5月 31日
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「秘密─トップ・シークレット 2」 清水 玲子 (新刊)【漫画】
今回はグロさがそれほどでもない、と思ってしまったのは、やはり二冊目で慣れてしまったからなのでしょうか(笑)。ま、清水さんの絵が繊細できれいだから、現実感に乏しいってこともあるんだけど。ここまでリアルなのにどこか幻想的って不思議だよね。逆に今回は精神的に辛い話が多かったです。天地さんのことや、お父さんの日記のことが、他人事じゃなく思えるだけに怖かったですね。
「ある日のツヴァイ」 竹本 泉 (新刊)【漫画】
竹本さんの猫マンガです。特に猫好きではない私でも、それなりに面白かったですが、やはり竹本さんには普通の話ではなく、うじゃうじゃな変な話を描いてもらいたいものだ、と思いました(苦笑)。ところで自画像で頭につけているものは何だろう?とずっと分からず、最後の最後になってネコのかぶりもの(お面?)だということに気付きました(遅すぎ)。
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5月 30日
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「純情ロマンチカ」 中村 春菊 (新刊)【漫画】
こ、これは…っ!こんなに絵柄もストーリーもキャラクターも好みの人なのに、どうして今まで全然チェックしていなかったんだー!しかも調べてみたら、たくさん本を出されているのにね。この先が楽しみです♪受はえらく可愛いし、攻は問答無用でクサイ台詞を吐きまくりだし、私のツボにことごとくクリティカルヒットしてくれました。特にヒロさんがもう最高!こんな可愛い性格の人に好かれたら一生幸せだろうねぇ。羨ましいぞ、野分。
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5月 29日
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「探偵青猫 3」 本仁 戻 (新刊)【漫画】
ありゃ、何だか違う感じになっちゃいましたね。私は小林少年と探偵青猫がドタバタするような話が好きだったんだけどなー。ま、これはこれでいかにも耽美的でこの人らしいから嫌いじゃないんですけれども。何がダメって、私が青猫さんを皆がそれほど血迷うような美人とは思えないってことなんだよね。絵の問題ではなく、私の好みの問題ですが。だって鶯さんは美人だと思うもん(笑)。
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5月 28日
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「ネイキッド」 みやうち 沙矢 (新刊)【漫画】
ああ、失敗した。これって全然BLじゃなかったよ。でもよく見てみれば『別フレ』なので(装丁がちょっと違うから気付かなかった…)、BLじゃないのも当然なんだけど。しかもあらすじにも「親友になった」って書いてあるじゃん。どこをどう見ればこれがBLなのだ、私よ。という訳で、がっくりしましたが、そういう下心ナシに読めば(苦笑)、男の子が頑張る話で、これはこれで良かったかもしれません…。
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5月 27日
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「クロスライト」 みささぎ 楓李 (新刊)【漫画】
BL作家さんなのに、装丁が「あれ?違うの?」という感じだったので、首をかしげながら読んでみたら、やっぱりBL。でも寸止めどころか恋愛にも発展していないかも。ところでこの世界観は何だろう。ここは本当に日本ですか…?それに絵柄に合ってないんだけどなぁ(苦笑)。この人の作品は内容はともかく、渋いオヤジをたくさん出してくれるので読んでいるのですが、どうしても許せないことが。お願いですから、オヤジを受けっぽくするのだけは…やめて。
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5月 26日
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「聖霊狩り─贖罪の山羊」 瀬川 貴次 (新刊)(完結)【小説】
タイトルを変換かけたら『食材の山羊』と出てちょっと笑いました。途端にコメディタッチだ。とはいえ本編は思いっきりシリアスでクライマックスで盛り上がりです。これで完結なのは寂しいですが、まだ「聖霊狩り」シリーズは続くみたいなので、良かったな。ああ、でももう早紀ちゃん&萌ちゃんとはお別れなんだよね…。やっぱり寂しい〜。
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5月 25日
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「私小説」 藤 たまき 【漫画】
絵はすごく好みだったのですが、以前に他の作品を読んだ時はイマイチだったので、チェックしていませんでした。でもこの作品は思いっきりツボに入りました。自分とは正反対の存在に心を乱されながらも、惹かれていく紅絹と息吹の二人の戸惑いやためらいがストレートに伝わってきて、そうそう、そうなのよ、という感じ。しかも佐原が最高にカッコイイし、良いキャラクターなんだなぁ。泣いた〜。
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5月 23日
