読書日記

私が読んだ本の感想など。マンガ・小説、いろいろです。
ネタバレもあるかも。

 ◆12月の日記


 今月は割と小説を読みました。積読本を消化しようと思って。質より量でございます(苦笑)。マンガは新しいものに挑戦しようとしているのが見えますね(笑)。失敗もあれば成功もあり、という訳で。
  No.1
無限の住人 (1)
無限の住人 (1)
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沙村 広明
講談社 (1994/09)

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 です。とにかく絵がすごいです。ただただ圧倒されてしまいます。もちろんストーリーもキャラクターも良いんだけど。画面がスゴイっす。すごい、しか言えないくらい。

(新刊)は今月発売のものです。
 12月 31日

  「7」  瀬川 ことび (新刊)【小説】
 これはどちらかというと瀬川貴次の小説ですね。ホラーというよりはオカルトっぽいし。もちろん面白くなかった訳じゃないですよ。キャラクターも上手いし、北斗七星や7の数字にこだわって、色々な仕掛けがあるしね。でも私は瀬川ことびだったら、笑えるホラーが好きなので。次回はそちらをお願いします(笑)。

 12月 30日

  「三千世界の鴉を殺し 7」  津守 時生 (新刊)【小説】
 相変わらず話は進まないし、二人は進展しませんが、このシリーズはこういうダラダラ感を楽しむものなんでしょうね(苦笑)。今回もカジャが殺人的に可愛かったです。もうたまらん。作者の意図とはきっと違うでしょうが、カジャとルシファをくっつけるというのはどうでしょう(笑)。ところでO2格好良すぎます。ルシファを助ける話だけで番外編を書いてくれないかなぁ(無理)。

 12月 29日

  「ブレーメンII 4」  川原 泉 (新刊)【漫画】
 うーん、ヘルツォークの話、もうちょっとじっくりとやって欲しかったような。でも全体のボリュームを考えたら、こんなもんかなぁ。それほどの長編を描く人でもないし。それでも何だか物足りないような感じがするんですよね…。アリスの話はおとぼけパーティが笑えました。あのパーティらしい活躍はなかったけどね。残念。

 12月 28日

  「黒蜥蜴」  JET (新刊)【漫画】
 「妖しさ」がもうちょっとかなぁ。これだったら、倫敦魔魍街の方がずっと妖しい雰囲気をかもし出していたような。やはりこの人は女性よりも男性を描く方が上手いのね。とはいえ明智小五郎もイマイチな感じだけど。金田一さんの方がそれっぽいですね。比べるのもアレなんですけど。

 12月 27日

  「新カルラ舞う 11」  永久保 貴一 (新刊)【漫画】
 これまでは大丈夫か?という展開でしたが、今回はなかなか。スサノオのことが出てきて話が広がったし、深くなりました。単純になるほどね、と感心させられたし。奈良編の話から伏線が続いているのがすごいですね。もう誰も覚えていないだろうに…(苦笑)。辰王がこっそり大活躍〜、イイね。

 12月 26日

  「おひっこし」  沙村 広明 【漫画】
 この人の現代モノ?と思っていたのですが、意外と良い雰囲気でした。アリですね。笑えるか、といったら「どうだろう?」という感じですが(苦笑)、面白いことは面白かったし。特に「ランチョン」の方が無茶で良かったです。このくらい弾けてしまえば、別の魅力があるってもんで(笑)。

 12月 25日

  「魔法使いさんおしずかに! 全2巻」 竹本 泉 (新刊)【漫画】
 幻の作品(笑)。ずっとコミックスが絶版になっていたので、読みたくても読めませんでした。こうして復活してくれて嬉しい限りです。しかもカラーが良いんだな。この時期のカラー絵がすごく好き。ほんわかしていて色使いがきれいで。あ、中身は今とほとんど変わりないですね。これって、偉大だよな〜。

 12月 24日

  「月光のらんかんにくちなしの匂い」  高久 尚子 (新刊)【漫画】
 タイトルきれいですよね。響きが良いです。中身とはあまり関係がありませんが(苦笑)。なかなか好きな雰囲気の作品でした。私はやっぱりこういうメソメソうじうじするヤツが好きなんだなぁ。二人ともどうしようどうしよう、という感じで微笑ましかったです。可愛いんだよね。

