読書日記

私が読んだ本の感想など。マンガ・小説、いろいろです。
ネタバレもあるかも。
(BLについては、ほぼ「横縞」行きです。そちらもよろしくね)

 ◆8月の日記

 今月はマンガの新刊がそれほど多くなかったので、小説を頑張って読みました。毎月このくらい読んでおけばずいぶん積読本も片付くんだけどなぁ。京極夏彦を読んだだけで偉いぞ、私。
  No.1
風光る (1)
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渡辺 多恵子
小学館 (1997/11)

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 です。この人の絵柄は私の新選組のイメージとは合わないと思っていて(実は今でも思っている)読んでいなかったのですが、面白かったです。誇張せず、等身大の彼らを丁寧に描いているので、入門編としても最適かも。

(新刊)は今月発売のものです。
 8月 31日

   「よつばと!」  あずま きよひこ (新刊)【漫画】
 これは4コママンガかと思って買ったのですが、違っていました(苦笑)。でも面白かったです。よつばちゃんは可愛いし、ちょっとズレているのが良いです。実はとーちゃんやジャンボさんもかなり変な人だよね。でも何となくとーちゃんと風香ちゃんが結婚しちゃったりしそうな。あの人、放っておけない!なんて言って(笑)。名前だけで出てこない「ヤンダ」さんが気になります…。

 8月 30日

  「Heaven? 6」  佐々木 倫子 (新刊)(完結)【漫画】
 たいてい6巻くらいになると終わっちゃいますね、この人。飽きるのか、ネタ切れか、その他の事情があるのか。いつまでもずーっと続けられそうな作品だし、ものすごく面白いので、終わってしまうのは残念です。あ、でも今回は珍しくちゃんと終わっているかも。かなり強引な感じではありますが。もうオーナーのあの無茶な姿も見られないと思うと寂しい…。

 8月 29日

  「王国の鍵 3」  紫堂 恭子 (新刊)【漫画】
 刊行ペースが早くて嬉しいな。この人の今までの作品からすると、3巻といったらそろそろ中盤に差し掛かるくらいなのかな。でもまだ序盤という感じですけれど。もしかしたらすごく長いシリーズになったりして。期待しちゃいます。今回は竜のことについて少し分かってきたかな。いや、逆に分からなくなったか。続きが早く読みたいですね。

 8月 28日

  「夢喰見聞 3」  真柴 真  (新刊)【漫画】
 これ、ストーリーよりも雰囲気を楽しみたくて読んでます。こういう大正浪漫的なのって、意外とありそうで見当たらないしね。レトロでダークであんまり救いがないのが、それはそれで良い感じ。ところでどう見ても蛭孤が女の子に見えてしまうのですが(あまりに可愛らしすぎて)、男の子だよね?実は女の子でした、というオチもあり?(ないだろう)。

  「よみきりもの 5」  竹本 泉 (新刊)【漫画】
 確かに今回は変な話が少ないかもー。割と普通の話が多いかもー。どちらかというと、ごく普通のラブコメでしたね(ラブがあったかどうかはともかく…)。ま、その中では「空」の話がかなり変。というか無茶というか、うじゃうじゃというか(笑)。でもこういう話が入っているとホッとします。…かなり毒されてますな。

 8月 27日

  「カルバニア物語 8」  TONO (新刊)【漫画】
 一見するとライアンがメインのようですが、実はそれほど出てこないし、良い所もなかったりします(苦笑)。カフが可愛かったなー。もじもじしちゃって。今回はミネルバに尽きるでしょうね。これほど美意識が違うと、自分の顔だって美人だとは思えないんじゃないか、と思ってしまいますが、男女では違うのか?単に男の趣味がアレなのか。ついでに作者はコンラッドが理解不能らしいですが、私もあまり良く分かりませんでした(笑)。

  「THE WORLD 3」  獣木 野生 (新刊)【漫画】
 別に面白くない訳ではないですが、パームと比べてしまうと、どうしてもこれが描きたいんだ!という感じを受けないんですよね。今これをやらなくてはいけない理由が分からないというか。ホワイトが出てこないのも寂しい…。この人の作品ってキャラクター同士の掛け合いとか、会話が面白いんだけど。黒ちゃんも一人じゃつまらなそうですよ。

