8月 30日
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「オルファクトグラム
上下」 井上 夢人 【小説】
これは発想の勝利だなぁ、と思います。全然ミステリじゃないですけどね。強いて言うならSFかな。全然想像も付かない世界の話を、まるで実体験のようにリアリティを持たせるのは素晴らしいです。嗅覚の話でありながら、実はものすごく視覚の話でもあるんですね。ビジュアル的。でも基本は恋愛話なので、切なく叙情的な雰囲気もただよっております。良くも悪くも「井上夢人」全開なので、好きな人は好きでしょう。
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8月 29日
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「楽園まであともうちょっと 3」
今 市子 (新刊)(完結)【漫画】
今回、珍しい雰囲気の表紙。構図も色使いも。ちょっとびっくりしました。これで完結なんですね。なんか寂しい気もしますが、さっさとくっつけよ!という気もしていたので、ちょうど良いんでしょう(笑)。浅田さんは他にもっといい人がいるんじゃないか、とか言ったらダメかな。個人的には猿並さんの行く末がすごく気になります。まぁアレも幸せの一つだね(苦笑)。
「金魚屋古書店 2」
芳崎 せいむ (新刊)【漫画】
このマンガを読むたびに、私はあんまり古典や定番を読んでいないんだよなぁ、と思い出します。でも買って読むのは大変なので、億劫になっちゃうんだよね。ところで「小恋」私もずっと読んでいました。今でも続いているんですね。びっくり。チッチはいつまで高校生(だよね?)なんだろう。こんなに続けるだけでスゴイことです。
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8月 28日
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「かわいいや」 竹本 泉 (新刊)【漫画】
これ、最初の方を読んだことがあってびっくり。連載時に読んでいたのでした。何年前だよ…。えーっと、とにかく気色悪いよ。和田先生に私も同感だ。クモは駄目。タコは平気だけど。でもタコのコスプレ(着ぐるみ?)は笑った。あれは可愛い…ような気がする(苦笑)。あ、でもスーちゃんもちょっと可愛いか。そして、足がいっぱいよりは手がいっぱいの方が大丈夫、というのが分かりました(だから何)。
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8月 27日
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「よつばと 4」
あずま きよひこ (新刊)【漫画】
あはは。ジャンボって可愛いなぁ。毎回可愛くて楽しい話でほのぼのさせてもらっているんだけど、今回はもうジャンボが最高。とーちゃんと一緒にバカすぎるよ。大人になりきれない大人だよ。失恋すらもギャグにされてしまう風香が可哀想。でも笑ったよ、ゴメン。つくつくぼーしの正体にびっくりでした。まさかそんな。でもよつばちゃんのスカート姿はむちゃくちゃ可愛いよね。
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8月 26日
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「コーセルテルの竜術士物語
2」 石動 あゆま (新刊)【漫画】
相変わらずキャラが多いのに、まだ増やすか、という感じ。いや今までにも画面の中には出ていて、今回クローズアップされただけかもしれないけど(苦笑)。でも暗竜についての記述が新たに出てきたので、それがちょっと気になるかなぁ。何か過去にスゴイことがあったみたいですからね。この先、本編に出てくるかどうか分からないけど(笑)。
「風光る 18」 渡辺 多恵子 (新刊)【漫画】
あー、もう。まだグダグダと恋愛モノをやっているんですね。これじゃ新選組である必要が全然ないよな。確かにこの時期はあんまり動きは無いんだけど、伊東のこととか平助のこととか、もっと深く掘り下げる部分はあると思うんだよね。ラブコメに片寄りすぎているのが残念。この後、油小路とかどうするのか不安でたまらないよ。
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8月 25日
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「グイン・サーガ 103 ヤーンの朝」
栗本 薫 (新刊)【小説】
最近、すっかり文句言ってばかりでしたが、今回は良かったです。私の愛するヴァレリウスがメインだったから、というだけではなく、壮大な魔法対決という意外な展開で、もうびっくりどっきり。ハラハラドキドキでしたよ。そしてヴァレがなんか前向きになってくれたのが嬉しいな。頑張って名のある魔術師になってね。ついでに表紙に格好良く描いてもらって良かったよね、ヴァレ。
