹になるとあまりに可哀想。せめて皆さんこれを買ってあげてねー(笑)。

　　「魔法使いの娘　３」 　 　那須 雪絵 　（新刊）【漫画】
　うわー、今回ほど無山パパさんが素敵に見えたことはありませんね。術をかけている時の妖艶さと、そうじゃない時の不器用な可愛らしさと、どちらもすごく魅力的です。たまりませんー。そりゃあ初音ちゃんも放っておけないよね、こんな人(笑)。もちろん無畏さんも素敵なんですけど。

　　「愛とお金」 　　立野 真琴 　（新刊）【漫画】
　女の子が一人に男三人。さぞやモテモテだろうと思いきや、そんな話にはならず。そして出てくるのはゲイだったりオタクだったり。相変わらず色気ないなぁ。それでいて男同士はみんなアヤシゲなんですからね(笑)。サギ師の二人も怪しいったら。妖精の話が短いけど一番好きかな。

　　「20世紀少年　２０」 　　浦沢 直樹 　（新刊）【漫画】
　あー、話が進んでいるのかいないのか。やたらと緊迫感はあるんだけど、いつまで経っても謎が解決して行くような気配が感じられないんだよね。ひたすらずーっと謎が謎を呼び、混乱して行くようで。スカッと解決してくれるんだろうな。もうとにかく頼みますよ。少しずつ伏線を解消してよ。これ以上謎を増やさないでー。

　　「花というよりもキス」 　　猫田 リコ 　（新刊）【漫画】
　あー、これは好きです。私はこの人のちょっと変な雰囲気のＢＬが好きなんだけど、最近はその「変」な度合いが少なくて、普通の話になってしまっていたので、残念に思っていたのでした。でも今回はちゃんと変です！（誉めてますよ）。設定も色々おかしいし、ツッコミ所は満載ですが、そこが好き。雰囲気で読んでます。

　　「ピルグリム・イェーガー　５」 　冲方 丁／伊藤 真美　（新刊）【漫画】
　約一年ぶりくらいかな。これはもう本当にたまにしか出ないので、毎回前の本も読み返さないと忘れちゃってますよ。しかもまだ銀貨は砕けないし…。いや必ず砕けると決まった訳ではないんだけど、きっと砕けるよ。とすると、あの人かそれともあの人か。ザビエルくんではないことは確かだ(笑)。今回の彼はあまりに可憐だったので、あれ？女の子だったっけ？と思ったよ。

　　「ばら色の人生　１」 　　 　高野 宮子 　（新刊）【漫画】
　ほんわか可愛い話でした。もしかしたら、この先ラブコメっぽくなっていくのでしょうか。このまま中途半端（笑）でいて欲しいなぁ。神坂くんがあまりにも可哀想で、それが笑えます。だからこそ、間違っても恵ちゃんを彼女にしちゃイカンと思うのよ。もっと不幸になっちゃうじゃないですか。

　　「いばらの王　６」 　 　岩原 裕二 　（新刊）（完結）【漫画】
　あー、終わってしまいました。これは最初から最後まで計算しつくされて、この分量で終わらせようとしていた感じなので、無理に引き伸ばされなくて良かった…かも。マルコが笑うとあまりにも良い人っぽく、しかも意外なほど美形でびっくりしたよ。とにかく完結お疲れ様です。もう一度最初から一気に読みたいな。そうしないと分からない部分も多いと思うので。

　　「バッテリー　２」 　　あさの あつこ／柚庭 千影 　（新刊）【漫画】
　今回はもう、豪と巧がロミオとジュリエットみたいでしたよ。親に反対されて、付き合っちゃいけないって言われるの。夜に二人でこっそりと家を抜け出したりしてるしねー。あ、そういえば年齢的にもそんな感じか。運命の出会いなんですよ。お互いに掛け替えのない存在になっちゃっているのに、周囲は分かってくれないんですよ。ううー、切ないわ。

　　「八犬伝─東方八犬異聞　１」 　　あべ 美幸 　（新刊）【漫画】
　信乃は見るからに男の子なのに女の子として扱われていて、でもやっぱり男でした。ってなんだそりゃ。意味分からん。普通に女装させとけよ。そもそも何で八犬伝？今回はこれっぽっちも引っ掛かりませんでした。心に訴えて来るものがないのよ。もう「ＷＨＩＺ ＫＩＤ」のあべ美幸は戻ってこないのか…。

