読書日記

私が読んだ本の感想など。マンガ・小説、いろいろです。
ネタバレもあるかも。

 ◆10月の日記

 今月は全然小説を読んでいません。マンガもあんまり読んでいません…。新刊すら読みきれていなかったりします。ただ単に買いすぎだという気もしますが(苦笑)。来月は少し考えよう…。
  No.1
あかく咲く声 (1)
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緑川 ゆき
白泉社 (2000/01)

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 です。この人の「アツイヒビ」でひと目惚れをして、さっそく買い揃えてしまいました。作品の雰囲気もキャラクターもストーリーも良いのですが、何よりも作者が真摯に漫画に向かっていることが感じられて嬉しかったです。

(新刊)は今月発売のものです。
 10月 31日

  「AMAKUSA1637 4」  赤石 路代 (新刊)【漫画】
 本当に歴史を変えちゃうつもりみたいですね。開き直ってしまったのか(笑)、ますます面白くなってきました。先が楽しみです。実在の人物が次から次へと出てくると、今度は誰が出るかな、とそちらも期待してしまいますね。でも宮本くんはまだ何かやらかしてくれそうな…。

 10月 29日

  「ブラックジャックによろしく 3」 佐藤 秀峰 (新刊)【漫画】
 …ダメだ。今回は私自身が未熟児でかなり色々あったので、平静では読めませんでした。どうも余計なことを考えすぎてしまいますね。でもどんな人でも病院と関わらない人は居ない筈だから、多かれ少なかれ身につまされる部分や、心当たる部分はあるのかもしれないですね。と、無難にまとめてみたりして(苦笑)。

 10月 28日

  「少年☆周波数 ─王様の棋譜 全6巻」
    佐久間 智代 (6巻10月刊)【漫画】

 眼鏡好き(笑)としては、ずっと気になっていたのですが、ようやく読めました。やはり北村氏は良いですな。でも色々な伏線があったようなのに、ほとんど片付かずに、最後はバタバタと終わった感じ。あの終わり方はないよ…(号泣)。せめてあと2巻くらい使ってじっくりと終わらせて欲しかったな。途中までが面白かっただけに惜しいです。ところでこれってBLじゃないんですね。この人はBL作家じゃなかったのか…(笑)。

 10月 27日

  「子供はとまらない 2」 菅野 彰/二宮 悦巳 (新刊)【漫画】
 あらら、いきなり勇太と真弓がラブラブになっちゃいましたね。びっくりだよ。まゆたんはもっと粘るかと思ったのに、あっさり落ちたな(苦笑)。ま、それより驚くのは、大人たちがまだ何もしていなかったという事実ですな。何やってんだ、大河(笑)。あー、でも今回は勇太がシゲに見えちゃって仕方がなかったよ。…スマン。

  「DATA 7」  橘 皆無 (新刊)【漫画】

 うわ〜、急展開だ。前巻あたりから謎が解けてきて、いよいよクライマックスという感じですね。ユキとサクラがどうなってしまうのか、心配です。全部思い出して、本来の二人に戻るのが本当なのかもしれませんが、今までのユキやサクラが居なくなっちゃうのは哀しいな〜。せっかく仲良しだったのにね。

 10月 26日

  「THE WORLD 2」  獣木 野生 (新刊)【漫画】
 この二人って、偉大な神なんだよね。その割には今回はずいぶんと小さな話でした。これはこれで牧歌的でいいんだけど、もうちょっとなぁ。それにやっぱりパームのイメージから離れられないよ、私…。あの人やあの人が出てる、と思っちゃいます。ところでシロちゃんは「猫」として扱われながら、人間形でどう思われていたんだ…?

  「続GoGo玄徳くん」  白井 恵理子 (新刊)【漫画】

 まさか続きが出てくれるとは、嬉しい嬉しい。まだまだ頑張って欲しいです。あ、もちろんシリアス作品も読みたいけど。描いているんだろうか…。相変わらずめためたに可愛い姜維とおバカな馬超が好きだなぁ。

 10月 25日

  「G・DEFEND 16」  森本 秀 (新刊)【漫画】
 今回はすっごくマーティが可愛かったですが、それ以上に城くんがイイ味を出していました。彼の本命はいったい誰なんだー(笑)。コミュニケーションゲームが面白い展開になりそうで、次が楽しみです。このシリーズはまだ終わらないかな。終わらないといいなー。

