読書日記

私が読んだ本の感想など。マンガ・小説、いろいろです。
ネタバレもあるかも。

 ◆1月の日記

 今月は小説はほとんど読んでいません。新しいマンガにかなり挑戦してみたからです。先月は「青年誌」モードでしたが、今月はにわかに正統派少女マンガモードに突入。しかも全くハズレなしですよ。我ながらスゴイ。
  No.1
夢の果て (1)
posted with amazlet on 06.09.04

北原 文野
早川書房 (2002/10)

売り上げランキング: 252,468
 です。今月はどれも質が高くて迷いました。「夢みる惑星」「蟲師」「新暗行御史」あたりも他の月に読んでいたら1位になっていたと思われます。それでもハマリ度とオススメ度を合わせてこれに。さあ、皆で「夢の果て」を読みましょう!買いましょう!人気が出れば「P」シリーズも復刻するぞー。目指せ!

(新刊)は今月発売のものです。
 1月 31日

  「アンジェリーク 10 白き光の挿話」 由羅 カイリ (新刊)【漫画】
 表紙が全員集合だったので、最終回かと思っちゃいました。違うよね?(苦笑)。今回はストーリー的に一歩前進という感じですが、それより何よりも、やはりクラヴィス様に尽きるでしょう。壊れたというか弾けたというか一皮むけたというか(笑)。すっかりコメディも板につきましたな。私はコアラになりたいッス。水晶玉より重いものは持ったことがないという顔をして力持ちなのも素敵〜。

  「ア・プレイス・イン・ザ・サン」  竹美家 らら (新刊)【漫画】
 この人の絵がすごく好きです。表紙の色使いにもうっとりさせられちゃうし、表情がまた絶妙。今回は普通の人々の普通の話で面白かったです。こういう方が好きかも。あー、でもゴミの話は思い当たるフシがたくさんありました。ごめんなさいー。たまに若くてカッコイイお兄さんが頑張ってるよね。バイトくんだと思ってたよ。公務員だったのですか…。

 1月 30日

  「魂を鎮める歌」  北原 文野 【漫画】
 古本屋さんで発掘してきました。嬉しい〜〜。『北原文野』という名前だけで、無条件に買ってきてしまったのですが、Pシリーズだったし、しかも一番気になっていたトゥリオとアリステアの話でますます嬉しかったです。とても感動的でした。ラストのアリステアの美しさといったら。あの微笑みを見られただけで、これを買った価値があるというものですね。「夢の果て」ともリンクしていて二倍楽しめました。

 1月 29日

  「S.C.ポチ 4」  大野 潤子 (新刊)(完結)【漫画】
 表紙を見た瞬間に「最終回?」と思ったのですが、当たりでした(苦笑)。好きなシリーズだったので、ずっと続いて欲しかったですが、仕方がないですね。達観していたようなポチも恋をすれば普通の女の子になってしまうのが可愛かったです。黒ちゃんにはもっとハジケてもらいたかったなー。

  「夢喰見聞 2」  真柴 真 (新刊)【漫画】
 レトロなデザイン、アヤシゲな雰囲気、イイですよねー、やっぱり。ところで「妄鏡堂」の戒吏さん、すごく好きだー!(笑)。見た目はもちろん、性格も好みです。あー、私も「妄鏡堂」に行ってみたいー。シマくんの存在も気になる所。一二三も雰囲気に似合わないようなキャラでちょっと心惹かれますが、蛭狐も変わっていきそうな感じですね。

 1月 28日

  「栗林かなえの犯罪」  吉野 朔実 【漫画】
 こういう短編って潔く終わっているからこそ美しいと思うのですが、それでもすごく続きが気になるものばかりでした。特に「かなえ」には思いっきりだまされてしまったので、どうなるんだ、この後!?という気持ちでいっぱいです(笑)。ところで、この作品はB6判でした。すると文庫で読んだ「ジュリエットの卵」とはずいぶんと絵の印象が違っていて。絵柄の違い以上に、瞳の表情・頬のライン・髪の質感などが小さいと硬質な印象になってしまい、雰囲気が変わりますね。文庫には向かない絵柄なのかな。手軽で良いんだけど。

