読書日記

私が読んだ本の感想など。マンガ・小説、いろいろです。
ネタバレもあるかも。
(BLについては、ほぼ「横縞」行きです。そちらもよろしくね)

 ◆6月の日記

 今月は新刊チェックで終わってしまいました…。新しい物をほとんど読んでいないのが残念。小説はそこそこ読んでますけども。
  No.1
トランスルーセント 1巻―彼女は半透明 (1)

岡本 一広
メディアファクトリー (2005/06)

売り上げランキング: 20,294

 です。新しいものをほとんど読んでいないので、そもそも選択の余地はないんですが(苦笑)、これは良いです。すごく良かったです。もう本当にオススメです。
(新刊)は今月発売のものです。
 6月 30日

   「てけてけマイハート 4」  竹本 泉 (新刊)【漫画】
 これ、割と普通のラブコメだよな。4コマ誌に連載されているだけあって、不思議からは遠いです。でもとりあえずのぞみちゃんは可愛いしー。すごく可愛いしー。ほのぼのしているのも楽しいです。きっと吉田くんみたいなダンナさんだったら、みんな欲しいだろうなぁ。のぞみちゃんみたいな奥さんは…えーっとえーっと(苦笑)。

 6月 29日

  「グイン・サーガ 102 火の山」  栗本 薫 (新刊)【小説】
 月刊グインサーガ。そのせいか、どうにも中身が薄いです。半分くらいはイシュトの悪夢描写ですが、それに何の意味があるのか。読んでいて気分が悪くなるだけだよ。前半はホントつらかった…。ただでさえイシュトのパートは読みづらいのに。ついでにグイン側も話が進んだかといったら、全然進んでないしね。つまり全体的に進んでないということだ。どうなってんだ…。

 6月 28日

   「トランスルーセント ―彼女は半透明  1」  岡本 一宏 (新刊)【漫画】
   (メディアファクトリー/MFコミックス)
 パッと見で買ってしまったのですが、良かったです。ほのぼの可愛い小さな恋の物語という感じ。意外なほどに見た目よりもずっと地味で古くさくて、だからこそ味わいがあって、素直に感動できました。泣けます。もうこの「透明病」という設定勝ちですね。このネタだけですごくたくさんの話が出来ると思うし、これからも期待したい所です。萌え〜を求めて読んでしまうと、ちょっとがっかりかも?真面目に読んでね。

 6月 27日

  「WILD ADAPTER 4」  峰倉 かずや (新刊)【漫画】
 何だかなぁ。いや分かってはいるんだけど、BLじゃないってことはね(笑)。でもいつまで経っても微妙な感じで、読んでいて焦れちゃうんですよ。昔はその微妙な所を楽しめたんだけど…。結局ずっと同じだからですかね?飽きちゃうというか。あるいは私が歳を取ったのでついていけなくなっているとか…(爆)。

   「ファサード 12」   篠原 烏童 (新刊)【漫画】
 新章です。今回は「一人」という新たな試みで面白いです。そのせいで心細いからかファサードが妙に可愛くて、お姫さまって感じ。フランと一緒にいても平気だけど、カイルと一緒だと何故かドキドキ(笑)。実際、フランとファサードは似すぎていて、恋人というよりも姉妹って感じなんだよなー。ストーリー的にも面白くて続きが楽しみ。

 6月 26日

  「デミアン症候群 4」  沖 麻実也 (新刊)【漫画】
 なんかもう、読んでいてつらいんですけど…。愛とか恋とかそんなのが感じられないから見ていて痛々しいんですよ。こういう話は苦手です。絵はきれいで好きなんですけどね。というよりも、絵が好きだから、どうにか読んでいけるという感じ(苦笑)。次の巻で少しは救われるのかなー。

   「子供の言い分 2」 菅野 彰/二宮 悦巳(新刊)【漫画】
 勇太と真弓の話が決着。どうなるかと思ったけど、どうにかなりましたね。この二人ってどちらも頭に血が上っちゃう所があるから、まだまだ落ち着きそうにはないけどね。年齢のせいもあると思うけど。私としては秀と大河の関係がちょっと進んだようなのが嬉しいです。やはり大人組が好き。バースの話も可愛かったです。

 6月 25日

   「AMAKUSA1637 10」  赤石 路代 (新刊)【漫画】
 いよいよクライマックスに差しかかって来ましたが、ここにきて歴史問題じゃなく恋愛面で問題になってくる…というのが、さすが少女漫画(笑)。でもおつうさんはきっと何かやらかすよね。いや、何もない訳がない。やっぱり一番怖いのは女か…(爆)。そして忠直様、本当に亡くなってしまったのでしょうか。どこかで生きていそうなんだよな〜。