 10月 24日

  「超少女明日香 学校編 1」 和田 慎二 (新刊)【漫画】
 おおー、沼先生。これがあるから和田慎二はやめられないよなー。懐かしさのあまりに涙が出そうですよ。また読み返したくなるなる〜。今回は学校が舞台だからそれほど大きな事件じゃなさそう。それだけに気楽に面白く読めました。このくらいの方がいいな。明日香はいつもテーマが重いから。

  「シネマの帝国 2」  赤石 路代 (9月刊)【漫画】

 二人の間で揺れ動く花王莉ですが、やっぱり私としては青矢さんと結ばれて欲しいと思うな〜。現実はどんどん離れてしまいそうですけど。この先の展開としていきなり男性二人のどちらかが死ぬなんてことがありませんように(苦笑)。

 10月 23日

  「フルーツバスケット 10」  高屋 奈月 (新刊)【漫画】
 ああ、また泣かされた。ずるいよな、同じネタを形を変えて何度も何度も泣かせるのってさ〜。でもはとりさんよりも若かりし紫呉さんがツボ。昔から食えないヤローだったのね。しかもタラシくさい…(笑)。ところで今回、春くんがイイ味出してました。こんなキャラだったっけ?萌える〜(違)。

  「ゴッドチャイルド 4」  由貴 香織里 (新刊)【漫画】

 相変わらず痛いねぇ、誰も彼もが。今回はドクターの過去も出てきて、ちょっとヤバイです、私。こういう人が好きなので(爆)。しかも眼鏡だ、やっぱり…。ついでにリフくんも好きですが、綺羅綺羅しい金髪よりは黒髪の方が(苦笑)。次回のリフくん、気になるけど。大丈夫かな〜。

 10月 22日

  「からくりサーカス 25」  藤田 和日郎 (新刊)【漫画】
 うあー、今までの謎が解けっぽい〜(笑)。いよいよクライマックスですね。しかも泣ける〜〜。相変わらず、泣かせるのが上手いよね。これでもかって感じ。ああ、どうなるんだろう、エレオノール。いやその、無事なのは分かっているんだけどね(苦笑)。

  「いとこ同士」   今 市子 (新刊)【漫画】

 この人の描く、真正面のBLって好きです。誰もがみんな普通の人っぽくて。なんでわざわざ茨の道を行くかねぇ、と自分でも思いながらも、もう後戻りは出来なくてうじうじする感じが、良いよね(笑)。それにとにかく表紙がきれいです。私は思わず帯を「邪魔だー!」と外してしまいました。

 10月 21日

  「ローズメリーホテル 空室あり 全4巻」 西 炯子 【漫画】
 
この人の絵、実はすごく好みです。以前からずっと気になっていました。それでも読んでいなかったのは何故なんでしょうね(苦笑)。読んでみたら、ラストがちょっとあっけないような気はしましたが、やっぱり良かったです。コメディだとは思わなかったけど。シリアスの方が似合いそうな絵だよね。

 10月 20日

  「村野」   坂田 靖子 【漫画】
  「水の片鱗─マクグラン画廊」
 
こちらも一気に。台風と戦う男の子の話や、妙なキノコの話など、子供が生き生きして可愛かったです。やっぱり妙なことが起こってばかりですけど。村野さんも良い味を出していますな。こうして読んでくると「水の片鱗」は何も起こらない普通の話、に思えるから笑えます(苦笑)。

 10月 19日

  「階段宮殿」   坂田 靖子 【漫画】
  「エレファント・マン・ライフ」
 
別につながってはいないですが、一度に書いちゃいます。とにかくどちらもちょっと変った雰囲気の短編集で面白かったです。ほのぼのしているし。妙なことが当たり前のように起こり、そのことの説明も解決もなかったりするのですが、そんな理屈はどうでもいいか、という気分になるのが不思議です。いいですよ〜。

 10月 18日

  「ブラックジャックによろしく 1〜2」 佐藤 秀峰 【漫画】
    (講談社/モーニングKC)
 これは話題になる筈ですね。とにかく怖い話でした。どこまで現実に近いのかは分かりませんが、もしかしたら、現実はもっとこれ以上にひどいのかも。私は読み終えてから、医者や病院がまるで信じられなくなりました。少なくとも、大学病院には行きたくないね。絶対に。でも2巻の北先生は反則でしょう。顔を見るたびに笑っちゃってダメだよ…。雰囲気ぶち壊し(苦笑)。

 10月 17日

  「パンゲアの娘KUNIE 5」
      ゆうき まさみ (9月刊)(完結)【漫画】

 終わっちゃいました。何となく壮大な話になりそうだったのに、ラストはあっけなかったような。面白かったのに。打ち切り…?(泣)。一応謎は解けたけど、禁断のオチだしな(笑)。次回作に期待するとしますか。