  「グールドを聴きながら」  吉野 朔実 【漫画】
 こちらも大きな画面なので安心して見られます(苦笑)。一見すると何の関連性もない作品群なのに、よく考えると全部「親子」の話だったりするのですね。どれもそこはかとなく怖かったです。私は基本的にはハッピーエンド派なので(この人の作品にそれが似合うかどうかは別として)、「haRmony」には大ショック。幸せになれるとは思えないよ、この二人…。犬と子供の話もやられました。これは反則ですね。

 ところで、吉野朔実を知っていく順序として、この読み方はふさわしいのでしょうか。何となく間違った気もしないでもないのですが…(苦笑)。とりあえず手に入る所から、だったので。

 1月 27日

  「ジュリエットの卵 全3巻文庫版」  吉野 朔実 【漫画】
 この人の作品は多分いままでも読んでいる筈です。でも手元にないし、あまり記憶にも残っていないので、初めてだという扱いで。とにかく美しい話でした。美しい人々の美しい画面描写の中で繰り広げられる美しいストーリー。そして誰もがとても真っ直ぐなので、読んでいて痛々しいほどです。もうちょっとみっともなく生きられないものか、と私などは思ってしまいますが、美しくあろうとするその姿勢が美しいのですね。って、訳が分かりませんが(苦笑)。何かが突き刺さってくるような作品でした。

 1月 26日

  「わりとよくある男子校的恋愛事 2」  富士山 ひょうた (新刊)【漫画】
 えーっと、この人の描く眼鏡キャラが好きです(爆)。いやもう絵が激好みなのですよ。グラグラきちゃいます。そして、やはり眼鏡キャラは眼鏡を外した顔がまたイイので、せめてキスする時くらいは外してくれ、と思ったり(なに書いてんだ)。今回はお兄さんがツボ。こういう人があっさりと落ちちゃったりするんだよな。例えばそう、西篠さんとかに。そんなお約束な展開をぜひ!(笑)。

  「ニッポニア・ニッポン 4」  吹山 りこ (新刊)【漫画】
 久しぶりの新刊でイマイチ内容を覚えていなくて残念。感動のうちに終わったのですけれどね(その後の番外編はあるみたいです)。思いっきりご都合主義なラストですが、ハッピーエンドが好きなので、これはこれでイイかな。ま、全てを背負わされてしまう「彼女」には同情を覚えますけども。みんなの幸せの為に、犠牲になってくれ!(ヒドイ)。個人的には一番不幸になりそうだったスイが幸せになってくれたのでOKです。

 1月 25日

  「ブラックジャックによろしく 4」  佐藤 秀峰 (新刊)【漫画】
 ああもう、何と言いましょうか。簡単に答えが出ない問題なので、読み終わっても納得できないというか、すっきりしませんな。現実の世界は答えがきっちりと出ないものなので、せめてマンガの中くらいはキレイな回答が欲しいですが、現実に近いものを描こうとしているから、仕方がないですね…。

  「きみのカケラ 1」  高橋 しん (新刊)【漫画】
 この人の絵はすごく好きです。でもストーリーはいつも微妙(笑)。今回もそこはかとなく期待しつつ…。パッと見は「ポポロクロイス」っぽいです。ファンタジーのようで、和洋折衷でメカもあったりして、やはりポポロですな。面白そうな気配はしているので、この先が楽しみです。

 1月 24日

  「BUD BOY 18」  市東 亮子 (新刊)【漫画】
 クライマックスですね。次で完結とはちょっと寂しい気もしますが、ちゃんと終わってくれた方が良いです(笑)。基本的には蕾は少年型の方が好き。生意気な男の子って感じがするから。大人型だと偉そうなことを言っても当たり前だもんね。ところでやっぱり舎代はイイですね。彼の素顔が明らかになる日は来るのでしょうか?

