読書日記

私が読んだ本の感想など。マンガ・小説、いろいろです。
ネタバレもあるかも。
(BLについては、ほぼ「横縞」行きです。そちらもよろしくね)

 ◆12月の日記

 今月は年末なので、あんまり新しい作品を読めませんでした。新刊も多かったしね…。実はイージスも先月読んだんです。でもやっぱりNo1はこれ。今月は問答無用でこれです。ハマったわ…。
  No.1
亡国のイージス 上  講談社文庫 ふ 59-2

福井 晴敏
講談社 (2002/07)

売り上げランキング: 754
 です。面白かったです。文句なく。かなり分量がありますが、あっという間に読んでしまいました。そして普通ならこの作者の他の作品も読みたいと思う所ですが、それよりもこれをもう一度読み返したい、それほどに好きです。

(新刊)は今月発売のものです。
 12月 31日

  「銀魂  5」   空知 英秋 (新刊)【漫画】
 うわー表紙、冒険したなぁ。でもこれが許されるマンガなんだよね。そして今回、作品中でも最強の美女登場。ヅラ子さん、むちゃくちゃ美人ですよ。いっそこのままでいてくれ、と願う男性読者もいるであろう…。そして新キャラさっちゃんも可愛いし。意外にも女性率が高いんだな。いやヅラ子さん、女性じゃないから。

  「D.GRAY-man 2」   星野 桂 (新刊)【漫画】
 このシリーズ、連載時に読んでいる時はずいぶん長いような印象でしたが、一巻できれいに収まる長さだったんですね。そういえば次の話もそのくらい?毎回こうやって計算してキリの良い所で終わるというのも面白いかも。やる方は大変でしょうが。ストーリーは特にコメントなし。ララにもグゾルにも大して同情出来ないです。それよりもアレンが傷つくのが可哀想。

 12月 30日

  「コーセルテルの竜術士物語 1」  石動 あゆま (新刊)【漫画】
 シリーズ復活!嬉しいです。少しはキャラクターを整理したか?と思いきや、やっぱりオールスター総出演。でも意外と混乱しないで読めました。が、新規の読者さんはどうですかね。私はこのチマチマわちゃわちゃ感も好きなので、これでも構わないんですけども。カシも出てきてくれたしね。いつものようにカバー下まで楽しめますよ!

 12月 29日

  「アナトミア」    藤 たまき (新刊)【漫画】
 この人はいつも何かを表現しようとする人を描くことが多く(つまりは芸術家)、その苦悩や喜びがストレートに伝わってきます。それはきっと作者自身にもつながるからではないかと。BLではありますが、これだけ精神面をきっちりと描く方はあまり見当たらないので、これからも貫いて欲しいです。ただ痛いだけじゃない、ただ甘いだけじゃないのです。理由のある痛みなのです。だから理解できるし、共感できるのでしょう。

 12月 28日

  「陽だまりのピニュ 1」  こがわ みさき (新刊)【漫画】
 んもー、むちゃくちゃ可愛いです。絵柄はもちろんのこと、話の内容もキャラクターも。ついでに名前がピニュですぜ?…ヤラレタ。帯にあるような恋愛メインというよりも、学生生活がメインかな。あ、でももしかしたら、この先「ハチクロ」みたいになるかも。あれが好きな人なら、きっとこれも好きでしょう。多分、おそらく。

 12月 27日

  「王国の鍵 6」   紫堂 恭子 (新刊)(完結)【漫画】
 最初から最後まで計算されていたストーリーだったんでしょうね。きれいに収まるべき場所に収まったという印象です。ハッピーエンドと言うには、ちょっと失うものが多かったような気もしますが、アーシャの成長物語だと思えば仕方がないのかな。竜の話とか、いろいろサイドストーリーもありそうですが、次回作はどうなんでしょうね。とにかくまたこんな本格ファンタジーなら良いな。

 12月 26日

  「シークレットバリエ」   木々 (新刊)【漫画】
 ええ〜〜!?リドがそんな…。非難ごうごうだと思いますよ。ま、このままで終わりはしないんでしょうけれど。あれ、でもこの設定だとシドと結ばれるという可能性もアリ?…いやそれはどうだろう(苦笑)。ガレット・ノヴァなら私はOKです(笑)。いやだって絶対に幸せにしてくれると思うよ、彼なら。ついでに弱っているアランパパさんが素敵でした。

 12月 25日

  「ぼくらの 2」   鬼頭 莫宏 (新刊)【漫画】
 ち、ちょっと待って。これって章タイトルになった人がどんどん死んでいくってことですか。しかも今回は死を覚悟しているせいか、すごく良い子だし、切ない話ばかりだし、泣きますよ。残りの人数が少なくなっていくにつれて、ますます辛くなるでしょうね。でも一巻で2人が終わっちゃうとすると、かなり展開早いっすよ。あー、どうなるのかな。