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8月 24日
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「失踪日記」
吾妻 ひでお 【漫画】
本当に実話なのか…。内容もすごいんだけど、こんなことがあっても、これだけの絵が描けるのってすごいです。しかも最近の絵の方が完成度高くなってるし。普通はブランクあったら絵も変わるし、描けなくなるもんだけどね。それだけ元から完成されていたってことなんだろうな。そしてこれほどの物が描けるのに、どうしてあんたはそんなことやってんだ、と突っ込みたくなること多数ですよ。漫画描こうよ…。
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8月 23日
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「ジパング 20」
かわぐち かいじ (新刊)【漫画】
ストーリーもかなり盛り上がってきていて、原爆の行方も気になるんですけど、それより個々のキャラクターのエピソードが盛りだくさんで、何から書いて良いやら。えーっとまずはカラーのラギ。見所は無理して非情なふりをしている愛らしさですね。そして梅津さんについては…何も言えません。ラストにはジパには珍しい鬼畜攻め様の立石さん初登場。目つきがエロいです(笑)。
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8月 22日
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「アラクレ 1」
藤原 規代 (新刊)【漫画】
えーっとヒロインは普通の家庭で育った筈じゃなかったっけ? いきなり豹変してヤクザ言葉を使うのはかなり違和感があります。でもそれ以外は面白かったし、好きですよ。というか、私がこういうの好みだからなんだよね。姫とか従者とか主従関係とかその間での恋とか。だから笑って許せますけども。そうじゃなかったらどうかなぁ。深く考えるなってことですかね。
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8月 21日
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「学園アリス 8」 樋口 橘 (新刊)【漫画】
シリアス話はようやく終了ですね。いつも思うんだけど、蜜柑ちゃんは自分のアリスを有効活用してないよなぁ。自分ではうまく出来ないのが蜜柑ちゃんらしいとも言えるけどね。そんなんでこの先、大丈夫なのか。お母さんのことはまたいずれ出てくるんだろうとして、ナル先生が気になりますね。アリス学園をどうしたいのか。蜜柑たちはどうなっていくのか。…うーん、そんなシリアス展開よりも能天気なコメディが読みたいけど、仕方がないか。
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8月 20日
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「殺し屋さん 1」
タマちく (新刊)【漫画】
「にざ」さんが原作なのでちょっとブラックでシュールな笑いが面白いです。相変わらずイイ味出してます。作画もきれいだしね。ちょっと下ネタもあるけど、その時の殺し屋さんのキャラがすごく可愛いので、これは良し。個人的には殺し屋を追う渋い刑事さんがツボです。どうして毎日のように会っているのに気付かないんだよ(笑)。
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8月 19日
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「ハチミツとクローバー 8」
羽海野 チカ (新刊)【漫画】
限定版あったの知らなかった…(泣)。真山と山田さんの関係に一応の決着がついたような。というよりも、山田さんは可愛くてスタイルも良くて性格も良いんだから、もっと良い男がいくらでも見つかるよ。でも野宮さんはダメ。…と思っていたんだけど、今回でちょっと見直したりして。思うつぼ?(苦笑)。はぐちゃんの方は森田さんがのんびり恋愛なんてしている余裕はなさそうだし、竹本くんは優しいから踏み込んでこないし…無理だな。そして一番幸せになって欲しいのは修ちゃんです。原田さんに囚われすぎだよ、あんた。
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8月 18日
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「あひるの空 8」
日向 武史 (新刊)【漫画】
