読書日記

私が読んだ本の感想など。マンガ・小説、いろいろです。
ネタバレもあるかも。

 ◆4月の日記


 今月もそこそこ小説を読んでいますね。13冊。しかもBLあんまりないです(笑)。あ、でもマンガはBLばっかりか(ダメダメ)。
  No.1
 
ピアノの上の天使 (1)
posted with amazlet on 06.09.04

尾崎 かおり
新書館 (1997/04)

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  です。分量的には「スカーレット・ウィザード」ですし、かなり良かったことは良かったんですけどね。でもやはりこちらを。なんというかガツンと殴られたような衝撃を受けたのでね。あうー、好きです。

(新刊)は今月発売のものです。
 4月30日

  「イリヤの空 UFOの夏 その2」  秋山瑞人 【小説】
  お祭り騒ぎ。それにしても描写が異様なほどに事細かなので、ものすごくリアリティがありますね。怖いくらい。いったいどこからがフィクションなんだ、と思ってしまいますが、全部フィクションだっての。うーん、でも死体を洗う話、怖かったよー。ほのぼのどたばた話の後だから余計だよね。ふと気付きましたが、これって「最終兵器彼女」?…違うか。

 4月29日

  「眠られぬ夜のために」  さとうかずこ 【漫画】
 絵がきれいだけど、どこかで見たような、と思ったらフルバっぽいんだな。そう思って読み返したらもっと面白いかもしれない…(笑)。主人公が弱々で情けないけど可愛かったです。この手の話って、どうしてこんな子がモテるんだ?と思ってしまうのは私だけだろうか。と言いつつも、こんな話が大好きだったりするんだけど。

  「曖昧なグリーン」  成神護 【漫画】

 こちらも絵がきれい。ま、初めての人はぱっと見のきれいさで買うことが多いから、当然と言えば当然なんだけどね。カラーイラストの透明感が素晴らしいです。中身も切なくて可愛くて、良かったなー。こういう心を閉ざした少年がだんだんと変化していく話って、大好きなんです。

 4月28日

  「イリヤの空 UFOの夏 その1」  秋山瑞人 【小説】
  最初は普通のラブコメ(?)のつもりで読んでいたら、所々にハードな設定が出てきて、どういう世界なんだ?と思ってしまいました。でもそこが面白かったです。ありきたりな日常と非日常の境界があいまいで。あっちの世界ではそれこそが日常だからなんだろうな。謎の転校生、しかも美少女。お約束ですが、この先どうなるのか、楽しみです。水前寺くんもイイね。

 4月27日

  「能瀬くんは大迷惑!Jr編 5」  辻よしみ (新刊)(完結)【漫画】
 ま、なるようになったか、という感じですね。それでも結局、最後までドタバタするのもお約束。それにしても能瀬パパはいったい何歳なんだよ。というよりも人間か?(笑)。読み切りが面白かったです。こういう話って好き。変だけど、お似合いの二人だよね。運命の出会いって気もするし?(苦笑)。

  「G・DEFEND 14」  森本秀 (新刊)【漫画】

 前巻の雰囲気ではどうなることかと思いましたが、意外とあっさり片付いちゃいました。拍子抜けしたくらい。その後はやっぱりほのほのムードか。この緩急が必要なのかも知れないですが。いつでも張り詰めていたら大変だもんね。ずっと気になっているのが、アレクの恋人は城なのか、それともマーティなのか。二股か?(笑)

 4月26日

  「メテオ・メトセラ 1〜3」  尾崎かおり 【漫画】
 最初は前作とずいぶんイメージが違うなぁ、と思ったのですが、読んでいくうちにやっぱり根っこの部分は同じだと思いました。特にユカ。…怖すぎ。レインとユカが出会う時を考えると、かなりどきどきします。楽しみでもあり、つらくもあり。マチカは結構泣き虫なのに、泣く時も思いっきり強く泣くのが潔くて素敵です。続きが早く読みたいー。

 4月25日

  「新・時空のクロス・ロード 緑の指の女の子」
     鷹見一幸 (新刊)【小説】

 「新」なので舞台は違いますが、コンセプトは同じですね。ただ今回はナサニエルや洗馬といった人間外(?)が出てきちゃって、主人公は何もしていなかったような。影薄いです。いっそのこと、瑞穂ちゃんがメインでも良かったのでは?(笑)。それでも一気に読ませる勢いと感動的なラストもあり、まずまずといったところでしょうか。あ、でも今回はあまり食べ物が出てこなかったな…。

 4月24日

  「チキタ☆GUGU 3」  TONO (新刊)【漫画】
 帯にニッケルのことを「誰もが彼女を好きになる」とありましたが、まさにそんな感じ。色々苦労していますが、いい子です。でも私はキサスも好きだったりするんだな。顔か?顔なのか?(苦笑)。ついでにクリップはもっと好きなので、どうなるか気になりますが、やっぱり顔だろうか…。

