読書日記

私が読んだ本の感想など。マンガ・小説、いろいろです。
ネタバレもあるかも。

 ◆11月の日記

 今月も相変わらず小説は読めていませんが、マンガはたくさん読みました。しかも巻数が多いものも読んでいるし。ま、あまり新しい人には挑戦していませんけど。
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惣領 冬実
講談社 (2002/02/22)

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 です。この人の作品は古いものしか読んでいなかったのですが、イメージが覆されました。スゴイです。力入ってますよ。精神世界の描写なんて圧倒されるばかりでした。この先も期待大。

(新刊)は今月発売のものです。
 11月 30日

  「完結版 新装アーシアン 3」「別巻 秘密の花園」
    高河 ゆん (新刊)(完結)【漫画】

 ちょっとラストがバタバタした印象がありますが、それでもきれいに終わってくれたかな。死も禁忌も恐れずに想いを貫いた二人だから、きっと幸せになっているでしょう。別巻はルシフェルが秀逸でした。やってくれた、という感じ。それ以外はまー、うーん、えーと…(苦笑)。

 11月 29日

  「永田町一丁目七番地 5」 芳崎 せいむ (新刊)【漫画】
 みんながこんな政治家だったら日本も良くなるだろうにね。さくら総理もイイよねぇ。強くてきれいでカッコイイです。こんな総理だったら(以下同文)。珍しく二人がラブラブな雰囲気で微笑ましかったです。公認の仲ってのも笑えるけど。実際にこんなことがあったら大変だよね。ライディーンも良かったです。

  「続々GoGo玄徳くん」  白井 恵理子 (新刊)【漫画】
 続きが出てくれて嬉しいです。タイトルが何だかなー、という感じですけど(苦笑)。 基本的には「くすっ」ですが、たまにツボにハマって大爆笑しちゃいます。幸せにしてもらいました。正直に言ってここまで続くとは思わなかったので、ありがとう、お疲れ様と言いたいな。といいつつ、次の巻が出たりしてね(笑)。

 11月 28日

  「モーツァルトは子守唄を歌わない 4」
     森 雅裕/有栖川 るい (新刊)(完結)【漫画】

 ついに完結。全ての謎も解けてきれいに終わりました。ま、原作付きですから。でもそれを抜きにしても、かなりの出来だったと思います。ベートヴェン先生はカッコイイし、モーツァルトは神秘的だし、チェルニー君は可愛いし。音楽の素養が全くない私でも、楽しませてくれました。お疲れ様です。

  「東京魔人学園外法帖 2」  喜名 朝飛 (新刊)【漫画】
 今回は天戒様。これに尽きます。まー、外法帖の魅力は天戒様を抜きにしては語れないですけど。明らかに京梧よりも素敵ですよ。ひーちゃんと二人で主役と言ってもいいくらい。こちらのひーちゃんは男前でやっぱりカッコイイしね。ついでに風祭ちゃんがめちゃ可愛かったです。何だか内容に全然触れてないぞ…(苦笑)。

 11月 27日

  「C! 5」  反島津 小太郎 (新刊)【漫画】
 ま、ほとんどいつもどおりなのですが、何となく今回は割と「まとも」だったなー、と思ってしまった私はやっぱりかなり汚れてしまっているのでしょうね…(笑)。ああ、純情可憐な時代はどこへ行った(そんな時があったのか?)。「しりとり」を真剣に考えてしまいました。ああ、ダメダメ。

 11月 26日

  「ES ─Eternal Sabbath 1〜2」  惣領 冬実 【漫画】
   (講談社/モーニング)
 これはスゴイです。ストーリーはもちろんですが、表現というか映像力・イメージ力が素晴らしいですね。今まで培ってきた技術を全て注ぎ込んでいる感じ。力入ってますよ、これ。この先にも期待大です。この人の最近の作品は読んでいなかったので、正直言ってここまで描ける人だったのか、と驚きました。他の作品もチェックしてみなくては。まずは「MARS」かな。

