読書日記

私が読んだ本の感想など。マンガ・小説、いろいろです。
ネタバレもあるかも。

 ◆8月の日記

 今月はあまり新しいものに挑戦していません。新刊を追うだけで精一杯でした。それもようやく6月に出たものを今頃読んでいたりして。頑張れ、私。本当はもっといろいろ開拓していきたいのにな。
  No.1
 
名もなき花 1 (1)
posted with amazlet on 06.09.04

四鵬 マユミ
ソニー・マガジンズ (1998/12)

  です。絵はきれい、話もしっかりと作りこまれ、なおかつきっちりと終わっていて文句なしです。多分新人さんだと思うのですが、この先が楽しみですね。「メドゥサ、鏡をごらん」も私はすごく好きですが、こっちは一般向けじゃないと思ったので(笑)。

(新刊)は今月発売のものです。
 8月 31日

  「メドゥサ、鏡をごらん」  井上 夢人 (新刊)【小説】
 これはとても怖かったです。読んでいて、何が現実で何が真実なのか、分からなくなり、読み終わってからもその不安が残ります。自分自身の存在も不確かになりそうな、幻惑。ミステリでもなくホラーでもなく、あえて言うならば「井上夢人」である、としか表現できない作品です。井上夢人が好きな人には文句なくオススメですが、知らない人は「クラインの壺」あたりで修行を積んでから読んだ方がいいかも(笑)。

 8月 30日

  「忍者飛翔 雪の章」  和田 慎二 【漫画】
 これってリニューアル版かと思ったら、新作でした。その後に出ている「桜」「風」がそうみたいですね。ま、こうして形を変えても、いいものを新しい読者に読んでもらえるってのは良いことです。幽霊兵団はちょっと凄惨すぎてイマイチでしたが、他は面白かったです。アンが可愛い♪

 8月 29日

  「神々の憂鬱 暁の天使たち2」  茅田 砂胡 (新刊)【小説】
 今回全然話が進んでませんね。遊園地の描写を入れるくらいなら、ルウやリィの昔のことや神々の話をもっと詳しく書いたほうが良かったのに。そっちがメインだろー。挿絵も変わって違和感があるし。鈴木理華さんの絵は好きだけど。「タブロウ・ゲート」いいっす。とりあえず次回に期待をするとしますか。

 8月 28日

  「丸の内ラプソディ」  猫田リコ (新刊)【漫画】
 やっぱりこの人の話は好きだなー。可愛くて味のある絵と、妙なノリの話がうまくマッチしているんですね。笑いと切なさが同居しているところもヨシ。今回はずっと妄想している男の子の話が笑えました。あれじゃ神様も大変だね。

 8月 27日

  「カルバニア物語 7」  TONO (新刊)【漫画】
 タニアもいろいろ苦労をしているんですね。この話って、意外とみんなのほほんとしているようで、実は暗い過去があったり、背負っているものがあったりして、基本はコメディなんだけど、シリアスな部分もあるから面白いんでしょうね。このメリハリが上手いです。

  「ラヴミーテンダー 1」  木々 (新刊)【漫画】
 あ、何となくBLだ(笑)。この人の絵ってどうみても洋モノなので、日本が舞台だとずいぶんと違和感がありますが、でも面白かったです。沙英がいったいこいつはナニモノ?!という感じで笑えました。守備範囲広すぎないか?(笑)

 8月 26日

  「気がつけば晴れ」  宏橋 昌水 【漫画】
 ああ、これは良かったな。絵がきれいですが、ただきれいなだけではなくて、細部にまで行き届いていて丁寧なのです。それにキャラクターの心の動きや感情表現もしっかりと描かれていたし。本当に心を込めてマンガを描いている、という気がしました。他の作品も探してみよう、と思ったら、すでに一冊読んでいたことが判明。あれ?そっちも面白かったけど、ここまで感銘を受けなかったんだよなー。なぜだ。

  「黒の太陽 銀の月 1」  前田 とも (新刊)【漫画】
 絵は文句なくきれいですね。でも最初は「絵」だけの人かな、と思ったのですが(最近多いんだ…)、読んでいると、ちゃんと描こうとしていることが伝わってきて良かったです。この二人の続きも気になりますね。