 12月 24日

  「金魚屋古書店 1」   芳崎 せいむ (新刊)【漫画】
 金魚屋シリーズの最新刊。やっていることは同じです(笑)。でもこれが良し。マンガが好きで良かったなー、と思わせてくれる作品なんですよね。うなずけるところも多いし、教わることも多いです。フランス語のマンガがあるなんて知らなかったし。藤臣くんはリアルタイムで読んでいたので涙出そうになっちゃいました。ホント、格好良かったよね!

 12月 23日

  「銀のヴァルキュリアス 6」  さちみ りほ (新刊)【漫画】
 ああ、怒濤の急展開の後だけに、ちょっとゆっくり出来るねー、と思っていたら、このマンガがそんなに甘い訳ありませんでした(苦笑)。アリステア女王の話も入っているのに、すっごい展開早いし、ラストはアレだし。助けて〜。毎回続きがこんなに気になるマンガも珍しいわ。ついでにロキとライナスの関係も気になる〜〜(笑)。

  「新カルラ舞う 16」  永久保 貴一 (新刊)【漫画】
 うーん、毎回同じようなことをやっているように思えちゃって…。もちろん登場人物は違うし、呪術のネタも違うんだけどね。扇姉妹が主役だと、どうしても学校がメインになるから似たような感じになっちゃうのかな。剣持さんと半々にしてみたらどうでしょうか。学生がらみじゃないネタも出来るしね。錦織さんや辰王も出しやすいでしょ。

 12月 22日

  「Hold me tight 4」   篠原 烏童 (新刊)(完結)【漫画】
 終わってしまいました。この人の描くものは最後には必ず同じような展開になるというか、同じメッセージですね。壮大でスケールが大きいのは良いんですが、たまには小さな個人レベルのラストも読みたいな。ひたすら美しすぎて、きれいにまとまりすぎて、何となく置いていかれたような気分になっちゃうんだよね…(贅沢かな)。ローリングサンダーに出会えて嬉しかったです。

  「魔法使いの娘 2」  那須 雪絵 (新刊)【漫画】
 パパのライバル登場。黒髪長髪クールな美形。問答無用でノックアウト(笑)。でも若く見えるけど、いい歳なんだろうなぁ。今回は弱っているパパがツボでした。兵吾との関係もイイよなー。当然ながら初音はこのまま跡を継ぐことになっちゃうんでしょうね。能力もあるみたいだし。頑張れー。えっと、パパさんの過去は明らかになるのでしょうか。

 12月 21日

  「解決 浪漫倶楽部」  遠藤 淑子 (新刊)【漫画】
 当たり前のように暴れ牛が出てくる少女マンガ…(笑)。でもそういう場面を見るだけで遠藤節〜♪と思って、幸せになっちゃいますね。占いの女の子の話が好きですが、シリーズにはならないのかな。表題作の方はいつもの女王様キャラで、目新しさはないですね。ま、この人にそんなの求めちゃいませんが(苦笑)。

 12月 20日

  「セント・ニコラスの、ダイヤモンドの靴」
    島田 荘司 (新刊)【小説】

   (講談社ノベルス)
 占星術直後で、石岡くんが元気で、御手洗さんと仲良く暮らしている頃の話、と言われたら、それだけで嬉しくなります。やっぱり御手洗モノは石岡くん視点じゃないと。小品なのでトリックはそれほど大掛かりじゃないですが、クリスマスっぽく可愛くほのぼのした話です。御手洗さんのロリコン&マザコンが炸裂(違)。遊園地に行ったり、クリスマスケーキを食べたりする御手洗さんに会えます。「ボウフラは可愛いな」は名言だよ(笑)。

 12月 19日

  「ガラスの仮面 42」  美内 すずえ (新刊)【漫画】
 緊急発売。びっくりしました。描いていたんですね(笑)。でも思ったほど話は進まず。ちょっと待ってよ、次にいつ出るか分からないのに、こんなペースで大丈夫なの?とにかくさっさと紅天女を進めてくれよと思ってしまいます。桜小路くんはもう良いよ(こら)。そして次が出るのはいつのことやら。

 12月 18日

  「新暗行御史 10」  尹 仁完/粱 慶一 (新刊)【漫画】
 ぎゃー、文秀はどうなっちゃうの。そして山道も。ハラハラして見ていられないですよ。まぁ元述は生きて(?)いるとは思うんだけど。阿志泰が本気を出すと、ここまでとはねぇ。どう見ても文秀に勝ち目はないような気がするのですが、頑張って…。でも太儒が生きているとは思わなかったよ。伏線ですか?