  「黄昏の楽園 3」  伊庭 竹緒 (新刊)【漫画】
 私のお気に入りはリッチー&エドでして。つまりは従者好き?(爆)。今回はエドの子供の頃の話があって嬉しかったです。あ、それからリッチーの髪を下ろした姿も見られたし♪やっぱりイイですよねー、従者。苦労しているところがまた良いじゃないですか。苦労もまた喜びってヤツで。二人とも幸せになって欲しいですが、お願いだから結婚しないでね(笑)。

 1月 23日

  「のだめカンタービレ 1〜4」 二ノ宮 知子 (4巻12月刊)【漫画】
   (講談社/KC)
 音楽のことは全く分からない私ですが、それでも十分面白いし笑えます。特に「のだめ」のむちゃくちゃさは最高。モデルがいるらしいから驚きですね(誇張してあるんだろうけど…)。ミルヒーといい峰くんといい真澄ちゃんといい、個性的なキャラクターがこれでもか、というほど登場して濃ゆいこと。千秋くん、気の毒だなぁ…。もちろんそこが笑えるんだけどね♪(鬼)。

 1月 22日

  「てるてる×少年 4」  高尾 滋 (新刊)【漫画】
 微妙なバランスを保っている才蔵としのの主従関係が、徐々に変化している様子なのは気になるところですが、それでもイマイチなのはどうしてだろう…。どのキャラクターも嫌いではないのですが、誰にも感情移入できないからかも知れないな。

  「鍵」  望月 花梨 (新刊)【漫画】
 この人の作品は多分読んだことはないと思うのですが(断言できない辺り…)、ぶっちゃけて言うと、「あらすじ」を見ただけで買いました!(爆)。表題作は良かったです。二人が可愛くて、切なくて。それ以外は女の子たちが自分や他人を傷つけている姿が、とても痛くて見ていられなかったです。誰もがみんな不器用で、読んでいてこちらが弾き飛ばされてしまう感じ。拒まれた…(泣)。

 1月 21日

  「からくりサーカス 26」  藤田 和日郎 (新刊)【漫画】
 きっと謎が解けているのでしょうが、ちょっと混乱しています。私の頭が悪いからです(笑)。でも何に驚いたかって、勝の成長した姿ですよ。なんじゃそら。中途半端な美形やのう。出来ればナルミみたいな男前になって欲しいものです。ギイのような美形になれるはずもないからね。とはいえ、エレオノールと勝の恋愛なんて、見たくないぞー。

 1月 20日

  「FLUTEMAN─フルートマン─」  五森 架里 【漫画】
 表紙のパッと見で衝動買いしてしまったのですが(こんなんばっかり)、なかなか良く出来た話でした。パワーストーンというのはありがちですが、それをフルートとからめるというのが面白いよね。もっと色々とありそうな話だったのに、駆け足で無理やりまとめた感はありますけれど。やはり何よりも怖いものは人間ってことですか(苦笑)。

 1月 18日

  「ギリグリム─転生─ 全2巻」  伊庭 竹緒 【漫画】
 本編のラストを読んだ時には、え?これで終わり!?と思いましたが、その後のヘンリックの番外編を読んでみると、やはりあそこはあれで良かったのだろうな、と思い直しました。余計な所は必要ないですね。で、やっぱりこの人の話が好きなのは、きっと私と萌えポイントが似ているからでしょう(笑)。そう、それ!と思うことをやってくれるんだなぁ。特に主従関係♪(爆)。

 1月 17日

  「もっそれ」  南国 ばなな (新刊)【漫画】
   (新書館/ウィングス)
 表紙のパッと見で衝動買いしてしまったのですが、正解でした。最初から壊れている千歳くんに、徐々に壊れ始める屋久島くん、そして一気に大崩壊をする羽田くん。もうとにかく笑ってください。最初から最後まで楽しませてもらいましたよ。口絵からカバーの折り返しからカバー裏まで余すところなく。一見するとBLっぽいですが、ギリギリセーフなレベルなので、苦手な方でもOKでしょう(笑)。「もっそれ」の由来だけでも笑えます。

 1月 16日

  「アウトニア王国再興録3 でたまか
   天下大乱篇」  鷹見 一幸 (新刊)【小説】

 今回、何となくですが読みづらいような気がしました。文章ヘタになった…?(苦笑)。章立てが細かくて、場面転換が激しいし、登場人物が多いからかも。しかもまた、とんでもないところで終わってるしねぇ。発刊ペースが早いから許せる所業ですな。とりあえず続きを見守るしかないか。