 8月 26日

  「KEEP」   宏橋 昌水  (新刊)【漫画】
 BLではありますが、繊細で少女マンガ的なので苦手な人も大丈夫じゃないかな。基本は恋愛がメインというよりも「預かり屋」のストーリーが中心だし。ちょっとした謎解きもなかなか凝っていて読み応えがありました。キャラクターとしては占い師の此木くんが好きですね。彼の話も読んでみたいです。

  「死神探偵と幽霊学園 1」  斎藤 岬 (新刊)【漫画】
 この人の作品は絵が好きなので、内容はどうでも…(苦笑)。推理モノとして読んでいる訳でもないような。ストーリーは中途半端なところで終わっているので(続きだから)、何とも言えませんが。同時収録の「華族探偵」が好きですね。こちらはバカっぽいノリですが、こういう方が作風には合っているような気もします(でも絵柄とは合わないか…)。

 8月 25日

   「リセット」   北村 薫 【小説】
   (新潮文庫)
 『時と人』シリーズ第三弾だそうで。これまでのシリーズはちょっと切なかったり辛かったり、難解だったりして今ひとつだったのですが、これは良かったです。途中からラストは読めてしまいますけれど、それでも。この少女の想いの描写のリアリティや繊細さってなんだろう。作者が男性だとは信じられないですね。いや男性だからこその、美しい表現力なのかも。

 8月 24日

   「扉の書」  安田 晶 【小説】
   (講談社X文庫)
 なるほどこの新人は尋常じゃありませんね。古典的ファンタジー(しかも翻訳モノ)を読んでいるのかと錯覚するほど、文章もストーリーも確立されています。ラストがそっけなさ過ぎるのが気になりますが、そこまでは文句なし。これだけ書けるならば次にも期待して良いでしょう。あえて難を言うなら世界観もストーリー展開も古典の域から脱していないことでしょうか。それなら古典を読めばよいと思ってしまうので、独自の色をもうちょっと付け加えられたら完璧ですね。最大の問題はこれが早川FTではなく、ホワイトハートから出ているということではないかと。読者層が違いすぎやしませんかね。大丈夫か?

 8月 23日

  「真珠夫人 2」  さちみ りほ (新刊)【漫画】
 絢爛豪華な画面は相変わらず煌びやかで、とにかくうっとり。瑠璃子さんの美貌もますます磨きが掛かって妖しくなっておりますね。瑠璃子と直也の恋の行方も気になるところではありますが、それ以上に何かやらかしてくれそうなのは信一郎さんでしょう。いっそ信一郎と瑠璃子で直也を奪い合うという話だったら面白そうなのに、と思ってしまった私は間違っているでしょうか(苦笑)。

 8月 22日

   「拝み屋横丁顛末記 1」  宮本 福助 (新刊)【漫画】
   (一賽社/ZERO−SUMコミックス)
 ぱっと見で買ってしまいましたが当たりでした。ストーリーはほのぼのオカルトドタバタコメディといった感じなのですが(何だそりゃ)、良くあるタイプかと思いきや、主人公(多分)の少年はまるで霊感がないし、周囲はオヤジ&爺さんばっかりだし。渋いっす。やっぱりオヤジの文世さんが好きですが、同年代の幼なじみの一典さんが34歳ってことは、文世さんもそんな年齢ってこと?45歳くらいだと思ってたよ。ちょっとがっかりだ(爆)。

  「MAGiMAGi 1」  鈴木 次郎 (6月刊)【漫画】
 こちらは↑と違って、いかにも今どきのマンガという感じ。主人公も女子高生だし、言葉使いも「てゆーか」「つーか(つか)」が1ページに3個も4個も出てきたのを見た瞬間に、ダメかも…と思いましたが、最後の方ではだいぶマシになりました(慣れただけかも)。こちらの世界と微妙にズレている「魔法の国」が面白く、3兄弟も魅力的かつ個性的に描けているので、キャラ勝ちかな。カイさんが素敵です。