 8月 25日

  「トッペンカムデンへようこそ 5」   征矢 友花 (新刊)【漫画】
 えーっと、相変わらず絵が上手くなりませんな。5巻まで進んでいるのに、ここまで下手なのは珍しいぞ。だからといって面白くない訳ではありませんが。それでも表現力とか顔の表情とか、もうちょっと上手かったら、もっといい作品になるだろうと思うのね。惜しいんだなー。

  「銀のヴァルキュリアス 1」  さちみ りほ (新刊)【漫画】
 うわー、すごい話。奴隷って…(苦笑)。「夢やしき」を描いた人とは思えないくらいですね。これはこれで好きだけど。ゴージャスな美女や、きらきらした美男をバンバン出して欲しいです(笑)。

 8月 24日

  「KOMISCH 6」   橘 皆無 (新刊)(完結)【漫画】
 佐乃ー!!!やっぱり素顔もカッコいいです。好みです!(爆)。結局、国為よりも謎の人でしたが。そもそも佐乃って名前?苗字?…あ、分かった。「佐」が苗字で「乃」が名前ね。ってンな訳あるかー!(一人ツッコミ)。本編と全然関係ないコメントだ。えっと、つまり丈太郎が国為はともかくとして、佐乃にドキドキしていたのは何で?薬のせいじゃないよな。それだけが気になります(やはり佐乃がらみか…)。

  「YASHA-夜叉- 12」  吉田 秋生 (新刊)(完結)【漫画】
 意外とあっけなく終わってしまった印象ですね。とはいえ、中途半端じゃなくて、しっかりと描ききってはいるのですが。どうにも「お約束」な気がして。だってさ、見るからに凛はああなって、尊がああなるのは、想像がつくじゃないですか。良くも悪くも予想を裏切って欲しかったな。別の道もさ、あったと思うんだよね…。

 8月 23日

  「MとNの肖像 6」  樋口 橘 (新刊)(完結)【漫画】
 終わっちゃいました。妙なノリが面白かったんだけど。最後の方はシリアスな場面が多かったので、ちょっと物足りなかったかな。とことんコメディで突っ走って欲しかったような気も…。ハッピーエンドは好きだから、これはこれでいいんだけど。ひじりんごが最後までオイシイよなぁ。作者に愛されてるって感じ(苦笑)。

  「炎迷宮-燈火城の殺人」  神谷 悠 (新刊)【漫画】
 うーん、なんか吹っ切れました?(笑)。京と一平の関係をきっぱりと「友情」にしたことで、落ち着いたような気がします。ミステリとしても良く出来ていたし。九慈さんがここまで大きな存在になってくるとは意外でしたが、彼はでしゃばらないから大丈夫でしょう。でも私としては似たもの同士じゃなくて、正反対の人が良いな。

 8月 22日

  「funfun工房 3」  渡辺 祥智 (新刊)【漫画】
 あらら。魔女と「あの人」との関係がまさかそんなことだったとはね。それに巻き込まれて大変なことになるみちるちゃんたちがイイ迷惑ですな。私としてはあまりどろどろするよりも、このくらいの方が可愛くていいけど。この人の絵柄や作風ともあってますしね。ところで垂水くん、好きです(笑)。

  「ぼくはね。 2」   藤原 規代 (6月刊)【漫画】
 もう、なんつーか、これは読んでいると恥ずかしくて走り出したくなっちゃうくらいに、熱いし、クサいし、お約束たっぷりなのですが、それでも好きです。だからこそ、好きです。今どきこんな幸せホームドラマを描けるのって偉大だなぁ…。

 8月 21日

  「果ての搭の物語」  利光 晃 (新刊)【漫画】
 これBLかと思って買ったら普通の話でした(苦笑)。だってBLの棚にあったんだよう…。表紙もそれっぽいしな。いやその、話自体はそれなりに完成されていて面白かったのですが、期待と違っていたからさ〜。良いんだけどね。あ、でもキャラクターの名前が仰々しすぎてイマイチ。支於奈とか摯悧異とか沙羅那とかってどうよ?(笑)。