 1月 15日

  「さみしさの周波数」  乙一 (新刊)【小説】
 どれもちょっと変わったストーリーで、やっぱり好きですね、この人の短編。今回はみんなハッピーエンドというよりは、切ないような苦しいような終わり方なのですが、それでも胸の中に、そっと優しいものが残るような話ばかりです。読んだ後に思わず小さく吐息をつきました。特に『失はれた物語』…すごい。単純に面白かったのは、手をつなぐヤツですが。

 1月 14日

  「エマ 1」  森 薫 【漫画】
 これはものすごく面白いという訳ではないのですが、何だか好き(笑)。内容はメイドさんだったり、19世紀のロンドンだったり、身分違いの恋だったり、インドの王子様だったり、英国貴族だったりです(訳が分からん)。波乱万丈の展開があるのでもなく、絵柄も丁寧だけど、とっても地味。メイドさんがメインとはいえ、萌えタイプというのでもないしねぇ。でも好き。あ、アンケートはがき、すごく可愛かったです。あれじゃもったいなくて出せないよ。意味ナシ…?(笑)。

  「ランプル」  琴川 彩 (新刊)【漫画】
 ああ、失敗。これ、BLの棚にあったんですよ。だからその先入観でずっと読んでいたので、最後になって「あれ?」という感じ。でもすごく良い話だし、ランプルのキャラクターもたまらん設定ですよ。見た目と反して可愛い性格だったり、切ない部分もあったりして。やってくれるぜ、こいつ。もったいなかったなぁ。普通に読みたかったな。

 1月 13日

  「破天荒遊戯 1〜3」  遠藤 海成 【漫画】
 オススメされたので読んでみました。良くも悪くもイマドキのマンガという印象ですが、薄っぺらくはないですね。ヒロインのラゼルの言葉に説得力があるし、なるほど、と思わされることも多いです。作者が変わった考えをする人なのか、それとも丁寧に考えられているのかは分かりませんが。キャラクターも好きだし、ストーリーも好きだなぁ。

 1月 12日

  「新暗行御史 1〜4」  尹 仁完/粱 慶一 【漫画】
   (小学館/サンデーGXコミック)
 韓国の漫画家さんですが、全然違和感はないです。むしろすごくパワフルで圧倒的な迫力がありますね。画面から飛び出してきそうな感じ。しかも絵も上手いですよ。ちょっとゴチャゴチャしている印象ではありますが、慣れれば平気だし。でも何が良いって、主人公が美形じゃないことですね。イイ男だけど(笑)。それに山道のキャラクターもヨシ。お約束でしょう、これは。

 1月 11日

  「夢の果て 全3巻」  北原 文野 (3巻12月刊)【漫画】
   (ハヤカワ文庫)
 これ、全巻揃ってから一気に読もうと思って我慢していました。我慢して良かったー。ああ、もう読み始めたらノンストップですよ。ページをめくることすら、もどかしいようなって良くあるフレーズですけど、まさにそれを体感しました。痛々しくて切なくて悲しいことの多いストーリーですが、やわらかな絵柄のおかげで救われています。「P」シリーズ、もっと読みたいのでハヤカワさん、どうかお願いします(こういうのってどうすれば良いの?投書…?違)。

 1月 10日

  「蟲師 1〜3」  漆原 友紀 (3巻12月刊)【漫画】
   (講談社/アフタヌーン)
 これはものすごく日本的な作品ですね。和風というんじゃなくて、日本人的なの。ジメジメとした暗さと重さがあって、でも暗い話じゃないんですね。うーん、上手く説明できないぞ。そして印象がモノクロです。漫画だから当たり前といえば当たり前なんだけど、色もなければ音もないような静かな世界が広がっています。不思議な雰囲気のある作品でした。特に3巻のラスト、絶品。これで「完結」でも良いくらいです。