  「VIDEO J 3」   赤石 路代 (新刊)【漫画】
 なんかバタバタと解決しました。うーん、ちょっと慌しい感じがします。ちゃんと終わっているのは確かなんだけどね。物足りなさもあります。いきなりたくさんの人が亡くなってしまったりするのも何だかなぁ…。カノンの話が余計だったのかもしれないですね。ああ、でも一気にまとめて読めば印象が変わるかも。

 6月 24日

   「蟲師 6」   漆原 友紀  (新刊)【漫画】
 やっていることはいつも同じ気がするんだけど、蟲のアイディアが面白いので、毎回新鮮な感じがします。今回も貝の話とか、手の話とかちょっと変わっていて良かったな。表紙やそれに書かれている言葉も素敵で、とにかくうっとりします。毎日じゃないんだけど、時々無性に会いたくなる、そんな人みたいに。別に毎週会わなくても良いの。だからアニメ化には反対派。

   「無限の住人 18」   沙村 広明 (新刊)【漫画】
 やられたー。まだこんな引き出しありましたか。女の子メインになるとここまで印象違いますか。ずっと万次さんのつらい話が続いていたので、笑えるし爽快感はあるし、最高だよ!最初に百琳さんのエピソードでガン!と殴られ、凛ちゃんの強さに惚れ惚れし、瞳阿の弾けっぷりに笑わされて、もう十分です。と思ったら…、出ました怖畔。とにかくスゲエ。私は初めて天津を尊敬したよ。こんなの従えてるなんて偉大です。というか、逸刀流ってどうなってんだ。何でもアリか。

 6月 23日

   「さくらの境 1」    竹本 泉 (新刊)【漫画】
 いや、やってることは前作と同じですから(笑)。 女の子同士がイチャイチャしたりキスしたりキスしたりキスしたり。でも全然えっちい感じじゃないのもいつもどおり(笑)。猫が意味もなくいっぱい出てくるのもいつもどおりか。あ、でもニ子ちゃんのキャラはちょっと雰囲気違うかな。甘えている姿が、すごく可愛いです。

   「ジパング 19」   かわぐち かいじ (新刊)【漫画】
 ラギ、ラギだよー。嬉しい〜〜。スミマセン、他にもたくさん書きたいことはあるのですが、もう全て吹っ飛んでしまいました。ラストにこれだもんな。どんどん可愛くなって人間らしくなる如月さんがたまりませんわ。「でしょ」って何だ。そんな言葉遣いする人じゃなかったでしょ(笑)。次の巻もラギ祭なので楽しみです。

 6月 22日

   「花の名前」    斎藤 けん (新刊)【漫画】
   (白泉社/花とゆめコミックス)
 表紙を見るとイマドキの絵柄かな、と思ったのですが、中身は意外と古くさい印象。でも繊細で優しいストーリーにとても似合っているので、好感度大ですよ。着物で無口で不器用な作家…というアナクロな設定の京さんも良いですね。これ、続きはないのかな?きれいに終わっているので、これだけでも問題ないですが、もっと読みたいので。

  「鬼哭」   河惣 益巳  (5月刊)【漫画】
 新選組、しかも土方歳三モノだとは思わず、すぐに読む気になれなくて放置しちゃいました(苦笑)。この手のミーハー作品には食傷気味。案の定、前半はダイジェストみたいな話でこれっぽっちも面白くなかったですが、後半はオリジナル色が強かったから、それなりに良かったです。どうせならその人らしい物を読みたいもんね。

 6月 21日

  「G・DEFEND 26」   森本 秀 (新刊)【漫画】
 とりあえずカラー絵のセンスが最悪なので、あんまり凝ったことしない方が…(苦笑)。シリアス展開だったので、それなりに緊迫感はありましたが、ラジコン飛行機が落ちてくるくらいじゃ、パッとしないよな。もうちょっとどうにかならなかったなぁ。それに人数が多くて見分けがつきません。まぁ篠井さんは印象的ですが。問題は次回だよな…。あのシリーズ好きなだけに変なことしないで欲しいというのが本音。

 6月 20日

   「School Rumble 9」   小林 尽 (新刊)【漫画】
 唐突に始まったサバゲ編はよく分からないうちに終了。何だったんだ…。結局両方やることになってるしさ。個人的には髪を両側でしばるネタと、どんどん壊れていく奈良くんの行方と、最強の茶道部カフェがツボでした。そして一番笑えたのは巻末の相関図だったりする…(笑)。よくまとめたよな。そしてこれだけ人数がいても、ちゃんと身分けがつくのがスゴイです。