うわあ、また新キャラ。いやメンバー補強のためにはどんどん出てきて欲しいんだけど。新しい人が増えるたびに百春くんの出番が少なくなるのは悲しい…。しかも今回の新キャラ茂吉も…うまい所を突いて来るんだよね。美形だしさ。性格とか体形とかもういろいろ狙っているんじゃないかと思うけど、まんまとヤラレました。こいつも可愛いです(笑)。この調子でいくと、クズ高バスケ部は美形揃いになりそうですよ。
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8月 17日
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「キルト 1」 高橋 美由紀 (新刊)【漫画】
まだプロローグという感じ。おそらく何かが起こっているんだろうけど、それが表面に現れてきていません。だってタイトルは「キルト」なのに、ほとんどその友達のリュウの話だもんな。もちろん二人とも重要なんだろうし、二人が友人同士だというのも、この先の展開のカギになっていくんでしょうけれど。謎の一族のことも気になりますね。つまりはまだ謎ばかりなんだよ…。
「薬師アルジャン 2」 山下 友美 (新刊)【漫画】
懲りない弟子志願のソーダくん。可愛くて一生懸命なので、つい応援してやりたくなりますね。姫の存在はもちろんだけど、こういう子がいつもそばにいてあげることが、きっとアルジャンには必要なんだと思うよ。なんせ身近に人を置いた生活なんてしてこなかっただろうからね(誰も近寄らない)。そして姫もアルジャンといっぱいキスして耐性を付ければ良いよ。毒にも強くなって一石二鳥だ。
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8月 16日
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「新マジシャン 4」 高階 良子 (新刊)【漫画】
昌吾の変装術にも、いつも無理があるなぁと思っているのですが、そこは深く追求しないとしても(笑)、マジックドールの正体は無理がありすぎるよ。というか、絶対に無理だよ…。由貴は本当に素直でお人好しで、きっとずいぶんだまされたり利用されたりしてきたんだろうけど、それでも人を信じ続けるのは…猫だったからなんですね。なるほど(笑)。
「すわんと天使 2」 津寺 里可子 (新刊)(完結)【漫画】
あら?何となく中途半端な終わり方…というか、慌ててまとめた感じ。あんまり人気がなかったのかな。美形はいっぱい出てくるし、天使も素敵だし、私は好きだったんだけど。結局、槐と蓮のことはうやむやになっちゃいましたね。もうちょっと槐さんが前面に出てくることになるのかな、と期待していただけに残念。他の天使さんももっと見たかったな。
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8月 14日
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「終戦のローレライ 全4巻」
福井晴敏 【小説】
私は「亡国のイージス」が大好きで、何度も読み返したし、バイブルだと思っているのですが、それでもこちらを読んでいなかったのは、ただ単に分量が多いからです(爆)。この辺の時代背景が苦手だというのもありますが。で、実際に読んでみたら、やっぱり面白かったんですけど(笑)。リアリティを追求しているようで、ローレライとかフリッツとか在り得ない設定を盛り込んでくるのがいかにも福井流という感じ。それがダメという人もいるかもしれないけど、私は楽しめましたよ。
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8月 13日
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「魔術師の娘 魔術師ベルガラス 2」
デイヴィッド&リー・エディングス (新刊)【小説】
分厚いし、文字も小さいですが、テンポが良いので、すぐに読めちゃいます。でも今回は話の盛り上がりに欠けるので、ちょっと退屈だったかな。ポルガラの存在でかなり救われた部分はありますね。とはいえ、これで下地が出来たので、次の巻が楽しみです。いよいよ光の子が!
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8月 12日
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「月館の殺人 上」
綾辻 行人/佐々木 倫子 (新刊)【漫画】
面白かったー。というよりも、笑ったよ。ミステリなのに、こんなに可笑しくて良いのかな、と思いますけど、それが佐々木倫子マジック(笑)。それだけにちゃんと(?)殺人事件が起こるとちょっと違和感がありますが、ラストにびっくりな場面も用意されていて、続きが楽しみですね。『館』も出てきたし(笑)。でもテツって本当にあんな感じなの?