 12月 23日

  「無限の住人 1〜13」  沙村 広明 (13巻11月刊)【漫画】
   (講談社/アフタヌーン)
 これはもうヤラれました。面白すぎ。というよりも、みんなことごとく格好良すぎです。きれいな格好良さじゃないんだけど、人間的な強さや弱さがそのまま出ているから、逆に心を惹かれるのでしょうか。生き様を見せつけられる感じです。個性的なキャラクターに、あるいは上手い絵と描写に、とにかく唸らされました。そのうちに「はまりもの」に入ると思います。

 12月 22日

  「ヘウレーカ」  岩明 均 (新刊)【漫画】
 あら?続き物じゃなかったのですね。これは序章で現代に話が進む、ということかと思ったら終わっちゃいました(泣)。もちろんこれだけでも十分に面白かったのですが、変な期待を抱いていたからね…。そもそもダミッポスって何者なのよ。多分、シリアスな話なのでしょうが、コメディタッチで軽快に読めました。

  「はにーすぃーとティータイム 2」 山野 りんりん (新刊)【漫画】
 ああ、可愛いなぁ。なごみます。ついでにやっぱりお菓子やケーキが食べたくなっちゃいますけど。虎島家の人々も新たに加わって、ますます大騒ぎですね。柿沼さんがかなりアブナイ人になっているのが笑えました。どんどんイッちゃってください〜。毎回メニューの名前に大爆笑。たまにあるよね、こういう店(笑)。

 12月 21日

  「献血ラッシュ 2」  天原 ふおん (新刊)【漫画】
 すっかりヒカトと旭がラブラブモードですね。ま、これはこれでラブラブじゃないよりは、ハッピーの方が良いんだけど、でも(笑)。今回は新キャラが個性的でした。女王様とか医者とかその助手とか。私はやっぱりマッドドクターなライゼルさんが好きだなぁ。

  「G・DEFEND 17」  森本 秀 (新刊)【漫画】
 今回はバトルシーンばかりだったし、ついでに人数が多いから、顔の見分けがつきにくくて困りました。あれ?この人誰だっけ…?と思うことも多かったです。ま、結果は予想通りというべきでしょうか。とりあえず、みんな楽しそうにやっていたのが印象的でした。良かったね。

 12月 20日

  「暗夜鬼譚 細雪剣舞」  瀬川 貴次 【小説】
 通勤途中にこつこつと読んでいたのですが、ようやく読了です。時間が掛かりすぎて、話がイマイチ分からなくなったり(苦笑)。とにかくまだ白拍子の出番もこれからという感じだし、先を期待しましょう。「あおえがたり」が面白かったです。今までのあらすじを紹介しつつも、知っている人にも楽しめて。これですよ、これ(笑)。

 12月 19日

  「少年名探偵 虹北恭助の新冒険」
  「少年名探偵 虹北恭助の新新冒険」
     はやみね かおる (新刊)【小説】

 タイトルだけでこんなに…(苦笑)。今回は恭助くんよりも若旦那の独壇場といった感じでした。笑えるけどね。ミステリとしてはそれほどの謎解きもなかったし、やっぱりジュニア向けですかね。あ、でもほのぼのした雰囲気と読後の爽やかさに心が洗われるので、疲れた大人の方にもオススメかも(笑)。お子様へのクリスマスプレゼントなどにも宜しいかもしれません。

 12月 18日

  「楽園奇談」  椹野 道流 (新刊)【小説】
 やっぱり遊園地って良いよねぇ。童心に戻れます。今回は森パパさんが、一人で暴走していたくらいで、特にこれって話も無かったですね。すっかりラブラブな二人ののろけ話でした。まぁ、幸せなのは良いことです。あ、そうそう、小一郎の誕生話がありましたね。大きくなったもんだ(笑)。

 12月 17日

  「天使とダイヤモンド」  那州 雪絵 【漫画】
 野球マンガというよりは青春モノですね。みんなそれぞれが生き生きしていて、見ているだけで楽しかったです。情けない圭ちゃんが笑えました、最高。安里クンが好きだなぁ。ラストの彼には泣けちゃったよ。これを読んで「紀元2600年のプレイボール」を思い出しました。新生野球部っていいよね。