 6月 19日

   「しゃにむにGO 20」   羅川 真里茂  (新刊)【漫画】
 三年生が卒業しちゃって、新入生かぁ…と思っていたのですが、結構良いよ(笑)。氷河くんがイイ味出してんのよ。尚田弟くんも可愛いしね。よく次々に出してくるよなぁ。さすがです。黒白ペアの話ももっと読みたいな。ナディアや駿の話はどうでもイイので(苦笑)。だって今回ルイルイこれっぽっちも出てないんだよ。がっかりだよ。

   「スキップ・ビート! 10」   仲村 佳樹 (新刊)【漫画】
 本格的に演劇マンガになって来ました(笑)。しかもキョーコちゃんのためにあるとしか思えない素晴らしい役も手に入れて、この先が楽しみですね。監督もああ見えて、意外とやってくれそうな雰囲気だし、期待しちゃいますよ。だから問題は実は蓮なんじゃないの?ちゃんと恋する役が出来るの?ここで一気にキョーコとの恋愛が盛り上がる!なんて展開だと面白いけど。

 6月 18日

   「Q.E.D-証明終了- 21」   加藤 元浩  (新刊)【漫画】
 ちょっとトリックもストーリーも小粒な印象ですね。というよりも館の見取り図まで入れて、殺人2件、密室の謎まで盛り込んで、コミックス半分で収めるのがスゴイです。もっと引き伸ばして良いんですよ?やたらと大げさな場面をバーンと入れたり、意味のない入浴シーンを入れたりしても(笑)。そういうことが出来ない真面目さが好きなんですけどね。火サス刑事も良かったよ。

   「あひるの空 7」   日向 武史  (新刊)【漫画】
 今回、百春がメインで嬉しかったー。百春クン好き。それにずいぶん上手くなってるよな。相手がベストメンバーじゃないとしても、これだけ良い勝負が出来れば。この成長度合いはスゴイと思います。しかもまだ伸びしろ残ってるしね。欠点のなさそうなトビにもスタミナ不足という課題、百春のシュート、千秋の不器用。いろいろやることあるよ、頑張って。

 6月 17日

   「天の神話 地の永遠」  赤石 路代  (新刊)【漫画】
 いきなり別の出版社で出していた話の続編ってどういうことだ、と思いましたが、この設定なら読み切りでもOKだもんな。これだけではこすもの心臓移植の話とか、先代の話とかあんまり分からないけど、とりあえず普通の退魔モノとしては成立しますね。それに巫女さんだし従者だし。いろいろ萌えもあって嬉しい限り(笑)。

   「妖精国の騎士 50」   中山 星香  (新刊)【漫画】
 とうとう50巻。ようやくグラーンの本陣まで辿り付きましたが、まだ倒すのは先みたいだし、倒したとしても闇の神々との戦いもあるだろうし、先は長そうですな。うーむ。それにいくらローラントが危険な目に遭っても死なないって分かってるから。その後、国を興すの知ってるからね。そういう所で裏切ることは絶対にしない作者なので、安心して見られるけど、その分つまらないんだよね(苦笑)。

 6月 16日

   「浪漫狩り 4」   岩崎 陽子  (新刊)【漫画】
 かつての隼人お兄さんの話が切なかったなぁ。篠原さん、明らかに人が変わっちゃってるよ。大切な人を亡くしてすっかり壊れちゃってるよ。あーあ。でも私も那珂川弟くんは軍人には向いていないと思います。新聞記者で良いと思います。ついでに羽佐間さんはやっぱり冒険家が合っていると思います。遺跡の話もまだこれからだしね。

   「9番目のムサシ 17」  高橋 美由紀  (新刊)【漫画】
 ヒーローの話が面白かったです。ちょっと雰囲気が違っていて楽しめました。普通に次がどうなるのかハラハラしちゃったよ。バスジャックの話はある意味いつもと同じだからな。ラストもまぁそうだろうな、と思ったし。さすがに17巻ともなれば、そうそうだまされませんって。だから慎悟の話は良いね。続きが楽しみ。

 6月 14日

   「6ステイン」   福井晴敏   【小説】
 市ヶ谷シリーズとでも言うべき同じ職種の方々の話ですね。イージス好きさんなら楽しめる作品かなと思いますが、正直言ってイージスを未読の方にはオススメしないです。ネタバレしちゃってるからね。個人的にはいろいろ分かって嬉しかったし、あの人の話もあって悶絶しちゃいました。すっごい可愛いよ〜〜〜。たまらんわ。

 6月 13日

   「夢路行全集 19〜21」    夢路 行 (新刊)【漫画】
 今回は割と普通のラブストーリーばかりでした。ほのぼの可愛いので好きですが、やっぱりちょっと不思議な話の方がイイなぁ。あきらちゃんが可愛いです。こういう女の子を表紙絵にするのって、ある意味でスゴイよね。ところで21巻の最初でやっと結ばれた二人が、次の話ではあっさり別れているのにびっくり。そりゃないよ。かなりショックでした…。