 8月 20日

  「胡桃の中」  川唯 東子 (新刊)【漫画】
 この人の作品は多分読んだことがあって、そんなにハマるという感じでもなかったような記憶ですが、これは良かったです。表紙の雰囲気も好き。BLというよりも普通にストーリーを楽しめました。ちょっと「ギャラリーフェイク」ぽいけどね(笑)。谷崎さん、無精ヒゲがない方が好きです♪

 8月 19日

  「運命の糸車 グイン・サーガ86」  栗本 薫 (新刊)【小説】
 ああ、話が進んでいるようで進まない…(泣)。イシュトがグインやナリスの引き立て役になってしまっていて哀れです。これをきっかけに変わってくれれば良いな。このままじゃ破滅しか待っていないですからね。でもストーリーがクライマックスというよりはすでに斜陽という気がしないでもない…。こうして皆どんどん亡くなっていくのね。

 8月 18日

  「GLOBAL GARDEN 2」  日渡 早紀 (7月刊)【漫画】
 今回はしっかりとファンタジーをやってくれているので、楽しんで読めますね。今まではちょっと中途半端だったから。でも涙花がちゃんとした女の子になっちゃったら、普通の話になってしまうな〜。男の子でいるのは可哀想なんだけど。

 8月 17日

  「スキップ・ビート! 1」  仲村 佳樹 (7月刊)【漫画】
 面白かったです。こういう「勢い」だけのコメディ(笑)もわりと好き。この先もキョーコは頑張ってくれそうですね。敦賀蓮と同じ事務所になるんだろうし、こちらもまた楽しみです。恋愛に発展…しないよなぁ(苦笑)。

 8月 16日

  「孤島の姫君」  今 市子  【漫画】
 表題作も面白かったですが、一番好きなのは「沈黙」ですね。この発想が面白いし、最後は驚かされました。でも、笑えたのはやはり「文鳥」でしょうか。この手のものを読むと思わず飼いたくなりますよね〜。これでこの人の作品は全部読んだかな、と思ったら、文鳥マンガがまだだった…。

 8月 14日

  「流血女神伝 砂の覇王 8」 須賀 しのぶ (新刊)【小説】
 あああ、カリエがあんなことに…。この話って、本当に少女向けじゃないよな。ヒロインの恋人はあんなヤツだし、ヒロイン自体もこんなことになっちゃうしさ。どうなの、これって?(スミマセン、ぼかした書き方ばかりで。でも何を書いてもネタばれになるから…)。今回はダメダメなサルベーンが結構ツボだったかも。結局美味しいとこ取りだろ、お前。

 8月 13日

  「しっぽのきもち」  南野 ましろ (新刊)【漫画】
 やられた…。これBLじゃないじゃん。いやそのBLな部分もあるのですが、基本は猫マンガだよね。ま、ましろさんの描く動物は文句なく可愛いので、別に良いんですけど。ヤタカがとにかく可愛いです。猫好きの方にはオススメか?(笑)。

 8月 12日

  「名もなき花 全3巻」  四鵬 マユミ 【漫画】
    (ソニー・マガジンズ/きみとぼく)
 こ、これは文句なく素晴らしかったです。絵はきれいだし、表現も上手いし、それ以上にストーリーが引き込まれてしまって、あっという間に読みました。そして泣きました。とにかく良かったよー。途中ではどうなることかと思いましたが、しっかりと終わらせてくれたし。私とマンガの趣味が合う人だったら、これは好きだと思います、絶対に。読んでねッ!…あ、でももしかしたら絶版かもなぁ…(泣)。

 8月 11日

  「パンゲアの娘 KUNIE 4」  ゆうき まさみ (6月刊)【漫画】
 ますます謎が謎を呼び、訳が分からなくなりますが、この事態とクニエや陽が関わってくるのはいつになるのかな。遭難の話は関係があるのかな。ああ、もう混乱するよ〜。とにかくガンガン話を進めてくださいねっ(笑)。

 8月 10日

  「からくりサーカス 24」  藤田 和日郎 (新刊)【漫画】
 うわー、糸引きトラ欲しい♪ …スミマセン、本編とまったく関係ないです(苦笑)。いよいよ全ての謎が明らかに!?という感じですね。全員が密接に関わってきて、この先が気になります。これと鳴海はどう関係してくるんだろうか…。思いっきり取り乱しているエレオノールと、美少年ギイが可愛らしかったです。