 4月23日

  「あしながおじさん達の行方 全2巻」  今市子 【漫画】
 えーっと、かなり複雑な話で、ラストがごたごたしましたが、全体的には面白かったです。結局夏海と恭兵は両想いだったんだろうね。夏海の酒ぐせが悪くなければ、結ばれていたかも知れない〜(笑)。ところでヤスヒロはなっちゃんと春日とどっちが好きなんだ?私は春日と結ばれることを望みますが(笑)。

   「大人の問題」  今市子 【漫画】
 これって別にBLじゃないよな(笑)。どこからどう見てもエビゴローの方が主人公顔ですが、主役は地味な直人くんなのが笑えます。でも本当に冴えないよなぁ。せめてもうちょっとどうにかならなかったのかね。海老兄が笑えました。いいキャラだ。

 4月22日

  「さくらのくちびる」  依田沙江美 【漫画】
 相変わらず、みんなメソメソしてます(笑)。あ、でもこれは古い作品だから、元々こんな作風で、今も全然変わってないってことなんだね。私はそこが好きなので、もっとうじうじめそめそしてください(爆)。ホント、可愛いんだよな。

 4月21日

  「スカーレット・ウィザード 全5巻+外伝」  茅田砂胡 【小説】
 これに関してはいろいろと書きたいことがあったので、「そのほか日記」でつらつらと。あまり楽しいことは書いてないですけどね(苦笑)。あ、でもトータルでみれば十分面白かったですよ。だからこそ、だからこそ〜!!!(笑)。

 4月20日

  「よろず屋東海道本舗 8」  冴凪亮 (新刊)【漫画】
 おや?この巻で完結じゃなかったんだね。ここで「終わり」でもすっきりして良かったと思うけど。あるいは後は「番外編」とか?何にしても「キョウ」がいなくなっちゃうのは、寂しいな。香ちゃんにとっては幸せなことなんだろうと思うけど。ただの良い子になっちゃうじゃん。あの「裏」のしたたかさが好きだったのにー。

   「碧のミレニアム 6」  杜野亜希 (新刊)(完結)【漫画】
 終わってしまいました。いまいち納得できず。金髪なのはそういう伏線だったのか、とそこは面白かったですが。だって峰岸が本当は千波の●●だった、なんて、簡単には納得できないですよ。そんなのアリかー!?それでもハッピーエンドだったから、まあいいかな。

 4月19日

  「からくりサーカス 22」  藤田和日郎 (新刊)【漫画】
 うわー、衝撃の事実が出てきました。こんなSFっぽい(?)設定が出てくるとはなー。ちょっと意外でした。ナルミ編もつらく苦しかったのに、勝編もこんなことでは、しんどいですね。これを乗り越えていくんだろうけど、そこまでを見つめていくのが大変。しろがねはきっとずっとこんな気持ちなんだろうな。頑張れ。

   「やさしい悪魔の物語 4」  川口まどか (新刊)【漫画】
 弟くんの話が終わったので、今度はナナイロちゃんやベンベラですね。あー、やっぱりベンベラはいい男だよなー。なんでそんなにナナイロちゃんが良いんだか(こらこら)。でもナナイロちゃんも昔はすごく可愛かったんだけど、最近はなー。ああ、どうなるんでしょうね、この二人は。

 4月18日

  「ピアノの上の天使 全2巻」  尾崎かおり 【漫画】
 これはやられました。独特な言葉の選び方と、はっとするような画面構成で、もろに直球ど真ん中です。ぐさぐさ来ました。欠けたものが埋まるような、探していたものが見つかるような。こんな感じは久しぶりです。嬉しいなー。この人とはどこか近しいものを感じます。はうー、要チェックだ〜。チェックするものが多いな…。

 4月17日

  「アールグレイ氏の優雅な生活 全2巻」  後藤星 【漫画】
 タイトルを見たら洋物っぽいですが、主人公は普通の日本人でした(笑)。でもこういう人が身近に居たらいいよなぁ。本人は大変そうですが、俊くんがそばにいてくれるから大丈夫でしょう。やっぱりこの人の作品は好きですね。心が温まるし、ほのぼのするし。これからもチェックしよう。

 4月16日

  「おおいぬ荘の人々 3」  菅野彰・月夜野亮 (新刊)【小説】
 ほ、ほもの館…(笑)。いやもう、まさにそんな感じですわ。この環境で裕幸と征雄がどうなるか、楽しみ〜(邪笑)。いくらユキちゃんや明生がいても、男ばっかりではむさくるしいんだな、と実感しました。椿ちゃん可愛いよねぇ。女の子がいると華やかになるな、うん。しかし皆よっぽどまともなもの食べてなかったんだね。アシュレイは料理できそうだけどな。