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「D-WALK 全7巻」 立野 真琴 【漫画】
ずいぶん昔の作品なのですが、全然古さを感じさせませんね。しかもファッションやモデルの話なのに。デザインセンスが良いのでしょうか。ポスターだって、今でも使えそうだもんな。ストーリーも良いし、キャラクターも生き生きしているし、このあたりの安定感はさすがですね。心残りは弾也パパさんですね。もうちょっと活躍して欲しかったなー。オヤジスキーなので(笑)。
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5月 22日
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「妖幻の血 3」 赤美 潤一郎 (新刊)【漫画】
今回もすごくシリアスで暗くて重い話で、読んでいてヤラれっぱなしですが、やはり柳之介が無駄に色気を振りまいておりますね。ヘタレ眼鏡くんで大好きです(爆)。ついでに柳之介の服を脱がせたのは誰なのか、気になってしまうのですが。鳥一郎センセですかね。一見すると鬼畜なタラシの鳥一郎さんでしたが、意外にもまともで優しい人だと判明したしね。ああ、この人も好きだなぁ…眼帯ラブ。
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5月 21日
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「ガーベラ」 立野 真琴 【漫画】
この人がBLを書くのにはまだやっぱり抵抗があったりするのですが、それでもつい読んでしまうのでした(苦笑)。だってBLとしての絵もキャラクターもストーリーもすごく好みなんだもん。二人が両思いなのにひたすらすれ違うあたりとか。ベタですが、これが好きなのよ。思いっきりメロドラマをやって欲しいのでした。
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5月 20日
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「少年☆周波数 残香の軌跡」 佐久間 智代 (新刊)【漫画】
これってやっぱりBLじゃないんですよね〜。北村先生のことにすごくショックを受けているのに自覚のない裕貴が痛々しくて。好きだったんでしょ?と私は言ってやりたいよ(笑)。ところでこの人の短編集って、いつも表題作のシリーズよりも別の古い作品がどっさり入っていて、何だかがっかりなんですけど…。ファンの人ならば何を読んでも嬉しいかもしれませんが、私はごく一部のシリーズが読みたいのであって、それ以外はいらないのです。スミマセン。ま、今回の宅配寿司の話は面白かったけど。
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5月 19日
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「第7天国 2」 えみこ山 【漫画】
とにかくみんなラブラブで、可愛くて切なくて、読んでいてほわーっと気持ちが温かくなるような話ばかりでした。特に曽田くんと河合くんの二人が好きだったので、また読めて嬉しいですね。ホント、お似合いです、この二人。こういうのを読むと心が洗われるなぁ。
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5月 18日
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「新・時空のクロス・ロード3
―赤い心の女の子」 鷹見 一幸 (新刊)(完結)【小説】
一応これでシリーズは終わりらしいです。あとは番外編があるだけで。「新」になってからはイマイチだったのですが、やっぱりそうなると寂しいですね。今回は『こちら』の話なだけに、リアリティはあるものの、面白味には欠けるかな。ネタ切れ感がなくもないです。主人公の「臭覚」で世界を救うってのも、それで結局何をやったの?という終わり方だったし。今までのシリーズのキャラクターが出てくれたのは嬉しかったですが、そのせいでまとまりがなくなり、盛り上がりもなく、シリーズ最後の作品としてはどうだろう?設定が良かったのと、初期の作品がとても面白かっただけにちょっと残念。とりあえずお疲れ様でした。
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5月 17日
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「つよがり」 ねこ田 米蔵 (新刊)【漫画】
パッと見で買ってしまったのですが、好きなタイプでした。ま、BLに関しては絵が好みだったらそれだけで8割くらいは好きになっちゃうんですけど、これはねぇ、皆がめそめそしているのが良いんだな。めそめそ好きなもんで。しかも攻がめそめそする作品なんて初めてかも。こういうのも悪くないっすね(笑)。
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5月 16日
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「ごくふつうの恋」 えみこ山 【漫画】
この作品には『生活』ってこんなんじゃない、というクレーム(?)がたくさんあったそうですが、まぁ無理もないかも(笑)。でも『普通』ではない二人が精一杯『普通』を作り上げようとしているのは見ていて微笑ましいですね。好きなだけじゃ続かないし、続けていけないでしょう。お互いに努力しなくては、ね。
「いちばん綺麗」 えみこ山 【漫画】