 11月 25日

  「妖精事件 全5巻」  高河 ゆん 【漫画】
 はっきり言ってまとまりがないし、伏線も消化できていないし、マンガとしてはイマイチですが、とにかく「クー」がイイっすね。どうしてじゅりあが王子を好きなのか、全然分からなかったし。最初に欲しいと言ってもらえたからじゃないの?誰でも良かったんじゃないのか。その後、一度もまともに会えないのに、何で好きでいられるのか理解不能。説得力もないぞ。やっぱりクーでしょ、クー。

 11月 24日

  「PHANTOM;DEAD OR ALIVE 2」  渡辺 道明 (新刊)【漫画】
 相変わらず笑えてシリアスです。このテーマでこんな設定でありながら、あくまでもギャグをやろうとする姿勢が好きだなぁ。ファントムがだんだんとカッコ良く見えてきちゃうのが不思議ですね(笑)。ところで新キャラのクールビューティ殿下が気になりますぅ。美形だしね♪

  「はにーすぃーとティータイム 1」  山野 りんりん 【漫画】
 ずっと探していたので、見つかって嬉しいです。とっても可愛い話でした。とにかくカッキーが笑えるっすね。こんな人がいたらイイなぁ(ホントか?)。でもケーキやお菓子が食べたくなっちゃうのが問題かなぁ。ついでに作ってみたくもなるんだけどね(…作れるかどうかは別として 苦笑)。

 11月 23日

  「森の魔女たち 全2巻」  松本 花 【漫画】
 BLじゃなかったですが(それっぽい部分もあったけど 笑)、可愛い話で面白かったです。魔女たちもそれぞれ個性的だったし。甘い物好きの梅ちゃんが最高ですね。下僕の蛟も笑えます。イイ取り合わせだね。

 11月 22日

  「日本を休もう 18」  東宮 千子 (新刊)(完結)【漫画】
 終わってしまいました。好きなマンガが終わってしまうと腑抜けたようになってしまいます。うーん、これはこれでしっかりと終わってくれましたが、ハッピーエンドといえるのかどうか。泣かされましたよ、やっぱり…。最初から一気に読んでみたいな。日本の成長を見つめてみるのも良いでしょうね。

 11月 21日

  「鍵迷宮─幽鬼館の殺人」  神谷 悠 (新刊)【漫画】
 表紙を見て、とうとう京ちゃんが一平君の花嫁に!?と思ったのは私だけではあるまい(笑)。京ちゃんの方はすでに落ち着いているのに、一平君がジタバタしているのが可愛かったです。もうちょっと自信持てばいいのに。ちゃんと京ちゃんを信じてあげなさい。結城とアキラに関してはもう言うことはありません。幸せになってね(爆)。

  「骨董あなろ具屋」  山野 りんりん (新刊)【漫画】
 ずっとこの人のサイトを見ていたので、コミックスが出るのを今か今かと待ち望んでいました。やっぱり思っていた通りの優しくて可愛い話です。こんなお店があったら行ってみたいな。絶対に入れないだろうけどね(苦笑)。「1」と書いてないのですが、続きはないのかなー。

 11月 20日

  「鵺姫異聞」  岩本 隆雄 (9月刊)【小説】
 ようやく読めました。ちょっと話が大きくなりすぎたような気がしますが、シリーズが上手くまとまったかな。とにかく選ばれた『特別』な人たちばかりになる中で、隆や「さな」が頑張ってくれました。「真話」よりも読みやすかったです。純がここまで重要人物になるのは意外でしたけど。これから先の話もあるのかな。

 11月 19日

  「ARIA 1」  天野 こずえ (新刊)【漫画】
 これって続きモノでした。前のシリーズがあったみたいですね(苦笑)。でも絵は丁寧でキレイだし、話も面白いし、雰囲気も好きな感じです。ほのぼのして。以前のものも読んでみたいし、この先も気になりますね。

 11月 18日

  「本当にあった事件シリーズ 2」  浪花 愛 (新刊)【漫画】
 実は「1」を読んでいなかったりします…。だって見つからないんですよー。浪花愛さん、久しぶりに読みましたが、やっぱり笑えました。ノリが変わっていない嬉しさもあるしね。こういうのを読んでしまうと、いい加減な主婦は私だけじゃないんだな、と思って勇気が湧いてきます。いや、それじゃダメなんだろうけど(笑)。