 8月 9日

  「9番目のムサシ 12」  高橋 美由紀 (新刊)【漫画】
 やはり二人の愛は前途多難のようですね。でもUBだったら慎吾を無事に守る場所くらい、いくらでも用意できそうなものだけど。ま、それじゃ、話が面白くないけどね。それにしてもムサシは恋人といても全然色気がないですね。男にしか見えないんですけど(笑)。

  「Lady Midnight 2」 和田 慎二 (新刊)(完結)【漫画】
 続きがあるとは思っていなかったので、また読めてうれしいです。今度こそ、本当にちゃんと片がついたという感じだし、ハッピーエンドで良かったね。個人的には木場さんは髪を下ろしているほうが好みです(爆)。ところで木場さんは「レディ」と裕希のどっちが好きなんでしょうか。ナース服の力で裕希の勝ちか?(笑)。

 8月 8日

  「ねこめ〜わく 3」   竹本 泉 (新刊)【漫画】
 ものすご〜く久しぶりの新刊。なんと5年ぶりだそうで。これって続いてたのね(笑)。新キャラ登場でにぎやかにはなったものの、状況にはほとんど変化なし。百合子が浪人になったってことくらいか?(苦笑)。毎回猫たちの着ぐるみ仮装(?)が珍妙で可愛くて可笑しいです。

 8月 7日

  「彼方から 13」  ひかわ きょうこ (新刊)【漫画】
 クライマックスも近づいてきました。やっぱりノリコは普通の女の子で、武器は「イザークが好き」ってことだけなのが、いじらしくて、応援してあげたくなります。でもこの手の話って元の世界のことをどう処理するかというのが私は気になるのですが、これはどうかな?

 8月 6日

  「黒猫の三角」  皇 なつき/森 博嗣 (新刊)【漫画】
 こういうミステリの漫画化って原作か漫画かどちらを先に読むべきか迷うのですが、今回は皇さんの魅力に負けて、こちらを先に読んでしまいました。面白かったです。絵はもちろん美しいし、表現も素敵でした。キャラクターもいいしね。林さんが好きだなぁ。無精ヒゲが良かったのにいつの間にかすっきりしていて残念(笑)。

 8月 5日

  「ヒカルの碁 18」  ほった ゆみ/小畑 健 (新刊)【漫画】
 今回は番外編ということで、バラエティに富んだ短編集でしたが、面白かったです。前巻までがショックだっただけにねぇ。久しぶりの加賀はカッコ良かったし、奈瀬ちゃんもイイ味出してました。こういう女の子っていいなぁ。ああ、でも佐為とヒカルのほのぼの日常が…。ちょっとほろりとしてしまうけど。

 8月 4日

  「恋愛言語学」  高久 尚子 (新刊)【漫画】
 やはりこの人の絵は好きです。カラーもキレイなんだぁ〜。ほのぼのとした雰囲気の話も良いしね。弓道は全然分からないのですが、凛として素敵ですよね。あ、先生の話も良かったな。こういう不器用なたどたどしさが好きなので。

 8月 3日

  「最遊記 RELOAD 1」 峰倉かずや (新刊)【漫画】
 うは、相変わらずのノリと、ちょっと切ない&痛いストーリーは健在ですね。とにかく三蔵様は麗しいので、それだけで幸せです(笑)。「すき焼き」の話も面白かったなぁ。こういう日常的なほのぼのした話もいいよねぇー。

 8月 2日

  「戦う!セバスチャン」  池田 乾 (新刊)【漫画】
 セバスチャンはとにかくすごいですね。人間なのか?(笑)。ま、それをいったらヘイヂだって、明らかに人外魔境だけどな。ノリが珍妙なので、この先はどうなるのか気になるんだけど、でも続きが読みたいー、という感じでもないんだよね。微妙(苦笑)。

 8月 1日

  「地球管理人 2」   杜 真琴 (7月刊)【漫画】
 マオが相変わらず笑えます。しかもワガママで自分勝手で、どうしようもないヤツなんだけど、どこか憎めないんだよね。羨ましいですね。こんな風に生きられたら人生楽しそうだ。でも私はカヤさんタイプ(笑)。新キャラのルイジさんも大暴走してくれて嬉しいです〜。

 

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