読書日記

　　「キャラメル・ハードボイルド」　 南野 ましろ　（新刊）【漫画】
　うわー、好きだなぁ、桃生さん。こういう天然ボケじゃなくて、自己防衛のために演じているうちにそれが本物になっちゃったのかも？的な人ってツボなのですよ。冴木くんもバカっぽいけど（笑）悪い人じゃなさそうだし、お似合いの二人ですね。まだこの二人の話があるようなので嬉しいな。実際、次のカップリングっぽいキャラが出てきていないもんね（笑）。

　　「チョコレート・キス　３」　 依田 沙江美　（新刊）【漫画】
　幹太が生徒会長。どうもピンと来ない感じ。でもどうにかなっているのがスゴイですね。吹原だって基本的には仕事の邪魔をしているだけなのに（笑）。やはり私は伸哉と怜一郎の方が好き。二人でお互いに支え合って生徒会を運営していくっていうのが良いよね。だから倉田と天野も好きです。特に天野が美味しいキャラだよなぁ。

　　「傀儡 KUGUTSU　１」　　高橋 明　（新刊）【漫画】
　結局買ってるし（笑）。新装版なので、基本的な所は変わっておりませんが、カラーが書き下ろしだったり、オマケマンガが付いていたりします。どうやら中身もかなり直しているようですよ。私は「カーレイヒ」よりも丹宮や電気屋のキャラ設定とか、威センセの長い髪とか（爆）こちらの方が好きなので、続きが読めるのは嬉しいです。頑張って下さいね！今度こそ完結求む。

　　「夢路行全集(4)〜(6)」 夢路 行　（新刊）【漫画】
　うわー、この人魚の話も好きだなぁ。パキとソーマの関係も良いのですが、何といってもアルフレード（仮名）が最高です。ひょうひょうとしながら、どこかずれている雰囲気と、それでいて人間くさいところが魅力的。不遇な割にそう見えない所も。『まんがセミナー』も面白かった。結局はどんな道具でも何を描いても良いってことね（笑）。鳥の話はイマイチかなぁ。森さんが理解できなくてね…。

　　「風光る　１６」　　渡辺 多恵子　（新刊）【漫画】
　うーん、話が全然進まないなぁ。セイちゃんの沖田への思いとか、セイちゃんを思って悶々とする斎藤さんとか、もう見飽きちゃいました。分かってる、分かってるよ！という感じです。こういうほのぼの日常の裏にもやっぱり血なまぐさい新選組がある、というのを同時に見せているのなら、まだ分からないでもないんですが、これを延々とやる意味って何。新選組である必然性を感じられません。しかもまだ続きそうだし。…がっくり。

　　「Flower　７」　　 和田 尚子　（新刊）【漫画】
　今回のことは恋人同士なら当然出てくる問題で、だからこそ葵ちゃんが余計に悩んでしまうのは仕方がない所。とにかく頑張れ、と応援したくなります。竜太は見かけよりもずっとちゃんとしているから、大丈夫でしょう。それにしてもグラビアアイドルといってアグネス・ラムを思い浮かべる世代でありながら、こんなイマドキの高校生の話を古くささを感じさせずに描くのって大変だろうなぁ。…スゴイ。

　　「Tau」　　 橘 皆無 　（新刊）【漫画】
　うわー、びっくり。本当に普通のオーソドックスなラブコメでした(笑）。えーっとそれだけに特にコメントすることもなく…(苦笑）。何となく一昔前の少女マンガって感じかな。お姫様と王子様が結ばれるなんて、ね。こんな話も描けるんだな、この人は。と素直に感心しちゃいました。

　　「ブラックジャックによろしく　９」　　佐藤 秀峰　（新刊）【漫画】
　これを読んでいつも思わされるのは、どんなに特殊な病気のように見えても、決して珍しくもなければ、いつ自分に降りかかってくるか分からないものだ、ということですね。だからこそ変な偏見を持たずに見られればいいのですけれど、なかなかそういう訳にもいかないです。難しい…。それでも難しいテーマばかりを取り上げるこのマンガは偉大だと思います。

　　「ＧＲＥＥＮ　全４巻」　　二ノ宮 友子　【漫画】
　「のだめ」と比べると、ヒロインがまだまともに思えてしまうのは、やっぱりそれだけのだめがムチャクチャだからよね。ワコちゃんだってかなり変よね。これはこれで十分面白かったですけど。最後まで誠さんのキャラが良く分かりませんでした（爆）。個人的にはのぞみくんがおバカで可愛いです。