 12月 14日

  「海賊王の帰還 暁の天使たち3」 茅田 砂胡 (新刊)【小説】
 書きたいことは『そのほか日記』に書いてしまったので、それほど書くこともないのですが、今回も本編の展開が遅い割に、枝葉末節なエピソードの描写が多いな、と思いました。タイトルに偽りあり、とまでは言わないまでも、それに近いですよ?(苦笑)。好きな人の好きなシリーズだから、質の高いものを読みたいです。

 12月 13日

  「かたつむり前線 7」  藤川 佳世 (11月刊)(完結)【漫画】
 残念、終わってしまいました。好きだったのに。でも私としては思惑通りのラストだったかな、という気がします。ということは、つまりは朝子の相手が『彼』だったってことなんですけどね。ネタバレになるから言わないでおきます。見え見えか…?(笑)。ついでにナイアット、好きです♪

 12月 12日

  「天気晴朗なれど波高し。」  須賀 しのぶ (新刊)【小説】
 流血女神伝の番外編ですが、どう見てもランゾットとコーアのラブラブ航海日誌なんですけど(笑)。本編ではいろいろとある二人なので、幸せそうで何よりです。ついでに若かりしコーアはイイ男だしね。続きも楽しみですが、やっぱりひとこと言いたいな。男ってヤツはまったく…(苦笑)。

 12月 11日

  「百鬼夜行抄 10」  今 市子 (新刊)【漫画】
 やはり飯嶋一族はみんな普通じゃないみたいですね(笑)。司ちゃんの好みのタイプが笑えました。妖怪かよ。じゃあいっそのこと鬼灯さんはどうでしょう?(爆)。新キャラ(?)の開さんはこの先、律の良き相談相手になってくれるのでしょうか。それともただ厄介ごとを持ってくるばかりの人になるのでしょうか。きっと後者だな。

 12月 10日

  「聖霊狩り 惑いし子ら」  瀬川 貴次 (新刊)【小説】
 相変わらず萌えちゃん、萌え萌え(笑)。しかも多能さんまで悪ノリしているし。ストーリーはどんどん深刻になっていくので、こういうコメディ描写に救われました。桜田一族、特に宗一郎が何をやらかしてくれるか、気になるところですが、やっぱりいつまでたっても、どこまでいっても受難だよね。飛鳥井くんって(苦笑)。

 12月 9日

  「魔殺ノート 退魔針 魔針胎動篇 1〜3」
    菊地 秀行/斎藤 岬  【漫画】

 タイトル長すぎ。しかも前シリーズの「退魔針」を読んでいないので、分かりにくいところもありますが、私はこの作画の人が好きなので、何でもイイんです(笑)。ストーリーより何よりも、この人の絵が好みなんだなぁ。超絶美形の大摩さんなんて、眺めているだけで幸せです。ついでに見かけの割に性格がお茶目なところもツボ。

 12月 8日

  「ドラゴンヘッド 全10巻」  望月 峯太郎 【漫画】
 終わってないよ、これ〜(号泣)。9巻くらいから嫌な予感はしたのですが、あの展開じゃ終わる訳ないよな…。途中までものすごく面白かっただけに惜しいです。訳の分からない不安を見つめて、それに立ち向かって行ったりする姿勢とか、あくまでも主役の二人が普通の人間だというのも好感が持てたし。もうちょっと、どうにかならなかったかなぁ…。

 12月 7日

  「天上の愛地上の恋 10」  加藤 知子 (新刊)【漫画】
 ああ、なんかもう。このすれ違いはどうにもならないんでしょうかね。ルドルフのことを誰よりも分かってくれて、支えられるのはアルフリートだけなのに。せっかく二人が出会っても、優しい空気にならないのがつらいです。この先も破滅に向かって落ちていくだけのようで切ないな…。

  「ドームチルドレン 1」  山崎 風愛 【漫画】
   (エニックス/ガンガンコミックス)
 これは良いです。子供にぜひ読ませてあげたいマンガですね。マンガを読んじゃダメだという大人にもね。マンガから学ぶことだって多いんだぞ〜。あ、もちろんマンガ好きの大人にもおすすめ。夢と希望と友情と。恥ずかしくなるほどに真っ直ぐです。

