読書日記

私が読んだ本の感想など。マンガ・小説、いろいろです。
ネタバレもあるかも。
(BLについては、ほぼ「横縞」行きです。そちらもよろしくね)

 ◆5月の日記

 今月は新しい物をほとんど読んでいないのですが、新刊が多かったし、小説も読んだので仕方がない所かな(苦笑)。
  No.1
カンパネルラはふりむかない

星野 架名
白泉社 (2005/04/28)

売り上げランキング: 10,542

 です。悩みましたけども。「100巻」達成したグインにしようかとも思いましたが、あれはまだまだ通過点だから(笑)。今回はこちらにしました。久しぶりの新作はものすごく嬉しいです。ずっと好きだった人なので。
(新刊)は今月発売のものです。
 5月 31日

  「あの山越えて 6」   夢路 行  (新刊)【漫画】
 えーっと、この話の時間の進み方は現実と同じペースなのかな?もうすっかり君子さんもこの生活に慣れたから、特に問題も起こらなくて、周囲の出来事がメインって感じですね。まりなちゃんもあっという間に大人になって…、自分の歳を感じるよ(苦笑)。百合子さんがなかなか美味しいキャラでこの先が楽しみです。まさかまりなちゃんと、どうこうなるってことは…ないよね?(笑)。

 5月 30日

  「犬ぐらし」   遠藤 淑子  (新刊)【漫画】
 あはは、笑った笑った。犬好きの人はもちろん、犬を飼っている人はうなずける所が多いかと。ページ数少なめだけど、ちょっと割高だけど、装丁も可愛いし、とにかくゲラゲラ笑えるし。ファンなら買って損はないかと思いますですよ。うちの犬もたいがい言うこと聞かないが、ナナっちは最強だ。すごいよ、ナナっち(笑)。

 5月 29日

  「あなたがいれば 7」  吉村 明美  (新刊)【漫画】
 三船と上手く行けば、それで問題ないと思うんだけどねー。どうもそう簡単じゃないみたいですね。でも三船は中也とイチャついている場合じゃないと思うが。ところで6人で全部なんだっけ?もうそろそろ終わりだなぁ。このくらいのペースがちょうど良い気もしますね。勢いがあってさ。ダラダラ長すぎてもイマイチ。

  「7SEEDS 6」  田村 由美  (新刊)【漫画】
 うーわー、青紫のぐじゅぐじゅ。こういうのが一番怖いね。いやです、生理的になんか、もうダメ。嵐と花が会えそうで良かったね。私はこの二人みたいな完璧カップルには興味ないので、どっちでも良いや(笑)。ナツと蝉丸がくっつけば良いと思います。この二人は大好きだ。新巻も好き。そして今更ですが気付きました。夏のAチームがまだ出てきてないんですね!忘れてたよ。

 5月 28日

  「新カルラ舞う 17」   永久保 貴一  (新刊)【漫画】
 途中で出雲の話が入ったから、番外編の話とか設定を忘れちゃいましたよ。やるなら一気にやってくれれば良いのに。というか、もうこれだけやっていれば良いよ(笑)。これで十分面白いから。ところでいつになったら晴明の右目に傷がつくんだ。傷がないと剣持さんっぽくないからさー。むしろリアル剣持さんの方が気になるよ。いっそのこの人主役で実話シリーズやれば?(笑)。

  「諸葛孔明 時の地平線 10」  諏訪 緑  (新刊)【漫画】
 馬超がね、もうホント大好きなんですよ。これを読む前から好きでしたが、このマンガの馬超もすごく良くて、スキスキ〜。士元のことは哀しいけれど覚悟もしていましたし、大丈夫。問題は馬謖です。今まで全然思い入れが無かったけど、このマンガの馬謖はすごく好きなのよ。孔明が肩入れするのも分かるのよ。ああ、もう、どうにかなりませんか?(苦笑)。

 5月 27日

  「グイン・サーガ 100 豹頭王の試練」
        栗本 薫 (4月刊)【小説】

 祝、100巻!私は50巻くらいからリアルタイムで付いてきたので、それほどでもないけど、ずっと読んできた人は感無量だろうな。これできれいに終わってくれたら、もっと良かったんだけど。どの程度まで予定通りに進んでいるのか(あるいは行き当たりばったりなのか)分かりませんが、とにかく完結まで頑張って欲しいものです。色々と文句を言ったりしましたが、ここまで来るのはそれだけですごいことですよね。