 1月 9日

  「千の花」  依田 沙江美 (新刊)【漫画】
 いつも二人がメソメソして、言いたいことも言えないで鬱々と悩みながら、何となくすれ違ってしまい、結局たまりにたまったものをお互いに爆発させて、最後には元のさやに納まる、という…この人の作品はパターンがいつも同じです(笑)。でもそこが好きなので、これからもずっとやって下さい。今回もまたメソメソ。ああ、好きだなぁ〜。

 1月 8日

  「シルエットバリエ」  木々 (12月刊)【漫画】
 シド・リドシリーズもいつの間にか5巻です。この話って、シドもリドも自虐的というかメソメソしていて、そこが好きだったりします(苦笑)。ついでにエドも同じようなタイプだということが今回判明して、ますます好きに。パパさんはそれほどでもないのにね。家庭環境のせいでしょうか(笑)。あ、でもパパさんもヘタレな感じが好き(こらこら)。

  「夢喰見聞 1」  真柴 真 【漫画】
 読んだのはずいぶん前でしたが、感想を書くのを忘れていました(苦笑)。大正末期のレトロな雰囲気がすごく素敵です。オカルトかな。その内容とも雰囲気が合っているんですよね。ストーリーも毎回キレイにまとまっていて質が高いし。絵もキレイだしね。とりあえず続きを待つことにします。

 1月 7日

  「ヒカルの碁 20」 ほった ゆみ・小畑 健 (新刊)【漫画】
 もうそれほど魅力的なキャラは出てこないだろうと油断していたところに、出ちゃいましたよ、社くん。表紙を見た瞬間は大丈夫か?と思いましたが(苦笑)、実際は割と普通っぽい好青年でした(多分ね)。ちなみに高永夏も十分すぎるほどの美形ですが、面白味にかけるからイマイチかな(ワガママ)。今回は余裕をなくしている緒方先生にめろめろっす。ついでに以前より弱くなったと言われて喜んでいたり、いつも蔵を覗きに行ったりするヒカルには思わず涙が…。ああ、書きたいことは尽きません。

 1月 5日

  「打天楽」  佐藤 史生 【漫画】
 トキのその後にもびっくりしちゃいましたが、エミーの変わり様にはもっとびっくり。こんなにキレイになっちゃうとは。何となく普通の女の子になってしまったようで残念な感じ。もっと弾けて欲しいので。「チェンジリング」では人間そっくりの機械って、やっぱりお約束だけど魅力的だよね(笑)。

 1月 4日

  「ワン・ゼロ 全3巻」  佐藤 史生 【漫画】
 これも世界観のしっかりとしたSFでした。この辺のリアリティってすごいな。人間っぽいコンピューターって、やっぱりお約束だけど魅力的だよね(笑)。でも大騒ぎした割には結局何も変わってないんですけどね。変わってないって事がめでたしめでたしなのか。マユリがもうちょっと何かをやってくれそうだったのに、物足りなかったかも。

 1月 3日

  「東京物怪図録」  伊庭 竹緒 【漫画】
 なかなかバラエティに富んだ短編集で面白かったですが、特に「霧の紋章」が良かったです。二人のキャラクターとアヤシゲな雰囲気は好みですね(主従関係でね 笑)。この続きがどうやら「黄昏の楽園」のようなので、こちらもチェックしなくては。しばらくはこの人を読んでいくことになりそう。

 1月 2日

  「ファントム・コグニション 全10巻」  伊庭 竹緒 【漫画】
 前半部分はどう見てもキャラクターが某アイドルに激似で、イマイチだったのですが、中盤から絵が変わってストーリーもぐっと良くなりました。いやホントに。これを読んでかなり創作意欲が湧いてきて、おかげで助かりましたよ(訳の分からないコメントかも…苦笑)。えと、魔人好きの方にはオススメかな。

 1月 1日

  「夢みる惑星 全3巻」  佐藤 史生 【漫画】
   (小学館文庫)
 はっきり言ってしまうと、展開は遅いし、ラストは予想通りだし、ストーリーも単調なのですが、それでも面白いのです。しっかりと世界が確立されているから、気が付くとハマっているのですね。その世界の住人になれてしまうのです、あっさりと。これだけの設定がもったいないので、サイドストーリも読んでみたいですが、他にもあるのかな。

 

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