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8月 11日
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「少年怪奇シリーズ3 仔鹿狩り」
なるしま ゆり (新刊)【漫画】
怪奇と言いつつも、それほど怖くなかったです。あまりにも手白沢さんのキャラが特殊で変なので、怖さよりもそっちが気になっちゃってね(笑)。でもストーリーは「近似死」が一番好きですよ。面白かったし。二人の掛け合い漫才も楽しめました。タイトルも絶妙で良いですよね。
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8月 10日
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「HERO・HELL 英雄と悪漢」 立野 真琴 (新刊)【漫画】
あはは。特撮ヒーローBLですか。同人ではいくらでもありますけど、オリジナルBLとしては珍しいかも。面白かったです。ま、私はこの人の作品なら大好きになっちゃうし、面白く読めるので、点数甘いかも(笑)。でもアイドル系美形とワイルド系美形の二人が頑張る特撮モノ、ありそうですよね。…というか、あるよ(爆)。ところで考えてみると、BLと普通の少女漫画を両立させているのってスゴイ。しかも同じペンネームでね。
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8月 9日
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「ブラック・ベルベット─緑を継ぐ者と海へ還る少女」
須賀 しのぶ (新刊)【小説】
今回は表紙とサブタイトルでかなりネタバレ。ちょっとつらい話でした。割と能天気なコメディっぽいシリーズだと思っていたので、この展開はどうかなぁ。この先どれだけシリアスな話になるのかと心配になっちゃいます。キリもすっかり影が薄くなり、本当にヒロインなのか?
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8月 5日
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「月夜烏草紙 5」
及川 七生 (新刊)【漫画】
おや?すっかり千鶴と紫紅が出来上がりそうな雰囲気ではありませんか。でも種族の違いとかどうとかより、私としては敬さんと上手くいって欲しいので、そちらを応援させていただきます(笑)。年下だし、まだ子供だけど、絶対にいい男になりますから。すでに今でも十分、男前だけどね。
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8月 4日
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「BLEACH 18」
久保 帯人 (新刊)【漫画】
表紙は砕蜂ちゃん。エロい服(笑)。今回は一護がむちゃくちゃ強くてカッコ良くて、さすが主人公という感じの登場でしたが、砕蜂ちゃんと夜一お姉様の百合百合しさに、全て吹っ飛んじゃいました。うはー、夜一さん素敵です。というか、こういう二人の関係ってすごくツボなんですよ。ライバルのようで気になる存在、まるで一護と雨竜のようではないですか。あぁ〜、好き好き。
「銀魂 8」
空知 英秋 (新刊)【漫画】
もう8巻!?最初は大丈夫か?と思っていましたが、どうやら落ち着いた感じですね。いやすでにジャンプの代表作品となりつつあるよ。だって、こんなにオッサンばかり出てくる少年漫画って他にないしね(笑)。ギャグも時々こんなネタで子供に分かるのか?みたいなことあるけど、この作品はこれで良いんだよね。
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8月 3日
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「ブリリアントBLUE 2」 依田 沙江美 (7月刊)【漫画】
もうすっかり二人でイチャイチャしているだけになってしまいましたが、ご近所にバレバレなのはしんどいだろうね。でも七海が都会暮らしなんて出来るとも思えないので、二人でのんびり田舎暮らしをしたら良いと思いますよ。どうやらみんな応援してくれているみたいたいだしね(笑)。
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8月 2日
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「間抜けには向かない職業」 雁 須磨子 (7月刊)【漫画】
BLじゃなかった…(泣)。この人の作風は好きなんですが、どうやらBLじゃないとダメみたいですね。これもピンと来ないというか、もうちょっとなんだけどなぁという感じ。
あまりにも主人公が間抜けすぎて(タイトルどおり…)可哀想すぎるからかも。絵は気にしないことにしていますが(笑)。
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8月 1日
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「不死鳥のタマゴ 1」
紫堂 恭子 (新刊)【漫画】
いきなり能天気なコメディでびっくりしましたが、考えてみれば今までにもこんなキャラたくさんいましたね。デシダシとか兵隊さんとか。前作がかなりシリアスだったので、今回はこのくらいの明るく楽しい話が良いかも。それにもちろんしっかりとしたファンタジーだし、美形のオンパレードで目の保養だし(笑)。
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