  「グイン・サーガ 101 北の豹、南の鷹」
        栗本 薫 (新刊)【小説】

 とはいえ、やっぱり話は遅々として進まず。せっかくの100巻突破後もずっとイシュトとマリウスの弁護に終始してしまうしね。ああ、でもヴァレリウスがマリウスのことを見直すのはちょっと泣けた。やっぱりヴァレは誰か仕える人がいないとダメなのね、とことん従者タイプなのね、と思って(笑)。スカールの登場はびっくりしましたが、これは考えてみたら予想範囲でしたね。いきなりイシュトが出てきた時ほど唐突じゃないよ。

  「グイン・サーガ・ハンドブック 3」
        監修・栗本 薫 (新刊)【小説】

 表紙イラストとかインタビューとか用語辞典とか100巻お祝いコメントとか、そんなもんですね。書き下ろし短編は良い話ではありましたが、可もなく不可もないという感じです。せめてもうちょっと主要キャラの話には出来なかったのか…(苦笑)。個人的にはこのシリーズの挿絵がいつか小林智美さんになるんじゃないかと待っていたので、小林さんの美しいイシュトが見られて良かったな。

 5月 26日

  「ハツカネズミの時間」  冬目 景  (新刊)【漫画】
 隔離されて育てられる天才児…というありがちなネタですが、すごい緊迫感と圧迫感があるのがさすが。それぞれのキャラも地味ながら、ちゃんと立ってるしね。桐子がやってきて、これで話が一気に進むかと思いきや、そうならない所が逆にハラハラさせてくれます。裏がありそうな素敵キャラの梛も気になりますしね。

 5月 25日

  「いばらの王 5」  岩原 裕二  (新刊)【漫画】
 ああー、キャサリン…(泣)。でもこれはこれでOKな展開ですけども。問題はゼウスだよ。何だこれ。こいつがもしかしてラスボスだったら、ちょっと泣く。こんなヘボなキャラじゃ嫌だよ。がっくりだよ。アリスに意外なオチが付いちゃって、ちょっと可哀想キャラになっちゃったから余計にな。とはいえ、ほぼ核心に迫ってきた感じですね。完結したら一気に読みたいぞ。

 5月 24日

  「ハチミツとクローバー 0 
    Official fan book」    羽海野 チカ  (新刊)【漫画】

 すごい可愛い本でした。ゲームとかインタビューとか色々盛りだくさんで、まさにファンブックという感じです。『ウミ子の部屋』笑った、笑った。好きな人には楽しめるんじゃないかな。でも今まで読んだことなくて、試しにこれを買ってどんな感じか見てみよう、という本じゃないです。これを買うなら1巻を買った方が良いでしょう。いやもう、とにかく読んでみてくれ!

 5月 23日

  「みらい渾天儀」   天原 ふおん  (新刊)【漫画】
 未来に行く話、といってもSFじゃなくファンタジーなのが、この人らしい所で。いくら400年経っても、絶対にこんな世界にはならないと思うよ(笑)。正直言って、私はヤトがすごく可愛かったので、ミクとヤトが結ばれれば良かったな。おかしくないと思うの。ヤトは十分男前だしね。申し訳ないけど、テュールにはまるで思い入れが湧きませんでした。

 5月 22日

  「困った時には星に聞け 26」
       あべ 美幸  (新刊)(完結)【漫画】

 さっさと終わらせろ、とずっと言ってきましたが、こんなテキトーな終わり方は望んでいないよ…。しかも3年生の部分はすっ飛ばし、最後はいきなり半年経ったり、それでいて二人の関係は中途半端だったり。もー、どうなってんだ。これを読むために私はずっと読み続けてきたのか、と思うと空しくなります。そして次の連載は「八犬伝」デスカ。ああ、これも期待出来ない…。

 5月 21日

  「フルーツバスケット 17」   高屋 奈月  (新刊)【漫画】
 未読の方にご注意です。巻頭にある「人物紹介」は決して最初に読まないように!思いっきり本編のネタバレをしています。しかも物語の核心に触れる重大な事です。どうしてこんなことをしたのか分かりませんが、最悪です…。ついでに作者のオマケイラストに書いてあるコメントも少々ネタバレ…。とにかく最初は余計な所は読むな!ということですね。それにしても、あの人があれって…納得できん。ということは、グレさんの呪いはどうなったんだ?