　　「豪放ライラック　３」　 　桑田 乃梨子 　（新刊）【漫画】
　桑田さんのマンガはどれも大好きなのですが、どうしてもこれだけはピンと来ないというか、笑えないというか。多分、私がりらちゃんに感情移入出来ないし、同情も出来ないからだろうな。いっそ王子くんとのラブコメっぽくなってくれた方がまだマシかもしれないんだけど…。新作が嬉しくて思わず買ってしまい、そしてがっくり。その繰り返しなんだなぁ、このマンガは。

　　「妖精標本　１」 　由貴 香織里 　（新刊）【漫画】
　最初の方は面白かったんだけどなー。途中から設定がコナンくんみたいになっちゃたり、色々おかしくなりましたよ。ヒロイン（？）の鈴ちゃんもそれほど魅力的に見えないんだよね。イアンくんがそんなに頑張るほどのことか？妖しげなキャラのカイトさんがもっと出て来てくれたら、面白くなりそうだけど。

　　「しゃにむにGO　２１」 　羅川 真里茂 　（新刊）【漫画】
　ひなこは駿とくっつけば良いんじゃない？その方が幸せになれると思うよ。そして延っちはルイルイとくっついてくれ。そう思っているのは私だけじゃない筈だ(笑)。氷河くんはものすごく可愛くて良いねぇ。尚田弟と仲良くするんだぞ。それにしても黒白ペアの扱いがぞんざいじゃない？二人の話をもっと読ませろ。試合もあっという間に勝っているし。あー、でも高科くんとの対戦がありそうですよね。それに期待。

　　「黒迷宮-白い獏-」 　 神谷 悠 　（新刊）【漫画】
　あーあ。京ちゃんの花嫁決定。絶対にそうなるだろうと思ってましたけどね。それにこういう話はあんまり好きじゃないんです。子供が傷ついたりするのは。まー、今回は裏の一平を見せるために仕方がなかったんだろうけど。ちょっとつらいよ。そして何よりも結城＆アキラの話が無かったのが残念。アレが楽しみなのに。

　　「スキップビート　１１」 　仲村 佳樹 　（新刊）【漫画】
　うわー、今回は蓮さんが弱ってますよ。こういう人が弱っているのはツボだよねぇ。以前にローリーに言われたのが伏線になってますね。このことで自分の気持ちを突き詰めていって、キョーコちゃんへの想いに気付くと良いけど。あー、もうこのままキョーコは蓮と結ばれちゃえよ〜。それともまだキョーコは尚が好きなのかな。尚もまだ未練があるっぽいよね…。

　　「からくりサーカス　３９」 　 　藤田 和日郎 　（新刊）【漫画】
　子供たちと人形との結びつきとか、人形が変わって行く所とか、やっぱりこういうのを描かせたら最高に上手いなぁと思いますね。気になるのはエレオノールとナルミの方なんだけど、話として面白いのは勝の方なんだよね。特に今回のラストなんて、どうよ？ヒキが見事！もう天才的！

　　「Q.E.D-証明終了-　２２」 　　加藤 元浩 　（新刊）【漫画】
　前半がちょっとミステリっぽくないオチだったので、消化不良ぎみでしたが、後半はスケールが大きくて面白かったです。ただ気になるのは、こういう時って、みんな何語をしゃべっているんだ、と思いますよね。燈馬くんは語学も堪能だろうから、別に良いんだけど、問題は水原さんだ。彼女はどうなってんだ。あー、気になる。

　　「あひるの空　９」 　日向 武史 　（新刊）【漫画】
　今回は千秋が弱ってますね。こういうのも良いです。彼は天才肌だから、あんまり苦労してないっぽいし。もっと努力しろ、練習しろ、そんなところで(笑)。こうなったら次は百春くんの話ですよね！？ね？期待してますよ。茂吉もすごく可愛くて好きなんだけど、やっぱり百春くん。彼の見せ場を作ってくださいよー。

　　「妖精国の騎士　５１」 　中山 星香 　（新刊）【漫画】
　話は進んでいるんですよね…？何かもう盛り上がりとかクライマックスとか、そんなのどうでも良くなってきたよ。とにかく終わってくれよ、と思いますよ。それにローラントが死なないのは分かってるから。いくらピンチになっても心配しませんから。そしてとにかくシェンドラ姫は可愛いし、良い子だよね。ホント好きだな。