　　 「四ッ谷渋谷入谷雑司ヶ谷!!　２」　　あとり硅子　（新刊）【漫画】
　あー、まさか２巻が出るとは。幸せです。あれ？でもそういえばこれ以外の新刊出ていないんじゃ…（泣）。ところで、相変わらず四ッ谷くんがめちゃ可愛いです。明らかに普通の人間じゃないし、そもそも人間なのか、という感じですけど。四ッ谷くんなら何をやってもＯＫ♪と思わされちゃうのは、やっぱり美形だから？顔が良いって得だよね（笑）。鶯谷くんも好き。

　　「鋼の錬金術師　８」　　荒川 弘　（新刊）【漫画】
　えーっと、つまりは怪しそうに見えた人がやっぱり悪い人だった、というオチですかね？（笑）。それにシンなんていう設定も出てきちゃって、不安が増大。人気があるだけに強引に変な展開にならないようにして欲しいものです。でもまー、シンの若様は割と好きなキャラですけども。ついでにロイも出番が少ない割に印象的なのが美味しいキャラですよね。

　　「人生は結果オーライ　１」　杜山 加英／上総 かける　（新刊）【漫画】
　キャラやストーリー的にはこんなもんかな、という程度なのですが、台詞回しとか、子供の頃の比呂志とかにグサグサとツボを突かれて唸っていたら、原作が名前は違うけど東宮さんだということで、思わず納得。やっぱり私はこの人の作るものにはヤラレちゃうんだなぁ。続きも期待しちゃいますよ？

　　「G・DEFEND　２３」　　森本 秀　（新刊）【漫画】
　キャラ増えすぎー。しかもマーティがあれってどういうこと。ファンはショックだろうなぁ。もう私には真矢と城とマーティの顔の区別はつかんよ。Ｄｒ.もかろうじて髪型で見分けている感じ（苦笑）。それでも口絵のキャラは半分くらいは分かったよ。半分分かっただけでもスゴイと思う、私。あ、でも次回からシリアスモードになりそうで、ちょっと期待。

　　「いとしのシェリー　１５」　 東宮 千子　（新刊）【漫画】
　次巻で終わりですね。こうしてラブラブになると、いきなり訃報が舞い込んできて、不幸のどん底に…みたいな展開に不安になりますが、このシリーズではそんなことはなさそう。後はツノツノのことをどうにかしてまとめるんだろうな。とにかく良かったね、シェリー。でも今回は広江さんとシンヤの関係がもろにツボ突かれました。私、きっとこの設定だけで長編小説が書けるよ！（書くな）。こちらもどうかお幸せに〜。

　　「異界繁盛記 ひよこや商店　２」　巣田 祐里子　（新刊）【漫画】
　三男登場で、これで全員揃ったのかな。でもさー、キャラが多くて全然覚えられないし、見分けも付かないのは私だけか。二人くらい居なくてもいいんじゃ…？（こら）。少なくとも三笠と皐月はキャラかぶっていると思う。あ、でも壱也兄さんはダメです。外せません。ところで越後屋のメガネ君が気になりますが、再登場あり？

　　「からくりサーカス　３３」　 藤田 和日郎　（新刊）【漫画】
　ああ、そうか。今の話はクライマックスに向けての安息の日々で、最後の穏やかな時間なんだね。だから普通の日常をじっくり描くんだね。…ってそれでも長すぎるわッツ！人形相撲あたりまでで十分だっての。まだこれから菊さんの話もありそうだしなぁ。頼みますから、そろそろ盛り上げてくださいよー。飽きちゃいますぜ？

　　「スキップビート　７」　 仲村 佳樹　（新刊）【漫画】
　あーあ、何となく蓮とキョーコが良い雰囲気になったと思ったら、ショータローの出現ですっかり蓮の影が薄くなったよ…がっくり。ま、でも演技の勉強をしたのが、ここで生きてくるんですね。頑張って欲しいものです。尚だって簡単にはやられないとは思うけど。私は蓮との仲を応援していますが、それでも尚の方がキョーコにはお似合いかも…と思ったり（というよりも二人って似たもの同士なのでは）。

　　「学園アリス　５」　 樋口 橘　（新刊）【漫画】
　今回は能力者であることがあんまり関係ない話ばかりで、ちょっと物足りなかったです。演劇にダンスにテスト…普通じゃん。普通の学校生活じゃん。やはりここはアリスならではの特殊設定を期待してしまうのですが。ペルソナの話が気になるくらいかな。といいつつも、ベアの話はちょっと泣けた。

　　「新カルラ舞う　１５」　 永久保 貴一 　（新刊）【漫画】
　コメディモードが終了。新展開のストーリーは気合いが入ってますね。アクションあり、神秘的な新キャラあり。スケールも大きくなっております。とはいえ何よりもショックだったのは、剣持さんの私服が普通になってしまっていたことですね。あの妙なファッションが好きだったのにー。個人的にツボなのは料理ばかりが上手くなる近江くんです（笑）。剣持さんにいいように使われちゃっているんだな。