好き、というのは一番簡単そうで一番難しい言葉だな、と思います。軽く口に出来る『好き』とそうじゃない『好き』があるのでしょうが、後者の『好き』をとても上手く描写している作品ですね。伝えたくても伝わらなかった想いや、伝えそこなった言葉ってやはり心のどこかにいつまでも引っかかるものなのでしょう。
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5月 15日
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「いつもそばにいるよ」 えみこ山 【漫画】
あら、全然作品の内容のコメントをしていないですね(苦笑)。私はキャラクターがめそめそうじうじするBLが好きなので、この作品もとても好きです。ヒロイン(?)が線が細い美人さんで、病弱でめそめそしていて、お日様みたいな元気な相手役に心惹かれるという…、ベタもベタですが、そこが良いんですよ。
「第7天国」 えみこ山 【漫画】
こんな学校、おそらく現実には存在しないでしょうが、BL世界では相当数あると思われます(笑)。全寮制の男子校、もちろんカップリング多数。お約束でございますが、そこはそれ。いいよね、美形ばっかりで。無口で男前で不器用な曽田さんが好き。
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5月 14日
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今月は新刊が少なくて書く事がなくなっちゃったので、少し前に読んだものですが、一気に行きますよ。さっくりと。
「抱きしめたい」 えみこ山 【漫画】
この人の作品は絵も好みだし、ストーリーもほのぼのラブラブで、絶対に好きだろう、と分かってはいたのですが、手を出していませんでした。理由としては絵があまりにも白っぽくて手抜きくさい(笑)のと、キャラクターがみんな関西弁なので抵抗があったからなのです。でもやっぱり読んでみたら好きになってしまいました。関西弁も慣れちゃえば平気だし、白い絵もそれが味かも、と思えるように。まぁ、一番良いのは受攻のキャラクターが分かりやすいってことかもね(爆)。
「月光オルゴール」 えみこ山 【漫画】
言い忘れましたが、この人の作品はBLですんで、苦手な方はお気をつけ下さい。でも初めての方の入門編としてはちょうど良いかもしれません。ひたすら明るく健康的で恋人たちがいちゃいちゃしているだけですからね(笑)。クサイ台詞が平気で、甘い作品が好きな方はツボでしょう。
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5月 13日
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「死と彼女とぼく ゆかり 1」 川口 まどか (新刊)【漫画】
(講談社/講談社コミックスKiss)
新シリーズですが、テイストは全く変わっていません。絵柄がちょっと変わったかな、という印象はありますけれど。とにかく復活してくれて嬉しい限りです。ただホラー色は薄れたかも。精神面の怖さに重点を置いているようなので。人間はとても弱いけれど、それを認めることによって、とても強くもなれることを教えてくれました。
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5月 12日
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「アウトニア王国再興録4 でたまか
驚天動地編」 鷹見 一幸 (新刊)【小説】
やはり『こんなところで!?』という所で終わっていますが、刊行ペースが早いので特に気になりません。今回は展開も早くて読みやすかったしね。ただ登場人物がますます増えちゃって名前が覚えられないっす。すでに誰が誰やら。こういうのって一回こっきりのゲストキャラなのか、それとも重要人物なのか良く分からないんだよねぇ。テディはまだ出てくるでしょうが、ザイケン&ジャマーは微妙な所(苦笑)。
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5月 11日
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「魔殺ノート 退魔針 全7巻スペシャル版」
斎藤 岬/菊地 秀行 【漫画】
『魔針胎動篇』の前シリーズ。ずっと読みたいと思っていたのですが、なかなか見つからなくて。ようやく読めて嬉しいです。やはり同じテイストで大摩先生は麗しいし、おなじみのキャラクターも既に登場していますが、なぜかこちらでは重要キャラの風早さんだけが新シリーズに出ていないんですけど?この人、すごく好きなのにー(しくしく)。ついでに紅虫も好きですが、この人はこのシリーズだけのキャラクターだろうなぁ。
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5月 10日
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「LUNO 1」 冬目 景 (新刊)【漫画】
装丁も凝っているし、カラーも豊富だし、もちろん中身も美しくて、これはお買い得かもしれません。ストーリーはゴシックホラーとでもいいましょうか、どこか『羊のうた』を思い起こさせますね。こちらの方が前向きですけれど。少女の為に少年が頑張るストーリーというのは好きです。
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5月 9日
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「1スウの銅貨」 筒井 百々子 (新刊)【漫画】