　　「クロサギ　７」 　 黒 丸／夏原 武 　（新刊）【漫画】
　なんかどんどんサギの内容が小規模になっている気がしないでもないですね。いよいよネタ切れか？でもその分、話が身近なので、自分も気をつけなきゃ、と思うんだけど。実際、どれも引っ掛かってもおかしくないもの。だからたまにはこんな話ばかりでも良いですが、やっぱりスケールの大きなサギもまた読みたいです。

　　「文鳥様と私　７」 　　　今 市子 　（新刊）【漫画】
　これがワンパターンにならないのは、やっぱり鳥の話だからですね。寿命も短いし、卵もたくさん産まれるし。メインになる鳥の話が次々に変わっていくので飽きないんだなー。あ、それと愛もあるか。ナイゾウはいかにも愛されているという感じがしますもんね。気の毒なのは「ささめ」とか十姉妹とか影が薄いよね…(苦笑)。

　　「空色勾玉」 　　　荻原 規子 　（新刊）【小説】
　ずっと良いという評判は聞いていて気になっていたのですが、ハードカバーだったのでためらっていました。新書版になったので挑戦してみたら、やっぱり面白かったです。帯に二人の恋愛がメインみたいに書かれているのは、ちょっと違うんじゃない？と思ったけど。引き込まれて一気に最後まで読んでしまいました。ただラストがちょっとバタバタしたかな。前半がだらけた割には。それがちょっと惜しい、というくらい。

　　「運命の姉妹　女魔術師ポルガラ　１」
　　　 デイヴィッド＆リー・エディングス 　（新刊）【小説】
　ベルガラスと同じ話を描くんじゃ退屈しちゃうかな、と思ったら、やっぱり面白かったです。お母さんのこととか、ベルガラスの知らないことも多かったんですね。個人的にはカミオンとの話が好きだなぁ。まさか彼がブランドだとは。なるほど！ちょっと感動したよ(笑)。この先は子育ての話がメインになって行くのかな？

　　「グイン・サーガ　１０４　湖畔のマリニア」
　　　　栗本 薫　（新刊）【小説】
　「彼女」については、絶対に死んでいないと思っていたので、驚かなかったですが、子供がいたことにはちょっとびっくりでしたよ。こうなると次世代の話も読んでみたいですね。ドリアン王子もすごく気になるし。それよりも今回はマリウスが最悪ですよ。何だ、あのエロ魔人は。イヤー、もう殴りたい。あれじゃタヴィアが気の毒です。さっさと離婚しちゃえば良いんだ。

　　「三千世界の鴉を殺し　１１」　　 津守 時生　（新刊）【小説】
　え？これって採寸したのと同じ日の話？いったい一日の出来事に何冊掛かってるんだよ。しかも大して重要じゃないエピソードだしな。物語の核心となりそうなポイントもいくつか出てきましたけど。とりあえずＯ２が意外なほど良いお父さんだったことにびっくりですよ。フリーダとＯ２が出てくると、さすがのルシファも食われちゃいますね。存在感で。いっそ番外編にしたらどうか。

　　「魔軍襲来 ―アルスラーン戦記　１１」
　　 　　　田中 芳樹 　（新刊）【小説】
　あまりにも久しぶりなので、覚えているかな、と思いつつ読みましたが、どうにか楽しめました(笑)。イラストが変わってちょっと違和感あったけど。ナルサスやダリューンのやりとりが懐かしくも微笑ましかったし。ストーリー的にもこれから盛り上がるぞ、というのが感じられるので、とにかく続きをどんどん出してもらいたいものです。

　　「ジグ＋ザグ １」 　　　星野 和夏子 　（新刊）【漫画】
　これってＢＬじゃないの？と言いたくなるほど、みんないちゃいちゃしているんですけど(笑)。とにかく一意くんが可愛いです。みんなに愛されているなあという感じ。ほのぼのした雰囲気が良いですねー。でも涼平くんの趣味はあまりにも変だと思うんだけど。つまりはファンシー好きだってことなんですかね。