 12月 6日

  「緋色の椅子 1」  緑川 ゆき (新刊)【漫画】
 丁寧な作りはいつもどおりですが、線の細い絵柄だから、こういう画面だとちょっと見づらいかなぁ。ストーリーは面白いし、キャラクターの雰囲気も良いです。ただ、序盤なのでストーリーを追うので精一杯な感じを受けますね。今までの作品ほどは、印象的なシーンがなかったかも。この先に期待します。

  「遙かなる時空の中で 6」  水野 十子 (新刊)【漫画】
 今回は友雅さんの独壇場。みんなが必死に探しているのに、やっぱりヤツは女と一緒か、と笑ってしまいそうでした。とうとう彼も八葉の一人ですね(今更だけど)。遥か2をやっていないので、「翡翠」さんとは初対面です。でもイイなぁ。これを読んだらやりたくなってしまいますね。「幼稚園」可愛かったですが、詩紋クン違和感なし(笑)。

 12月 5日

  「ONE PIECE 26」  尾田 栄一郎 (新刊)【漫画】
 うーん、荒唐無稽。ここまでやっちゃうと、次は宇宙に出て行くしかないんじゃない?(笑)。ま、スケールが大きくて面白いけどね。ところでルフィは船長、ナミは航海士、ウソップは狙撃手、サンジはコックで、チョッパーは船医。じゃあゾロは…?用心棒か?(苦笑)。外国のキャラクター名が笑えました。

  「テニスの王子様 16」  許斐 剛 (新刊)【漫画】
 何だか読んだことがあるような?と思ったら、アニメが追いついちゃっていたんですね。ちょうど同じところで面白かったです。ところでカラーがキレイでしたが、他のキャラクターがメインの回にやってくれれば…と思ったのは私だけではあるまい(笑)。氷帝の監督、たまらんわ。ヤツは絶対に真性だね(何が)。

 12月 4日

  「ホイッスル! 23」  樋口 大輔 (新刊)【漫画】
 今回は回想シーンとモノローグばかりで、話がぜんぜん進んでいません。しかも試合展開が訳分からないし。今は何対何?同点だっけ?シゲちゃんがいきなりむちゃくちゃ上手くなっているのも違和感アリアリだけどな。でも一番気になったのは松下コーチです。若すぎだって。もうちょっと渋いほうが好きなのにー(号泣)。

 12月 3日

  「ここはグリーン・ウッド 全6巻文庫版」  那須 雪絵【漫画】
 「困星」と比較されることが多いので、読んでみたのですが(以前に読んだことはあるはず…)、確かに面白いです。キャラクターが生き生きとしているし、「困星」よりもずっと立ってます。こんな寮だったら住んでみたい〜。主人公のスカちゃんはパッとしないけどね。どう見ても光流や忍に食われてます(苦笑)。特に忍、最高ですね。私は大好きだー(爆)。

 12月 2日

  「困った時には星に聞け! 18」  あべ 美幸 (11月刊)【漫画】
 話が進まねえ。宝パパと亜也子さんはあっさりくっつけといて、肝心の宝と清嶺はどうするつもりなんだ。双葉も苦手だしな。あーもう、読むたびにイライラしちゃうんですけど。それなら読まなきゃいいんだが、いつか面白くなるかもしれないと思って、つい。止めるか、いっそ。

  「パセリ 1」  朝岡 みなぎ (新刊)【漫画】
 ああ、こういう話好きだなぁ。普通の二人の普通じゃない日常(笑)。前作があまり普通じゃない人たちだっただけに、特にね。ちょっと絵とか雰囲気が依田沙江美さんっぽいけど。でもところどころのシーンや台詞にずきっと来るものがありますね。表現上手いです。

 12月 1日

  「エル 10」  高橋 美由紀 (11月刊)【漫画】
 エルとエリーの二人も神秘的できらびやかで素敵でしたが、レオンも多少人間に近い分だけ、違った魅力がありますね。色々な時代の多彩な人々の話が読めるのも良いな。話がパターン化している部分もありますし、先が読めてしまいますが、それでも好き。

  「悪魔が来たりて笛を吹く」 JET (11月刊)【漫画】
 これは天職ですよねぇ。凄惨で暗くて、それでいてどことなくコミカルな部分もあるし。思い入れの勝利か。この人の描く金田一さん以上のものは存在しないと思うな、私は。ちょっと不甲斐ないところが好きです。だって原作の金田一さんっていつも後手後手だからね(苦笑)。

 

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