 10月 16日

  「少年魔法士 10」  なるしま ゆり (9月刊)【漫画】
 ああ、勇吹が〜(泣)。私ははっきり言ってカルノよりもこの子の方がずっと好きなので(笑)幸せになって欲しいよう…。ラスト近くの食事を作ろうとしている勇吹くんの顔が切なくて泣けます。号泣しちゃいます。アークやナギのことも分かってきて、ますます先が気になりますね。

  「7SEEDS 2」  田村 由美 (9月刊)【漫画】

 あらら、何となくがっかり。やけに嵐の恋人の話が出ると思ったら、花ちゃんがヒロインじゃないの。また同じパターンかい。面白いんだけどね、ナツちゃんに期待していただけに。この先は花と嵐が出会う(…変な言い回し)話がメインになりそうだしさ。頑張れナツちゃん。

 10月 15日

  「新・時空のクロスロード 2 黄色い瞳の男の子」
     鷹見 一幸  (新刊)【小説】

 今回はコロッケです。コロッケって実は作るのとっても面倒なんですよ。売っている物は安いけどね。手間は掛かってるんです。でもそんなコロッケを美味しく作れる人はきっと料理上手だね。何の話だ(笑)。毎回とても面白いんだけど、やっぱり『向こう』でコロッケを作るようなエピソードが欲しかったかも。「新」になってから、普通で無力の人っぽさが薄れちゃっているのもイマイチかな。

 10月 14日

  「魅惑のビーム」  こがわ みさき 【漫画】
 一番最初に読んだものがファンタジーっぽかったので、そういう作品を描く人なのかと思っていましたが、こちらは普通の話でした。可愛くってほのぼので、とても微笑ましいですね。心が温かくなります。あ、でも鴨志田くんには度肝を抜かれました(笑)。

  「しあわせインベーダ」  こがわ みさき 【漫画】

 こちらも割と普通の話。鼻血くんの話が面白かったです。可哀想なんだけど、どこか笑えるんだよね。笑っちゃ悪いと思うから余計に。…ゴメン。いや「超自然」の話があったか。あれはファンタジーだね。可愛かったよーん。

 10月 13日

  「BUD BOY 17」  市東 亮子 (新刊)【漫画】
 えーっと、キャラクターが増える割に、みんな同じような顔なので区別が付きません。美形だから目の保養にはイイんだけど。ちょっとキャラ増やしすぎじゃないですか?もう覚えられないよ…。それよりはそれぞれをもっと深く描いてくれた方がいいな。ところで蕾がどんどん縮んでいるような気がするけど、気のせい?(笑)。

  「妖精国の騎士 43」  中山 星香 (新刊)【漫画】
 いったいいつ終わるんだろうね。早く終わって欲しいんじゃないですよ。「きちんと」終わって欲しいので、巻数が増えると心配になります。それにこのシリーズを描き終えたら力尽きちゃいそうな気もするし。続きが読みたいものもまだあるのに〜。

 10月 12日

  「でんせつの乙女」  こがわ みさき 【漫画】
 メルヘンというかファンタジーというか。ふわふわと空にただよう風船みたいな話でした。可愛いし、心が温まるし、絵もきれいだしね。こういう優しさを感じさせてくれる話はとても好きです。

 10月 11日

  「PEACE MAKER鐵 1」  黒乃 奈々絵 (新刊)【漫画】
 新シリーズ(?)ということで、ちょっと変わってはいますが、痛くて苦しくて切なくて、でも微笑ましいようなところは同じですね。初手から歳さんの豹変(笑)に悩殺され、鈴ちゃんでノックアウト。ああ、こんなことになって(号泣)。新キャラもすごいのが続々と。…濃いなぁ、みんな。あ、そうそう鉄ちゃんは変わりナシでした(爆)。

 10月 10日

  「Hold me tight 1」  篠原 烏童 (新刊)【漫画】
 ファンタジーかな。フィーフィーは竜というよりはどう見ても「犬」ですが(笑)、すんごく可愛いです。あの毛皮に埋もれてみたーい。こういう人間と異生命体(?)との心の結びつきを描かせたら上手いですね。ほわほわ、じーんとなります。

  「リオン 1」  和田 慎二/島崎 譲 (新刊)【漫画】
 原作者も作画者もどちらも好きなので試しに買ってみましたが、とにかくスゴイね(笑)。濃いです。そして力が入っています。でもどう見てもイマドキの話じゃないので、打ち切りにならないことを祈るばかり…。頑張ってくださいね。