 5月 20日

  「新暗行御史 11」  尹 仁完/粱 慶一 (新刊)【漫画】
 過去話。スゴイ話ではあったんだけど、文秀はいったい何と戦っていたんだ…?なんかいきなり異世界に飛んできちゃったような感じですよ。まるで「BASTARD!」かと思ったよ。訳が分からないよー。でもすげえカッコイイけどね、文秀。過去の阿志泰は意外な感じでしたが、やっぱり何か裏がありそう。そして同時収録の島本先生のマンガが可笑しかった。私もそう思うよ。『死んだ人は死んだ人!』名言だ…(うっとり)。

 5月 19日

  「ワイルドライフ 12」   藤崎 秀人  (新刊)【漫画】
 ずっと病院内の話なので、ちょっと息が詰まる感じ。今まではタイトルどおりワイルドだったからねぇ。意外と陵刀先生との絡みも少ないしな。面白いことは面白いんだけど、萌えません(苦笑)。あ、それに考えてみたら動物が全然出てこないじゃない。ゴリラは出てきたけど、そのくらいで。物足りない〜。

  「からくりサーカス 37」  藤田 和日郎  (新刊)【漫画】
 ああ、やっぱりそんな展開に。タバコのあたりで予感はしてましたけどねー。決してお約束を裏切らない、そんなあなたが大好き…(笑)。まんまと泣かされましたし。そして問題はアシハナさんですよ。この人もアブナイ。すごくアブナイ。でも意外とどうにかなりそうな気もする…。大好きなので頑張って欲しいものです。、

 5月 18日

  「青春の賭け」    さちみ りほ  (新刊)【漫画】
 店頭で見かけたら妙に分厚く感じたので、未収録作が載っているのかと期待しましたが、書き下ろしコメントがあるくらいでした。残念。もう一度読み返しても面白かったですけどね。これは、さちみんの最近の作品しか知らないとびっくりするかも。でも帯にちゃんと書いてあるから、間違える人はいないかな(苦笑)。

 5月 17日

  「黄昏の楽園 6」   伊庭 竹緒  (新刊)【漫画】
 普通に考えたら、ウィルがさらわれて、リチャードが必死に助けに行くという展開なんだろうな。そうじゃないのが逆にツボだったりもするんですけどね(笑)。私はリチャードが好きなので、好きな人が弱っているのを見るのは楽しいです(変態か)。珂月の話は見え見えだったので特にコメントも無く。ラストの話が好きかも。

 5月 16日

  「瞳に映るは銀の月〜地上の楽園〜」 北原 文野  (新刊)【漫画】
 何となくこれでPシリーズも一段落という感じですが、そうでもないのかな? もちろん作者はまだまだ描きたいことがあるかもしれませんが、私はこれで完結だと言われても納得出来ます。きれいにまとまりましたし、希望のある終わり方だし。むしろこれ以降の話は必要ないような…。いや続いてくれたら、それはそれで嬉しいけど(笑)。

 5月 15日

  「ぴくぴく仙太郎 26」  布浦 翼  (新刊)【漫画】
 あはは、とうとう大高さんもペットを。まぁ確かにずっと仙太郎たちを見ていたら、飼いたくなるのも無理はないな。でもヒメネちゃんが見るたびに、どんどんオッサン化していくのが笑えます。可愛いけど可愛くないよ…(苦笑)。ウサギに猫に犬にネズミに…どんどん増えるのが可笑しいね。仙太郎のコンビニ袋も笑えました。

 5月 14日

  「のだめカンタービレ 12」 二ノ宮 知子  (新刊)【漫画】
 ああ、なんかすっかり千秋様とのだめがラブラブですよ。でものだめは千秋スキスキ言いながらも、自分が恋人だという自覚はなさそうだが。今は自分のことで精一杯なんだね。もっと弾けて欲しいけど。今回は画家のオッサンが一人で弾けていた印象でした。次回は黒木さんメインかな。楽しみ〜。

 5月 13日

  「死と彼女とぼく ゆかり 5」   川口 まどか  (新刊)【漫画】
 どれも切なく哀しいようで最後は必ず優しい終わり方なので、いつも安心して読めます。でもやっぱり泣かせられちゃうんですけどね。もちろんホラーっぽいシーンもあるんだけど。「夜の空〜」なんてもう、たまらんわ。ノブさんがどう見ても「やさしい悪魔」なのはワザとですよね?(笑)。ゆかりにも優作にも特別な存在の死者がいて、それをお互いに尊重しているのが素敵だと思います。