　　「ガンズ・ハート　１〜２」　　鷹見 一幸　【小説】
　強大な相手に少年少女が頑張って立ち向かう話、ということで、この作者のお家芸と言った所。私自身は銃にあまり思い入れがないので（どうせなら剣の方が好き）、設定としてはイマイチなんですけどね。ハラハラドキドキ感はあります。気になったのは挿し絵かな。ちょっと可愛らしすぎる気が。「電撃」だから仕方がないのか…。ま、これを読むなら「時空のクロス・ロード」をすすめます（苦笑）。

　　「西の善き魔女　１」　荻原 規子／桃川 春日子　（新刊）【漫画】
　原作を読んでいないのですが、ずっと気になっている作品だったので、とりあえずマンガから読んでみようかな、と。ちょっと絵柄がファンタジーっぽくないというか、可愛すぎちゃうかなと思いましたが、原作の挿し絵を書いている方だということなので、仕方がないのかも。ストーリー的にはまだこれからなので、しばらく見守って行くつもりです。

　　「夜の過客」　　秋乃 茉莉　　（新刊）【漫画】
　　　（Gakken／ピチコミックス）
　吸血鬼モノといっても色々なバリエーションがあるものですねー。なるほど、こういう手があったか、と素直に感心しちゃいました。もちろん絵も耽美だし、ドキドキハラハラ感もあるし、十分に楽しませてもらいました。設定勝ちといった所。主人公の変身前（？）の純情可憐な所が可愛くて好きです。続きはあるのかしら？

　　「辻占売　３」　　池田 さとみ　　（新刊）【漫画】
　気が付いたら出ているシリーズ。年に一回くらいでしょうか。いつまで経ってもやはり閑さんは謎の人ですが、今回はもしかして人ですらないのかも？と思ったり（苦笑）。ちょっと切ないような哀しい話が多かったのは残念ですが、読後感はそんなに悪くはないです。弟クンと閑さんが二人で事件を解決（？）する話も読みたいな。

　　「よいこの心得」　　草凪 みずほ　【漫画】
　初コミックス、といってもやっぱり花ゆめだけあって、質が高いですね。絵はキレイだし、キャラクターの書き分けも上手いし、明るく元気な熱血主人公というのもお約束なところ。その分だけ、どこかで見たようではあります。特筆すべきこともないなぁ、という感じ。面白かったけどね。で、私は当然のように秋葉が好きです。そしてまきへー先生も。ここまで分かりやすいと笑えるな、自分でも（苦笑）。

　　「ラピスラズリの王冠　１」　 川瀬 夏菜　　（新刊）【漫画】
　相変わらずあまりファンタジーっぽくないファンタジーもの。それでもなかなか読ませてしまうのは細部まで魔法の設定はちゃんとしているからかな。でもまた序盤という感じですけれど。ミエルが王宮に乗り込んでいったら面白そうです。そこまでの道のりは険しそうだけどね。例によって、私は従者のジークがツボでした（ワンパターンだよな。、とにかく）。

　　「花の宴」　　六本木 綾　　（新刊）【漫画】
　　　（白泉社／花とゆめコミックス）
　この人の話、初めて読みました。実は『トラブル・ドッグ』をちょっと読んでみたものの、イマイチだったので、手を出していなかったんですよね。でもこれはすごく好き。絵も丁寧でキレイだし、キャラクターの描き方も上手いです。それに心温まる話なのも微笑ましく楽しめて、花の話だから画面が華やかなのもヨシ。ついでに「お兄様」が素敵です（笑）。他の作品も読んでみようかな。

　　「ぼくらの　１」　　鬼頭 莫宏　　（６月刊）【漫画】
　『なるたる』を読んでいるので、もう大抵のことじゃ驚かないぞ、と思っていましたが、やっぱりラスト近くのワクの所とか、コダマの父親の辺りとか、読んでいる手が止まってしまいました。上手いなぁ…。それに１５人もいたら覚えられないよ、と思いきや、意外と見分けつくんだよね。それほどすごい書き分けしているという感じでもないのにな。個人的にはウシロお兄ちゃんが気になります（笑）。

　　「鬼頭莫宏短編集　残暑」　鬼頭 莫宏　（６月刊）【漫画】
　意外でした。どれも心温まるような話ばかりですよ？ちょっと痛い部分もありますが、それでも読後感は悪くありません。こんな話描けるんだ〜。デビュー作とか古い絵もありますけれど、全体的に良いですね、うん。ただこのイメージで『なるたる』を読むとショックが大きそう…。そういえば電柱の話、読んだ記憶があるのはどうしてだろう。連載時に読んだのかな（そうは思えないが）。