 11月 17日

  「知らない国の物語 2」  川瀬 夏菜 (10月刊)【漫画】
 この話って続きが気になるー、という感じでもないので、何となく読み逃してしまいます。でも読んでみると面白いんだけどね。特に主役たちよりも、脇役の方がいい味を出していて、表現が上手いなぁ。マーシュ兄さんとかローゼルとかグレイルとか王妃様とか。悪い人じゃないけど、一筋縄ではいかない人たち…。ステキ。

 11月 16日

  「海よりも深く 全10巻」  吉村 明美 【漫画】
 面白かったことは面白かったんですが、次々に事件が起こって、何となく最後まで読まされてしまった感じです。ちょっと行き当たりばったりかなぁ。ポイントを予言の話だけに絞れば良かったのに。幽体離脱とか二葉のこととか、あんまり必要なかったような…。静電気の話だけで十分に荒唐無稽だよ(笑)。

 11月 15日

  「悪〜WARU〜」  はしだ 由花里 (新刊)【漫画】
 この人はもう無条件で好きなので、内容はどうでもイイんです(苦笑)。もちろん面白かったですけど。ジョーのパパさんが妙な味を出していて笑えました。基本的にはコメディだよね、これ。一番のワルは由宇士じゃないかって気がするけど。人間見た目じゃないね〜。

 11月 14日

  「楽園30000フィート」  東谷 珪 (新刊)【漫画】
 この人の作品は、以前に読んだことがあるような気がするのですが、その時はイマイチな感じでした。これは面白かったです。絵が上手くなったのかな。こんな会社があったら見てみたいような、でもやっぱり怖いような(苦笑)。一度くらいはこの飛行機に乗ってみたい気はしますけどね。目の保養に(笑)。

 11月 13日

  「月夜烏草子」  及川 七生 (新刊)【漫画】
 新人さんですが、やっぱり最近は皆さん上手いですよね。技術面では文句ないです。内容は、というと、こちらもなかなか。明治時代の舞台設定が、「あやかし」の存在する余地を残してくれるって感じがします。時代の移り変わりに翻弄される人々の存在も上手く描いているし。とにかく丁寧な作品づくりをしていると思いました。

 11月 12日

  「流血女神伝 砂の覇王 9」  須賀しのぶ (新刊)【小説】
 『砂の覇王』編終了。覇王のことも明らかになって、きれいに終わってくれた感じですね。カリエがずっと流されるままになっていたようでイマイチだったのですが、最後に頑張ってくれました。ついでにエドもね(笑)。でも私はシャイハンの方が好きなんだけど(苦笑)。どうも猛々しいのは苦手なんですよ。戦争好きの君主ってヤダなー。

 11月 10日

  「エンジェルハート 5」  北条 司 (新刊)【漫画】
 香瑩がまだ日常生活に慣れていないのが可愛いですね。このズレた所が面白いので、しばらくはこんな感じでいて欲しいな。ところで冴子さん、30代後半だったのかぁ。でもイイ女には年齢なんて関係ないよねっ(笑)。個人的には槇村兄妹の話が読めて嬉しかったです。

 11月 9日

  「霧幻綺譚 2」  田辺 真由美 (新刊)【漫画】
 シリルの身体にめろめろ〜ん(笑)。一輝も捨てがたいですが(苦笑)。桜子はいったいどちらを選ぶんでしょうね。いえ、もちろん相手は普通の人間でも構わないんだけどね…。新キャラも登場して、話も盛り上がってきました。この先どうなるのか、気になりますねー。

  「魔境学園風雲記ハイパーハーフ&ハーフ 2」
     巣田 祐里子  (新刊)(完結)【漫画】

 相変わらずチマチマした作品です。読むのにとっても時間が掛かりました(笑)。お得だね〜。「S・S」のメンバーも出てきて嬉しいですね。五ツ星って魔境学園よりもよっぽど魔境だよ。こんな話ばっかり描いているんだなぁ、この人(苦笑)。結局、一兵くんのことは解決しなくて残念ですね。また雑誌がなくなるなんて不遇…。