　　「ぼのぼの　２７」 　 　いがらし みきお　　（新刊）【漫画】
　ぼのぼのたちの何気ない日常を描いた巻もあれば、今回のように特殊イベントばかりが集まる巻もあって面白いですね。空飛んだり、地面に潜ったり、川を流れたり、いろんなことが起こります。空飛ぶ話が一番好きかなー。新キャラも多かったですね。コレッキオくんとかアッビアくんとか名前があんまり「ぼのぼの」っぽくないけど…。

　　「夏目友人帳　１」 　　 　緑川 ゆき　　（新刊）【漫画】
　あー、もう。帯に「必ず泣ける」みたいなことが書いてあるから、逆に身構えちゃって、あんまり泣けませんでしたよ。がっくり。先入観なしで読みたかったな…。でももちろんいつものように、すごく良い話が一杯で、読んでいて幸せだったことは確かです。奪って行くのではなく、返して行く話というのが、らしいですね。 個人的には田沼くんが好きです。

　　「お伽もよう綾にしき　１」 　 　ひかわ きょうこ　　（新刊）【漫画】
　時代物って珍しくない？でも楽しく読めました。この話はすずと「ととさま」の恋愛物になるんでしょうか。帯を見るとそんな感じなんだけど、中身はそうでもないよ。アヤシゲな「おじゃる様」なんかも出てきちゃってるしね。むしろすずが能力を伸ばしてあやかし退治の話になる方が良いなぁ(笑)。

　　「GO AHEAD　２」 　　 　樋口 大介　　（新刊）【漫画】
　おー、手作りのリンクもできたし、アイスホッケー部も本格的に始動ですね。今までチラッとしか出てこなかった麻倉さんも、これからはメインキャラとなりそうだし、樋口先生の大人キャラは大好きなので楽しみ〜。そして他校のキャラも出てきて、ますます試合も楽しみになってきました。果たしてどこまでやれるのか。

　　「BLEACH　１９」 　　 　久保 帯人 　　（新刊）【漫画】
　表紙が一護ですが、他に居なかったのか？でもあのポエムは誰のことですかね。何となく白哉兄さまみたいだけど。本編も白哉兄さまとの戦いがメインだし。でもあの御方の思考回路とか行動原理は良く分かりません。いったい何がやりたいんだ…。下々の人間には理解出来ないってことなんでしょうか。そして問題の場面は次巻かなぁ。ああもう、コミックスで見るのが怖い…。

　　「銀魂　９」　 　　　空知 英秋 　　（新刊）【漫画】
　少年誌で当たり前のようにキャバクラ話がやれるのは、この漫画くらいだよな。それでもＯＫな雰囲気が成立しちゃってるもんね。もちろんそういう雰囲気を作り上げてきたことこそがスゴイんだけど。定春の正体にびっくりさせられたけど。それでいて意外にも、毎回ちゃんと魅力的な女性キャラを出してくるんですよね。不思議と。巫女姉妹とか。

　　「悪性-アクサガ-　１」　 　菅野 文 　　（８月刊）【漫画】
　妖しげな美形の悪役（？）というのは良いですねー。目の保養としても。第一話がすごく印象的だったので、ずっとそういう話なのかと思ったら、あんまりそうじゃなかった…でもハッカ医師は良い感じですよ。男前の「大佐」についても気になりますし。とりあえずしばらくは二人の旅を見守って行こうかな。

　　「王座の血脈　魔術師ベルガラス　３」
　　　 デイヴィッド＆リー・エディングス 　（８月刊）【小説】
　２巻がつなぎの巻だったので、今回は一気に盛り上がって楽しめました。やっぱりトラクとか戦いとか出てこないと、ちょっと退屈しちゃいますね。それにいよいよガリオンの登場ですし。ファルドー農園…懐かしい響き。表紙絵のガリオンがあまりにも可愛いのでびっくりしましたが(笑)。ちょうどここからベルガリアードに続くので、また読みたくなっちゃいますね。…読まないけど（キリがないから）。

　　「泥に咲く花」 　　 庭 りか／さちみ りほ 　　（８月刊）【漫画】
　本当に現代物？と言いたくなるような絵柄ですけれど(苦笑)、なかなか面白かったですよ。さちみんの「真珠夫人」が好きだった人なら大丈夫でしょう。原作付きではありますが、さちみ節みたいなものは全く変わっていませんし。私としては水野くんと結ばれなくても良かったんだけどな(笑)。