古本屋さんでふと手に取ったのですが、やわらかな線描とそれに似合ったストーリーがとても心温まる短編集でした。どの作品も好きですが、表題作が一番好きかな。今まで知らなかったのがもったいないくらいです。でも調べてみたらこの方の作品はどれも絶版らしく、他に手に入るかどうか…。北原文野さんが好きな方ならこちらも好きかもしれません。
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5月 7日
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「琴歌奇談」 椹野 道流 (新刊)【小説】
刊行ペース早いですね。ついこの間読んだ気がするんだけど…。そのせいか、やっぱり大した進展はナシ。小一郎が一歩前進かな、という程度です。とりあえず森と敏生のラブラブ度合いは良く分かりました(笑)。ところで今回の話を読んで、おそらく敏生は森よりも長生きするだろうし、妖魔の小一郎はそう簡単には死なないだろう、という訳で、いかにも早死にしそうな森が「敏生を頼む」と最期に小一郎にたくす…、という場面を思い浮かべてしまいました。…読み方が間違っている気がします(苦笑)。
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5月 6日
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「流血女神伝 女神の花嫁 前編」 須賀 しのぶ (新刊)【小説】
外伝というよりも、もう一つの本編というだけあって、こちらもものすごく面白いです。ラクリゼやサルベーンのこの先が分かってしまっているのがもったいなく思えるくらいに、続きが気になります。これ、カリエの話と平行して読んでも良かったな、私としては。確かに暗いけど、巻き込まれて流されるタイプのカリエとは違って、強い意志が感じられて素敵です。やはりラクリゼ好きだなぁ。どうしてカリエと結ばれてくれないんだ〜(無理)。
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5月 5日
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「春告小町 2」 山口 美由紀 (新刊)【漫画】
新キャラの孝太がなかなか気に入ったので、レギュラーになってくれないかな、と思ったり。好みのタイプではないのですが。正之助は煮え切らないし、お春はすっかり恋する乙女らしくもじもじしているので、孝太のような人がいると、話が進めやすいんでしょうね。岩龍も応援しているようで引っ掻き回しているだけだからな(笑)。
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5月 4日
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「最遊記RELOAD 2」 峰倉 かずや (3月刊)【漫画】
ようやく今頃読んでいます(苦笑)。こういう勢いというかノリで読むものは、私自身も元気がある時じゃないと読めなくてねぇ。話があまり進まなかったのと、ニイ博士がちょっとしか出てこなかったのが悲しいです。次回はやってくれそうな。いやいや紅ちゃんも忘れちゃいけませんね。ああ、彼には幸せになって欲しいです。いかにも不幸になりそうなヒトだから…。
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5月 3日
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「鋼の錬金術師 1〜4」 荒川 弘 【漫画】
(スクウェアエニックス/ガンガンコミックス)
以前に1巻だけ読んではいたのですが、続きは読んでいませんでした。今回オススメされたので買って一気に読んでみたら、確かに面白いです。絵も丁寧でキレイだし、コメディとシリアスの緩急の使い分けも上手いし、キャラクターも立っているしね。特に小さいのに(笑)頑張っているエドワードは可愛くて良いです。が、ハマるというほどでもないのは、あまりにも健康的だからですかね。…色気がないんだなぁ。しかも4巻からハードな展開になってきてキツイ。でも続きは読むよ。
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5月 2日
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「退魔針 魔針胎動篇 4」 斎藤 岬/菊地 秀行 (新刊)【漫画】
ますますアヤシゲな展開に。陣吾も大変なことになっちゃって、この先どうなっていくのか気になりますが、今回ひとコマも大摩先生出ていないのでは?もちろん京梧なんて欠片も出てきやしませんわ。ああ、潤いが…。真紀ちゃんも来須くんも可愛いですけど、それじゃ物足りないのよねー(笑)。
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5月 1日
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「ONE PIECE 28」 尾田 栄一郎 (新刊)【漫画】
ああもう。神とシャンディアと麦わらの三つ巴で、しかもごちゃごちゃに入り混じって、何が何やら分かりませんわ。でもさ、どう考えてもルフィたちとシャンディアは戦う必要はないんじゃない?むしろ手を結んで神に対抗するべきなのでは、と思いますけど。この展開では結局シャンディアがルフィたちの引き立て役というか、ヤラレ役に見えちゃって、気の毒です。あ、頑張っているチョッパーは可愛かったです。
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