 11月 8日

  「三番町萩原屋の美人 全15巻」  西 炯子 【漫画】
 ああ、終わってしまった。『蝮』でこのまま突き進むのか?と不安だったのですが、その途端にラストですか。…がっくり。結局最後まで「いくさん」の顔は出なかったですね。ラストもちょっと物足りないような気もしましたが、それがご隠居さんらしくもあるかなぁ。あ、ついでに最後の最後まで島田は謎の人でしたね。本当に人間なのか(笑)。

 11月 7日

  「八雲立つ 19」  樹 なつみ (新刊)(完結)【漫画】
 完結ですね。うん、これはしっかりと終わったような気がします。古代と現代がちゃんと結びついたし、眞前さんもやっぱり思いっきりやってくれたしね。七地くんの存在も意味を持てたし。これは一気に読み返したら、また違う印象を持つかもしれません。ま、難を言うなら、キャラクターがちょっと増えすぎた感がありましたけど。活かしきれない人もいっぱいいたので。それくらいかな。

  「ガートルードのレシピ 3」  草川 為 (新刊)【漫画】
 うわー、お兄ちゃん(じゃなくてクロード)がやってくれますね。こういう悪役のようであり、でもとことん悪役にはなりきれないようなキャラクターってツボです。最後には改心しちゃうんだろうね(爆)。ついでにカーティスもかっこ良かったです(笑)。

 11月 6日

  「無頼猫 1,2」  高野 宮子 【漫画】
 可愛い話でした。基本はほのぼのなんだけど、猫が人型をしているので、何となくエッチぃ感じです。特にシロボシの足が(笑)。というよりも、萌え?…狙っているのでしょうか。絵柄はそんなタイプじゃないですが。これからもちょっとチェックしてみようかな、という作家さんでした。

 11月 4日

  「麒麟館グラフィティー 全13巻+番外編」 吉村 明美 【漫画】
   (小学館/フラワーコミックス)
 泣けました。最初はどうなることかと思いましたが、最後には収まるべき所に収まりましたね。菊子や妙が自分に正直にぶつかっていく姿に感動です。もうこの人の作品はどれも良いので、絶対に「マンガの部屋」に何かを入れます。どれにしようか迷いますが、コレかなぁ。一番きれいにまとまっているような気がするし。

 11月 3日

  「完結版 新装アーシアン 1〜2」 高河 ゆん (新刊)【漫画】
 以前に途中まで読んで挫折していました。理由はきっと男同士だったからでしょう(笑)。昔はものすごく苦手だったのです。…それが今や。と、とにかく面白かったです。全然古さを感じないし。ストーリーも先が気になりますが、完結してくれるって言うんだから、嬉しいよね。書き下ろしカラーもキレイです。装丁も凝っているし、これは安いと思うな、うん。

 11月 2日

  「あずまんが大王 全4巻」  あずま きよひこ 【漫画】
   (電撃コミックス/メディアワークス)
  か、可愛かった〜。それに何だか分からないけれど面白いですね。気がつくと笑っていたりします。ちょっとへこんだ時なんかに、また読み返したくなる作品かな。みんなまともそうで微妙にズレているのが良い味を出していて。特に大阪さん(本名忘れた…)が好きです。「ほんならや〜」なんて最高♪

 11月 1日

  「刀神妖緋伝 4」  新谷 かおる (10月刊)【漫画】
 今までのパターンからして、そろそろ終わりかなと思ったのですが(笑)、まだもうちょっと続きそうな感じですね。でも千の戦って、千回戦うってことかね。それは果てしないな〜(苦笑)。とはいえ、未だにヒロインの髪型が気になって。あれってウサギ耳じゃないのか…?(爆)。

  「悪魔の黙示録 26」  高橋 美由紀 (10月刊)【漫画】
 いよいよクライマックスですね。ま、予想通りの展開で進んでいるという感じですが、何となく絵が荒くなっていません?パワーがあると言えば、そうなんだけどね。力が入りすぎているのかな。もうちょっと繊細な絵だと思っていたんだけど。ラストまで見守っていくとしますか。

 

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