 8月 21日

  「G・DEFEND 19」  森本 秀  (新刊)【漫画】
 DGが国会警備隊だというのを覚えている人はいますか?(笑)。国会をテロから守るはずが、テロも国会も全然出てこないんですけど。すっかり石川隊長警備隊と化しております。隊長が守られてばかりでイイのか。やはり私としては冷酷非情なテロ組織が現れて、首相を人質に取ったりして大暴れ。命懸けで戦う石川と岩瀬。しかしテロ組織の影のボスはなんとアレクであった。どうする石川!?…最終回予想でした(爆)。

  「KEY JACK 4」  潮見 知佳 (新刊)【漫画】
 今回もカッコイイですね、秋くん。しかも今回幼なじみ(!)の龍太郎くんが出てきて、彼の意外な一面も見られました。いやー、イイっすよ、龍太郎。あの顔であの性格、サギだよな。龍太郎と一緒だと、秋がすごく自然で優しい顔をするしねー。ヒロイン?(違)。おそらくこれからも出てくれることでしょう。期待大。

 8月 20日

  「グイン・サーガ 91 魔宮の攻防」 栗本 薫 (新刊)【小説】
 とうとうクリスタルへ。やっぱりレムスが気の毒なことになっています。どうして私はこんなにレムスに肩入れしているのか、と考えてみると、彼だけは本当にごく普通の人間なんだよね。周囲が綺羅星の如く輝く人々なだけに、普通であるだけでも相当辛かったことでしょう。しかも王子じゃねぇ。今回、妙な生命体であるアモンですら全く敵わないグインの英雄ぶりを見せ付けられて、ますますレムスが可哀想になってしまったのでした。そういえばヴァレリウスも普通タイプだよな。私はそういう人が好きらしい。

 8月 19日

  「てるてる×少年 6」  高尾 滋  (新刊)【漫画】
 しのと才蔵の距離が近づくにつれて、お互いに幸せそうではあるんだけど、同時に切なくなりますね。結ばれそうにないからでしょうか。幸せになって欲しいですけどね。ところで今回はかなり絵が荒いような気がしました。絵柄が変わったのか、時間がなかったのか。せめて重要なシーンのアップくらいはどうにかして欲しかったなぁ。

  「献血ラッシュ 3」  天原 ふおん (新刊)(完結)【漫画】
 完結してしまいました。ちょっとラストがバタバタしたような感じがしましたが、旭がきっぱりと覚悟を決めたのは伝わってきました。それだけヒカトが好きだということなのでしょうね。全編イチャイチャしているだけという気もしましたけど(笑)、微笑ましいから良いかな。でも子供ヒカトに会えなくなるのは寂しいー。

 8月 18日

  「流血女神伝 女神の花嫁 中編」  須賀 しのぶ (7月刊)【小説】
 やはりこちらも波乱万丈。といいつつも、今回は二人のつかの間の幸せの日々という感じでしょうか。本編のラクリゼからは、こんなラブラブ新婚さんな甘い雰囲気は想像できませんね。そう言えば子供の話は出ていたけど。この先は後編だけといっても、まだまだ事件もたくさんあるのでしょうね。楽しみにしましょう。

 8月 17日

  「黄泉びと知らず」  梶尾 真治 (新刊)【小説】
 タイトルから「黄泉がえり」関連のようですが、短編集なので、「黄泉がえり」モノは一編だけ。他にはほのぼのモノ、コメディ、切ないものやら、いつものカジシン短編集となっております。バカバカしくて笑えるものもしっかりとありますしね。カジシンの短編が好きな人にはオススメです。

 8月 16日

   「黄泉がえり」  梶尾 真治 【小説】
    (新潮文庫)
 死んだ人が甦るというと、ゾンビ的なホラーを思い出されるかもしれませんが、どちらかというとSFでしょうね。しかも怖いのではなく、切ない話です。亡くなった人が戻ってくる話ではありますが、実は突然にいなくなってしまった人と最後の時をやり直し、もう一度ちゃんとしたお別れをするという話なのですね。どれもごく普通の人々の喜びと哀しみがつづられているので、自分だったらどうだろう、と考えさせられます。