 12月 17日

  「ワイルドライフ 10」  藤崎 聖人 (新刊)【漫画】
 やっぱり陵刀一族って不老不死の薬を飲んだんじゃ(笑)。でもヘアダイやヘアカラーがそんなに有害なものもあるとは知りませんでした。舐めたりする人はいないと思うけど、お気をつけ下さい。ところでいきなり腐った病院の実体を暴く!みたいな展開になっているのですが大丈夫?陵刀先生ならどこに行っても平気だとは思いますけども。

  「からくりサーカス 35」  藤田 和日郎 (新刊)【漫画】
 久しぶりにロッテの凛々しい姿を見られて良かったです。やっぱりそうでなくちゃね。でも敵キャラのバリエーションも尽きてきたかな、という感じがしないでもなく。ま、どうせ倒されるだけだから良いのか。そろそろクライマックスなのでしょうが、えーっとナルミはどこ行った?(苦笑)。

 12月 16日

  「いつでもお天気気分 3」  羅川 真里茂 (新刊)【漫画】
 うわー、ミーコ苦手。こういう子は一番お近づきになりたくないタイプです。もちろんそういう風に描いている訳なんですけども。進之介、間違えなくて良かったね。とはいえ猪又さんもそれほど得意なタイプじゃ…(苦笑)。御堂さんが良いと思います。それ以上に晴彦くんが良いと思います(爆)。ところで猪又さん金髪じゃないよね、優等生だし。どうもあの描き方だと金髪に見えちゃって。

  「しゃにむにGO 19」  羅川 真里茂 (新刊)【漫画】
 あー、内くん先輩とフレディ先輩が卒業…(号泣)。ホントに泣けました。憩いのオアシスだったのにー。あとは黒白コンビしかいないよ、ほのぼの担当は。新入生に期待しますか。でも白ちゃんも先輩になるんだなぁ。信じられないよ、あの顔で(笑)。少しは先輩らしくしっかりするのでしょうか。それじゃ白ちゃんっぽくないけどなぁ。

 12月 14日

  「光の街」  街子 マドカ (新刊)【漫画】
 ジャンルとしてはBLなんですけど、ほのぼの可愛い感じです。初心者さん向けかな。私はこういうのもすごく好き。表題作は受けの美人さんがデカくて、攻めくんが眼鏡のチマチマなのが笑えました。でも性格的には確かにそうなんだよな。反対なのはイメージ湧かないですね。面白い。

 12月 13日

  「死と彼女とぼく ゆかり 4」 川口 まどか (新刊)【漫画】
 優作とゆかりと、どちらがメインの話が好きかといったら断然、優作です。動物と話が出来たり、ゆかりの声を聞いていたりして、色々な要素が多いから面白いのかな。リンコというキャラクターが良かったせいもあるかもしれません。とにかく生きている人間も死んでいる人間も日々の心がけ次第ってことですかね。

 12月 12日

  「西の善き魔女 2」   桃川 春日子 (新刊)【漫画】
 描きなれてきたのか画面が見やすくなった感じがしますね。でもやっぱり微妙にファンタジーっぽくないんだよなぁ、絵柄が。キャラクターの髪型のせいでしょうか。現代物やいっそSFの方が向いているのではないかと思ったり。えーっと、ストーリーとしてはあんまり進んでいないような。頑張れ、二人とも。

 12月 11日

  「壊疑は踊る 1」   えみこ山 (新刊)【漫画】
 兄弟モノって実はあんまり得意じゃないのですが、血がつながっていなければ、まぁOKかな。そもそもそこがあいまいなので『懐疑』な訳ですけども。読んでいる私もどうにもモヤモヤモヤモヤするので、とにかく早く結論が出て欲しいと思うのでした。この人の作品だから、そんなに長くはならないと思うけど。

 12月 10日

  「夢路行全集 10〜12」  夢路 行 (新刊)【漫画】
 いつも安定した面白さです。でもどれを読んでも面白いというのはスゴイよなぁ。畑の主様が再登場。もっとしっかり読めば他にもリンクしているキャラはたくさんいるのかも…。入鹿さんもあちこちに出ているしね。でも私、最後の方までずっとエルカは男性だと思ってました。妹さんが出てこなかったら気付かなかったかも(苦笑)。だって胸ないし…。えーっと恐竜の話も好きです(1−Aもお嬢様も)。