 6月 12日

   「フラワー・オブ・ライフ 2」  よしなが ふみ  (新刊)【漫画】
 うわー、真島が化けたよ。頭は悪いけど台詞は覚えられるんだな。マンガ原作だからか。でもまだどっちに転ぶか微妙な所だ。どうやら生身の女には興味ないみたいだし、まさかシゲってことはないよなぁ…。新キャラの武田さんもなかなか良いキャラで、この先が楽しみです。そして今回は春太郎のお姉さんの描写がスゴかった…。ラストでガツンとかまされたね。こういうのを描けるのがさすがです。

 6月 11日

  「マレー鉄道の謎」    有栖川 有栖  (新刊)【小説】
 日記にはグダグダ書いちゃいましたが、火村&アリスシリーズとしては二人のほのぼの旅行記という感じで楽しめば良いかな、と思います(笑)。ミステリとしてはイマイチですけれど。せめてタイトルの「マレー鉄道」をもっと出せなかったのか。ほとんど関係ないもんね。トリックに関係あるとかさ。なんか欲しかったよね。

 6月 10日

  「エンジェルハート 15」   北条 司  (新刊)【漫画】
 依頼人が美女なのはいつものことですが、妙にリョウと恋愛モードになるのは、何故なんだろう。今まではこんなにホイホイ「結婚」なんて言葉は出て来なかったよね?それともアシャンをあくまでも「娘」としてのポジションに置いておくための予防線なのかな。あ、でも芳玉はちょっと違う雰囲気ですけども。

 6月 9日

  「アウトニア王国拾遺録2 でたまか
   天壌無窮編」   鷹見 一幸 (5月刊)【小説】

 えーっと、いきなり番外編。話の時間軸が前後しているので、訳が分からなくなりました(苦笑)。それに本編がクライマックスなのに、こんなの出されてもなぁ。確かに本編が終わっちゃうと出しにくい…というのも分かりますけども。「ブルーリボン」が面白かったな。マイドが主役だし。いかにもでたまかっぽくて。

 6月 6日

   「遙かなる時空の中で 10」   水野 十子  (新刊)【漫画】
 今回は泰明さんメインですね。彼は好きなので嬉しいな。「うつほ」の彼が、自分の中から生まれてくる物を知って戸惑っているのが可愛かったです。この無垢な所が魅力的なんだよね。永泉さんもそんな所がありますが、やっぱり泰明さんの方が不器用さの度合いが上で、良いですね。あかねちゃんとうまく行って欲しいけど、このマンガってそもそも誰かと結ばれるのか?あかねちゃんは。

 6月 5日

   「デーモン聖典 6」   樹 なつみ  (新刊)【漫画】
 あれ?今回は面白かったなぁ(笑)。一時荒れていた絵もきれいになったしね。それだけ余裕が出来たということなのかも。あ、もしかしてOZが出たから?(そちらの描き下ろしや直しで忙しかったせいかも)。あれを読むと、本当に同じ人が描いたのかと思うくらい、こちらはとっ散らかっていましたが、だいぶマシになってきました。この調子で頑張って。

 6月 4日

   「GO AHEAD 1」   樋口 大介  (新刊)【漫画】
 「ホイッスル!」が連載終了後、ほとんど見かけなかったので、また連載が始まってくれて嬉しいです。とはいえ、いきなり「クマ」だの「イノシシ」だの出てくるホッケー漫画ってどうよ?(苦笑)。大丈夫かなぁ…とかなり不安でしたが、後半からぐっと良くなったね。そして巻末書き下ろし。ほとんどの人にはピンと来ないネタでしょうが(笑)、私は嬉しかったよ〜〜。

 6月 3日

   「BLEACH 17」   久保 帯人 (新刊)【漫画】
 表紙は夜一さん。色っぽーい。以上(こら)。だってもう密度が濃すぎて。あれもこれもあって、どれを書いて良いやら分からないんだもん。白哉兄さま、恋次、一護、剣ちゃん、要さん、狛村さん、戦っている人だけでこれだけ(いやもっと)いるし、もちろん戦ってない人もいるし。場面はあっちこっち移るし。大変ですよ。もうとにかく大変(笑)。とりあえず白哉兄さまは何があっても美しいです。

 6月 1日

  「テレキネシス 山手テレビキネマ室 1」
      芳崎 せいむ  (5月刊)【漫画】

 まー、『金魚屋』の映画版ですね。やっていることが同じなので、それほど目新しい感じがしないのと、私自身があまり映画に興味ない(漫画ほどには)ので、わーこれこれ、とか分かるなぁとか、そういう感じじゃなかったです。ふーんというくらいで。もちろん映画を好きな方ならもっと楽しめると思いますけども。そろそろオリジナルも読みたいなー、とか思ったり。

 

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