 8月 14日

   「風光る 1〜14」  渡辺 多恵子 【漫画】
   (小学館/フラワーコミックス)
 良いとは聞いていましたが、ずっと訳の分からない意地を張って(苦笑)、読んでいなかったのですね。新選組への思い入れが邪魔をして、この人の絵柄では絶対に合わない、と決め付けておりました。そして読んでみても、最初はやはり「違う」と思いましたが、慣れてしまえばどうということもなく。今ではすっかり歳さんにメロメロっす(苦笑)。その時代の風俗や歴史的考証も丁寧になされているし、他の人ではこうはいかなかったろうな、と素直に感心しています。セイちゃんの存在にはちょっと無理もありますが、少女漫画としてはOKでしょう。新選組の入門書としても最適かと。

 8月 13日

  「イリヤの空、UFOの夏 4」  秋山 瑞人 (新刊)(完結)【小説】
 夏が終わりました。最初から予想はしていましたが、ハッピーエンドとは言いがたい終わり方ですね。ただそれでも読後感は爽やかで明るい雰囲気なので、救われる…かな。地球が滅びるかもしれない危機に巻き込まれても、生涯に二度とないような出会いと別れが合っても、やっぱり夏は終わり、ごく普通の日常がやってくるのですね。それがどうしようもなく切なくて。ぜひともこの作品は「夏」に読んでもらいたいです。

 8月 12日

  「時空のクロス・ロード 最終譚
    一番列車は朝焼けに」  鷹見 一幸 (新刊)(完結)【小説】

 これで完全に時空シリーズは終わりですね。ちょっと寂しいような気もしますが、最後の話としてはなかなか良かったのではないでしょうか。向こうの世界が滅びていく様子がリアルで怖かったし(SARSを思い出して…)、だからこそ残った者を大切にしないといけないと分かるしね。電車や汽車が好きな男の子には特に楽しめるのではないかな。でも食べ物の描写がなかったのが残念…。

 8月 11日

  「ぴくぴく仙太郎 24」  布浦 翼 (新刊)【漫画】
 仙太郎ちゃんは相変わらず可愛いですね。これを読むとウサギを飼いたくなってしまいます。本当にこんなに賢くて、表情豊かなのかな、ウサギって。高級ペットフードの話がありましたが、最近は本当にすごいよね、ペット産業。犬の足に履かせる靴まであるんですよ。犬は嫌だろ、そんなの。洋服だって可哀想だと思うのに。

 8月 10日

  「陰摩羅鬼の瑕」  京極 夏彦 (新刊)【小説】
 夏休みで暇なので、頑張って小説を読んでいます。これなんて、文庫3冊分くらいあるもんなぁ。とにかく疲れました。詳しいことは「そのほか日記」でボヤいたので、特に書くこともないですが、読むなら「夏」にどうぞ。より雰囲気が楽しめます。ついでに「姑獲鳥の夏」も読んでおくと良し。というか、いきなりシリーズをここから読む人はあまりいないだろうな。とっつきにくいもん。

 8月 9日

  「海月奇談 上」   椹野 道流 (新刊)【小説】
  上巻なので、とにかく事件が起こるだけ起こって、おしまいという感じ。どうなることか、気になりますが、それ以上に驚いたのは「組織」ですね。あんなに胡散臭くて、ベタで、怪しげな場所だったとは。早川さんのイメージだったので、事務的な普通の会社っぽいのかと思っていました。あれじゃ、悪の地下組織だよ。しかも失敗したら抹殺?それじゃ、術者が何人いても足りないね。どうなっているのやら。

 8月 8日

  「女王と海賊 暁の天使たち 5」  茅田 砂胡 (7月刊)【小説】
 タイトルに偽りなし(笑)。この二人が登場したことで、やはり金銀黒はすっかり影が薄くなってます。予感的中。でも私はこの二人が好きだし、テンポも良くて読みやすいですね。とはいえ、こちらをゲストキャラ、と割り切れれば良いのですが、おそらく捨てられないでしょうから、長くなるんだろうなぁ。両方の見せ場を作らなきゃいけないし、ストーリーも進めなきゃいけないしね。期待半分、不安半分といったところ。