 10月 9日

  「少年アシベ 全8巻」   森下 裕美 【漫画】
 「ゴマちゃん」のキャラクターは知っていましたが、ちゃんとマンガを読んだことがありませんでした。面白かった〜。キャラクターがみんな微妙に変で(たまにすごく変な人もいるんだけど)、この微妙なズレが笑えますね。ペッペッペさんって名前が最高です。一度聞いたら忘れられないよなぁ…。

 10月 8日

  「あかく咲く声 全3巻」   緑川 ゆき 【漫画】
   (白泉社/花とゆめコミックス)
 とても感動的でした。設定も良いんだけど、それ以上にキャラクターの表情がイイですね。事件的なストーリーの割にすごく静かな印象で、すーっとします。台詞も言葉を吟味して丁寧に語られているという気がしました。読んだ後に少しずつ胸の中に何かが降り積もるような感じです。…花かな? ちなみに私は川口さんが好きです(分かりやすい…)。

 10月 7日

  「ヒカルの碁 19」  ほった ゆみ/小畑 健 (新刊)【漫画】
 ああ、ヒカルがすっかり大人に(号泣)。いやその、これで純粋な囲碁漫画となったと思うし、緊迫感もありました。むしろ面白くなっているとも思います。でも、でもね。私は可愛いヒカルが好きだったのよー。それにちょっと弱い部分がある子が好きなので。三谷くんが全然変わってなくてほっとしました(笑)。

  「輝夜姫 20」  清水 玲子 (新刊)【漫画】
 また新キャラ登場。ついでにやっぱり晶がモテモテ。基本はワンパターンなんだけど、ある一方ではみんなが泥沼に落ち込んでいくばかりでつらいですね。これって、ラストはどうなるんだろうな。誰か一人くらいは幸せになれるのか…?(苦笑)。

 10月 6日

  「よみきり♪もの 3」  竹本 泉 (新刊)【漫画】
 相変わらずの「うじゃうじゃ」話。これだけずっとおんなじような話を書いているというのに、ネタがなくならないのがすごいよな。隙間にはまる女の子の話が良かったな。ついでに私も耳掃除好きです。人のをやりたいとは思わないけど。怖いもん。

 10月 5日

  「のら猫の話」  吉村 明美 【漫画】
 表紙だけを見て、メルヘンっぽい話かと思ったら、中身はごく普通の話でした(苦笑)。でも面白かったですよ。やっぱり波乱万丈あったりして、最後にはほのぼのとして上手く収まってくれるし。安心して読めますね。

 10月 4日

  「熱情 1」   ごとう しのぶ/高久 尚子 (新刊)【漫画】
 高久さんの絵はすごく好きなのですが、ストーリーはもうちょっとだと思っていたので(失礼)、原作付きで期待して読みました。いやー、良かったです。切なくてね。続きなので、この先も楽しみですね。

  「Hくん」    松本 花 【漫画】
 面白かったー。意味もなく敬遠していたのが、もったいなかったなぁ。絵もストーリーも好きです。それに何が一番好きかって、この人の描く「手」ですね。男の人のちょっと節ばった、すらりとした指がすごくカッコイイの。色っぽいっす。

 10月 3日

  「爺さんと僕の事件帖 1〜3」  しかくの 【漫画】
   (角川書店/あすかDX)
 ほのぼのミステリーでした。推理モノとしてはそこそこの出来ですが、雰囲気が良いですね。面白かったですよ。特に「爺さん」が渋いし、知的だし、眼鏡だし、美形だし、爺さんという割には若いし。オヤジ好き(笑)のツボを突かれまくり。ところで続きは出るのか、出ないのか…(泣)。

 10月 2日

  「眠りにおちる前に」   亀井 高秀 【漫画】
  「サンクチュアリ」
 どちらも初期短編集。別に続き物ではないですが、感想は一気に書いちゃいます(手抜き)。絵は多少古い部分もありますが、繊細な美しさは最初から変わっていないですね。そして切なくて悲しい話の中にも、最後には希望が残されるような優しさも同じです。面白かったのはもちろんですが、やっぱり私はこの人が好きなんだなぁ、と実感しました。

 10月 1日

  「アツイヒビ」   緑川 ゆき 【漫画】
   (白泉社/花とゆめコミックス)
 これはものすごく感動しました。内容ももちろん良かったんだけど、それ以上に、作者がとても真摯に真っ直ぐにマンガに向かっていることが、ひしひしと伝わってきたからです。マンガを描きたくて仕方がないんだという気持ちを感じました。すごいです。この他の作品もぜひ読んでみたいし、これから先も楽しみな方ですね。

 

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