　　「ファミリーアワー」　　遠藤 淑子　　（６月刊）【漫画】
　ファミリーものを描かせたらやっぱり上手いなぁ、と思いますね、この人は。ベタベタに甘々にする訳じゃないのに、ちゃんと家族の絆が伝わってくるあたり。ケンカするほど仲がイイという感じでしょうか。ところで、カバーの折り返しのテレビ番組表がすごいなーと思いました。ちゃんとＧコードも書いてあるし…。こういうの書くのって実はかなり大変ですよね。

　　「メデューサの朝　２」　山野 りんりん　（６月刊）（完結）【漫画】
　４コマ誌は入れ替わりが激しいので、あまり長期連載にはならないですが、終わってしまってちょっと寂しい…。私も髪の毛多くてじゃまくさいですけれど、これに比べたらどうってことないなぁ、と思います（笑）。とにかくやよいちゃんが幸せになってくれて良かった良かった。次回作も楽しみにしています。オマケマンガが笑えました〜。

　　「銀魂　２」　　空知 英秋　　（新刊）【漫画】
　これは結構来たかもなぁ。ストーリーとかキャラクター造形とかバックボーンとかはどこかで見たような感じがするのですが、それでもイイ感じになってきたような気がします。もしかしたら長期連載になるかも。台詞にチョコチョコ入っているギャグもちゃんと笑えるしね。言葉の選び方や間が上手いのかな。このままのゆるさで突き進んで欲しいモノです。

　　「DEATH NOTE　２」　大場 つぐみ／小畑 健　（新刊）【漫画】
　面白いよー。これだけたくさん読んでいる中でも１，２を争うくらいに面白いと思うマンガですね。デスノートの設定がこれだけ細かいと矛盾点や見落としもありそうなのに、まだ新しい設定を出すのがスゴイ。破綻しないのかなー。度胸だけでも大したものです。Ｌが美形じゃなくて最初はがっかりしましたが、すごく可愛いのでＯＫ（笑）。難点と言えば展開が早すぎて不安になるくらいかな。も、もうちょっとじっくり落ち着いて…、と思ってしまいます。レイとかナオミとか。もちろんテンポの良さも魅力ですけども。

　　「テニスの王子様　２４」　　許斐 剛　　（新刊）【漫画】
　あはは。もうすっかりテニスじゃなくなってるよね。それは前からそうだったかもしれないけど。ビームとかバズーカーとか…恥ずかしくない？（笑）。ま、これはテニスよりも人間関係とかダブルスペアの絆なんかを鑑賞するマンガだからね。今回も大石・菊丸の過去話が出てきたりして、もうイイよ、分かってるよ、二人の仲はって感じ。ところで仁王・柳生のアレはかなり無理あるよな。強引すぎる…。

　　「セブン」　 天禅 桃子　（新刊）【漫画】
　もうとにかく絵が好きなので、眺めているだけでも幸せな気分に浸れるのですが、今回はちょっと消化不良かな。二組のカップルがどちらも「これから」という所で終わってしまうのでね。その先を想像するのも、それはそれで楽しいことではありますけれど、ナナも三葉ももうちょっと踏み込んで描いて欲しかったなと思うのでした。

　　「ブリリアントBLUE　１」　　依田 沙江美　（新刊）【漫画】
　私は天然のお花ちゃん受けも好きですし、可愛いければ良いと思いますが、それにしても限度があるよ（笑）。七海はあまりにもおバカで、それだけにこういう子はキレイなままでいて欲しいというか、あんなことやそんなことをしちゃいけないのよ！という気分になるんだな。しょうちゃんは真面目で不器用なのでまだ許せるけど。やっぱり何も知らない、いたいけな子供をかどわかすって感じ（苦笑）。

　　「王国の鍵　５」　　紫堂 恭子　（新刊）【漫画】
　かなり盛り上がってきました。もう本当にクライマックスという感じ。次の巻で終わってしまうのでは？というくらいに展開が早いですし、最初から最後まで計画的に描かれていると思います。伏線もきれいに消化されて納得。段々と強くなっていくアーシャ、変貌していくバド。しかも思わせぶりなラストでまだまだ目が離せません。楽しみー。

　　「妖精国の騎士　４８」 　中山 星香　（新刊）【漫画】
　とうとうあの人の正体が明らかに。…ってみんな分かってたよ。ずっとまだかまだかと思ってましたよ。それ以外は特筆すべきことはないですね。これといった変化はないです。相変わらず『何かが起こりそう』な感じをずーっと引きずっていながらも、何も起こらないという状況でぐったり。いったい何巻まで続けるつもりなの〜？