 8月 7日

  「アウトニア王国再興録5 でたまか
    青天霹靂篇」  鷹見 一幸 (新刊)【小説】

 今回で第2部完結だそうで。確かに大きな区切りを迎えました。一つの決着がつきました。どちらかというと相手が勝手に自滅していったという感じですが、あれで終わりはしないでしょう。そして他にもいろいろと解決していない部分もありますし、続きを待つしかないですね。新たな展開になって、ちょっと不安もありますが。何だか無駄に壮大な話になりそうなんだよね。今までのようにほのぼのムードが良いんですけど。

 8月 6日

  「デーモン聖典 1」  樹 なつみ (新刊)【漫画】
 新連載ですが、女の子が主役かぁ、とがっかりしてしまう私はダメですかね。やっぱりこれもヒロインの周りに美形男性が集まる「花咲ける〜」のようになるんだろうな。すでに思いっきりキャラクターがかぶってるし。そしてお約束どおり、私は忍が好きですね。分かりやすい、というか好みがワンパターンだからな。でもストーリーも面白そうですよ。この先に期待しましょう。

 8月 5日

  「桜蘭高校ホスト部 1」  葉鳥 ビスコ (新刊)【漫画】
 ああ、全然シリアスじゃない…(泣)。そういうものを描く人だと思っていたのに。でもこれはこれで面白かったです。ハルヒの正体(?)は少女漫画だけに予想の範囲でしたが、この先誰かと恋愛ムードになるのかが気になります。やっぱり環かねぇ。いまいちピンと来ないですが。ついでにホスト部といっても、ホストらしいのって環だけだよな。他の人は遊びに来ている&楽しんでいるだけなんじゃ…。

  「姫君の条件 3」  朔野 安子 (新刊)【漫画】
 今回の表紙、アブナイです(笑)。でも二人の関係を端的に表している絵ではありますな。お姫様のダリアンが強気で偉そうなところは好きなのですが、従者のキールがもっと下僕らしく!ひざまづいたり、靴のひもを結んだりするのよ!と思ってしまう私の方がよほどアブナイでしょう。ガロスが好きでした。見た目が。

 8月 4日

   「地球美紗樹 全3巻」  岩原 裕二 【漫画】
 可愛くてほのぼのしていて、ちょっと子供向け(というかロリ&ショタ…苦笑)な絵柄ではありますが、意外と中身は壮大な話だったりします。それでもストーリーはずっとご近所内で展開されるので、壮大さが感じられないのは良いのか悪いのか。でも3巻できれいにまとまっているとは思います。色っぽいお姉さまも登場するし、キャラ萌えで読んでもOKかもね。

 8月 3日

  「目にはさやかに見えねども」  前田 とも (新刊)【漫画】
 この人の作品で、以前に限りなくBLっぽいがそうではない、というものを読んでいて、その微妙な感じがじれったいというか、もどかしくてBLにしちまえよ!と思ったものですが、今回はちゃんとBLです(笑)。とはいえ、それほどラブでもないので、こちらの日記でもいいかな。特に絵が好きです。そして黒髪キャラがみんな不器用で無口なのがツボです。つまりは見た目重視です(爆)。いや、ストーリーもほのぼの&ちょっと切ない話で良いですよ。

 8月 2日

  「多重人格探偵 サイコ 9」
     田島 昭宇/大塚 英志  (7月刊)【漫画】

 えっと、もう訳が分かりません(笑)。久しぶりに読んだら、今までの人間関係とか、伏線とか、すっかり忘れちゃってね。そしてまた仲間だと思っていた人がそうじゃなかったり、実は裏切っているのか?と思わせたり、まともだと思っていた人が壊れてしまったり…という救いのなさ。せめて笹山さんだけは無事でいて下さいね。

 8月 1日

  「邪道 4 石の余韻」  沖 麻実也/川原 つばさ (新刊)【漫画】
 今回は番外編という感じですが、私は主役の二人よりも、柢王と桂花の方が好きだったりするので(笑)、とても楽しめました。強いようで、だからこそもろいところのある桂花がイイですね〜。この二人は多くの障害を乗り越えて、という部分も好きなのかも。それだけ結びつきが強いじゃないですか。もっとこの二人の話を!と思ったら、漫画版はしばらくお休みだそうで(しくしく)。やはり小説版を読むしかない…?

 

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