 12月 9日

  「水に棲む花 2」  篠原 千絵 (新刊)【漫画】
 やっぱりゆずるちゃんは裏があるよね(笑)。見た目からしてそういうキャラだもん。絶対にヒロインと恋に落ちるタイプの人じゃないのよ、この作者では。ところで結構展開が早いなぁ、という印象。前作が巻数が多くなったので、こちらは短めにまとめようということなのでしょうか。ま、この先どうなるか分からないですけども。

 12月 8日

  「ES 8」  惣領 冬実 (新刊)(完結)【漫画】
 終わりました。8巻という巻数にしては中身もぎっしり詰まっていたし、描きたかったことは全て描き尽くしたという印象ですね。終わってみればストーリー的にはお約束&ありがちなんですけど、盛り上げ方が上手いので、ずっと息を詰めて読んでいたような気がします。ホントにこの人がここまで描ける人だなんて知らなくてびっくり。次回作も期待します。恋愛メインじゃないと良いなー(苦笑)。

 12月 7日

  「亡国のイージス 上下」   福井 晴敏 【小説】
   (講談社文庫)
 「ジパング」とほぼ同時期に読んだので、イメージがかぶっちゃって。某艦長とか某砲雷長とか、すっかりジパングの顔で出てきちゃいます(苦笑)。でもとにかく面白かったです。かなり分量もありますが、あっという間に読めました。熱い男たちの熱い戦い。二転三転するストーリーに手に汗握るアクションシーン。そしてもちろん、しっかりとしたリアリティもあって娯楽小説としては完成度は高いと思います。ツッコミ所も多々ありますが、面白ければイイのよ、うん(笑)。

 12月 6日

  「BLEACH 15」   久保 帯人 (新刊)【漫画】
 表紙からしてヘタレなイヅルちゃん。そしてめくるとますますヤバいことに。あの手はいったい誰の手?(ギンちゃんだろうなぁ…)。今回口絵も付いていて大サービスですね。ただでさえ書き下ろしがいっぱいあるのに。お疲れ様です。中身はとにかく雨竜に尽きますね。あの片翼天使はどうよ?アンバランスさと、カッコイイようなそうでもないような微妙なセンスが絶妙。「−17」が入ってくれたのも嬉しいです。このタイミングなのがまた上手い。

 12月 5日

  「やさしい悪魔の物語 8」  川口 まどか (新刊)【漫画】
 最近ちょっとマンネリかな、と思っていたのですが、今回はどれもちょっと変わっている話で面白く、涙あり笑いあり感動あり。色々な世界の色々な時代の色々な人々の話が描ける設定が上手く生きていたと思います。特にジェットコースターの話が意外性たっぷりで最高でした。こんなのよく思いつくよ。

 12月 4日

  「妖精国の騎士 49」 中山 星香 (新刊)【漫画】
 エドストレームとの再会。泣いたよ、ホントに。リアルタイムで読んで来ているからね、ようやくここまで来たか、という気持ちです。でも次は50巻…(ひぃ〜)。それでいて状況はほとんど変わらず。頑張ってくださいよ、もう少し。無意味なアップや大ゴマが多すぎるの。なるべく詰めて、展開も早めて。お願いですから。

 12月 3日

  「螺子とランタン」  桂 明日香 (11月刊)【漫画】
 パッと見で買ってしまいました。歳の差カップルとか主従関係とか大好きなんです。もちろんこれもツボ。幼い主人に仕える青年。ふっふっふ、萌える〜。どうせならもうちょっとココが育って恋愛っぽい感じになっても良いかもなぁ。もちろんニデルはココの成長に戸惑いつつも惹かれていく訳ですよ。あー、そんなの読みたい(笑)。

 12月 2日

  「よつばと! 3」  あずま きよひこ (11月刊)【漫画】
 おお、ジャンボさんの職業が判明。あ、でももしかしたら、引越しの時に乗っていたのがジャンボさんの店の車だったり? 意外でしたがエプロン似合ってます。そして新キャラの虎子さんもカッコ良くてイイなぁ。よつばちゃんの花キューピットはむちゃくちゃ可愛いですが、どうしてあんなコスチュームが家に?(笑)。ところで婦警さんはレギュラー化するのでしょうか?

 12月 1日

  「悪霊岩奇談」  和田 慎二/細雪 純 (11月刊)【漫画】
 原作者の名前だけで買ってしまいました(苦笑)。やはり好きなんだなぁ、今でも。でもこれは良くも悪くも和田慎二の匂いがしないです。それだけ作画の方が自分の物にして描いているということなんでしょうね。ネタはありがちですが、ホラー&オカルト好きなら、お約束の展開で楽しめるかと。可愛い女の子も美形も出てきますし。私もコズチちゃん好きです。

 

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