 5月 9日

  「タカトリキングダムキングス」 南野ましろ (4月刊)【漫画】
 待ちくたびれた…。でも思ったほどでもなかったような。それは私があんまり藍羽が好きじゃないからなんだろうな。オカマキャラは苦手なんです。天然さんは嫌いじゃないんだけどね。難しい所だけど(笑)。桃生さんは大好きです。磁有さんも大好きです。やっぱり私は美人さんが好きみたいです。

 5月 8日

  「ラピスラズリの王冠 2」   川瀬 夏菜 (新刊)(完結)【漫画】
 表紙からしてファンタジーっぽくないですが、中身もやっぱり微妙な感じで、結局終わってしまいました。これならいっそ普通の学園物を書いた方が良いんじゃないの。セーグルにしろジークにしろシトロナ王子にしろ、良いキャラを作り出すことは出来るんだしね。なんかもったいないなぁ、と思うのでした。どうせやるなら、しっかりやろうよ。

 5月 7日

  「ブラックジャックによろしく 11」  佐藤 秀峰  (4月刊)【漫画】
 難しいなぁ…。このマンガって本当に読むたびに考えさせられて、でも結局は軽々しく何か言ったりすることはためらわれるので、うーんうーん、というばかりになっちゃうんですけどね(苦笑)。でもこれを読んだたくさんの人が同じように悩めば、それで良いのかなと思います。

 5月 6日

  「ブラック・ベルベット 1、2」
    須賀 しのぶ (2巻3月刊)【小説】

 この人の書く物は安定しているので、どれでもそれなりに面白いですけど、ものすごく!ってほどでもないな。2巻ですでに強力な個性のキャラが続々出てきちゃって、すっかり主役の影も薄くなっているし。どうかな〜?という感じ。あまり深く考えずに楽しむにはちょうど良いかもしれませんが、期待しすぎるとがっかりかと(笑)。

 5月 5日

  「カンパネルラはふりむかない」  星野 架名 (新刊)【漫画】
   (白泉社/ジェッツコミックス)
 新刊ですよ。新作ですよ。ずっと好きな人だったのですが、最近は見ないなぁと思っていたので、すごく嬉しいです。作風も絵柄も雰囲気も全然変わってないです。それだけで十分。表題作はちょっと哀しく切ない話ですが、月色実験室がすごくツボにハマりました。好きだなぁ。緑野原シリーズの続編もやってくれないかな。

 5月 4日

  「SILVER DIAMOND 5」  杉浦 志保  (4月刊)【漫画】
 好きだなぁ。何だろう、雰囲気とか、皆の結びつきとか、考え方とか、もう何もかもが好きですね。しっくりくるんですね。読んでいて幸せなんです、そんなマンガ。それに意外なほど細かく作られた設定にもちょっとびっくり。こんな風に作りこむ人だとは思わなかったので。羅貫にみんながめろめろになっていくのが楽しい〜。

 5月 3日

  「とりかえ風花伝 3」   柳原 望  (新刊)(完結)【漫画】
 うーん、無理やり完結させたなぁ、という印象。なんじゃこりゃ、打ち切りか?だとしても数回前から分かっているんだろうし、もうちょっとどうにかならなかったのかな。少なくとも信安の話や暗殺騒ぎは要らないのでは。二人の恋愛メインでも良かったよね。私はこのシリーズが好きだったから余計に残念です。あ、それに結局どうして入れ替わるかという話はないのね。そうなのね。

 5月 2日

  「リバース」    杜野 亜季  (新刊)【漫画】
 怪しい人が結局犯人というオチなので、推理物としては微妙なところですが、サスペンスとしてはなかなか緊迫感があって面白いのではないでしょうか。シリーズ物じゃないのも久しぶりだし。個人的には校務員さんがとても好みのタイプでございましたよ。正体が明かされて、ちょっとがっかりしたくらいだ(笑)。

 5月 1日

  「水に棲む花 3」  篠原 千絵  (4月刊)【漫画】
 おお、まだ3巻とは思えないくらい展開が早いぞ。しかも楪ちゃんの正体も明らかになって、ますます面白くなってきました。というよりも、黒龍と白龍の関係がめっちゃツボなんですけど(笑)。なんだよ、立夏とか六花とか関係ないじゃん。つまり全ては運命の二人が巡り会うためだったんだから、二人で出来上がっちゃえば良いのさ。と思うんですけど、そんな結論にはならないよな、絶対…。

 

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