 4月15日

  「おまえが世界をこわしたいなら 全3巻」  藤原薫 【漫画】
 これは最初から最後まで切ないというか痛い話でした。ハッピーエンドとも言いがたいし。泣けるんじゃないけど、哀しくて、息苦しくなりそうな…。とはいえ、読後感がそれほど悪くないのは、全編とにかく綺麗だからかも知れないです。いい意味で、ですよ。キレイ事ってことじゃなく。好きなタイプだったので、この人の作品を探してみようかな、と思ってます。

 4月14日

  「地球の楽園 2〜3」  芳崎せいむ (新刊)【漫画】
 絵がずいぶん変わっているので、ちょっと抵抗はありますが(表紙とか書下ろしとか)、本編は普通に面白かったです。こういう友情のような、それ以上の「パートナー」というか「相棒」という雰囲気の二人って、イイですよね、羨ましい。司書さんが好きかも(笑)

 4月13日

  「守護霊に捧げるバラード」  かすみ涼和 【漫画】
 笑えました。キャラクターたちがみんな純情可憐(笑)で可愛いです。読んでいて微笑ましいし、心がほんわかしますね。絵もきれいで、好きなタイプでした。すっかり気に入ったので、またこの人の作品を買って来ようかな。なんつって、もう買って来ちゃいました〜(苦笑)。

 4月12日

  「かたつむり前線 1〜6」  藤川佳世 【漫画】
 梶原くん、好きだ〜!(笑)。こういう外見と中身の違う人ってツボですね。しかも弱々なところがヨシ。支えてあげたいー、と思っちゃいます(苦笑)。鹿上くんも可愛いし、いっちゃんは素敵だし、芙美さんはキレイだし。ああ、いいなぁ、朝子(笑)。やっぱり朝子には梶原くんと結ばれて欲しいですが、今のような微妙な三角関係(?)もいいんだよね〜。あ、佐倉くんのこと書くの忘れた…。

 4月11日

  「人形師の夜 1〜6」  橘裕 【漫画】
 この人の作品は初めてだと思うのですが、面白かったです。絵が思いっきり少女漫画な可愛さなのが最初はちょっと気になりましたが、すぐに慣れたし。ストーリーもどこか切なくて、でも暖かさがあって良かったです。読みきり形式なのも読みやすくていいね。結局謎のままの人形師さんですが、彼女の話もいつか読めるといいな。

 4月10日

  「石ノ目」   乙一  【小説】
 これがホラーに分類されているのはちょっと違うな、という気がしますが、面白かったです(表題作はかろうじてホラーか?でも読後感は切ないよ)。どの作品も不思議な印象でした。特に「はじめ」には驚かされたし。どうしてこんなこと考えられるんだろう…。一番好きなのは「BLUE」ですかね。泣けます。

 4月 9日

  「Flower 4」   和田尚子 (3月刊)【漫画】
 渋谷のような人が多い場所は、車椅子じゃ大変なんでしょうね。お店の中だって、通路が狭くてなかなか入れなさそうです。言われてみるとトイレに入るのだって、大変なんだなー。普通の人が何気なくやっていることも、同じようにするのは簡単ではなくて。もっと理解が進むといいですね。北川さん、カッコイイです。色々乗り越えてきてるから、その強さなのかな。

 4月 8日

  「Close your eyes」  りぎあ・もーりす (3月刊)【漫画】
 はじめての方です。例によって店頭で見かけて衝動買い。でも買ったのは3月…(苦笑)。なかなかしっかりとしたストーリーのSFで、絵もきれい&可愛いので、好きかも。ただ最後がちょっとバタバタしたかな。でも十分感動的で、いいラストでした。

  「花のように」  後藤星 【漫画】

 こちらもはじめまして。ほのぼのとして、とてもあたたかい話でした。種がわざわざ人間になる意味はイマイチよく分かりませんが(苦笑)、どの種たちも可愛かったです。特にギンさんが良かったな。いやもう泣けるよ〜。

 4月 7日

  「ゴースト! 1〜3」  四方津朱里 【漫画】
 美形がぞろぞろのドタバタコメディで理屈抜きに笑えました。もうとにかく性格が最悪の黄国さんが、最高に素敵です。私ってこういうクセのある人が好きなのかも(苦笑)。ついでに愛のために巫女になっちゃう無茶な藤掛くんも可愛いぞ。お約束な激ニブの光男くんも可愛いけどね。

 4月 6日

  「天上の愛 地上の恋 9」  加藤知子 (新刊)【漫画】
 えっと、一気に年月が経ってしまい、いつの間にやら皆大人に。あー、ルドルフ様が可愛くなくなった〜。何歳なんだ、彼は(苦笑)。しかも二人の関係がもつれにもつれて、あー、もう焦れったいよ〜。どうもこういうの苦手です…。ついでに今回の表紙はアヤシすぎ。

 4月 5日

  「とらわれの身の上 5」  樋野まつり (新刊)【漫画】
 とりあえずめでたしめでたしですね。でも呪われていても幸せそうだったし、呪いが解けてもやっぱり幸せそうだから、何が変わったんだかよく分からないけど(笑)。竜神さんがおちゃめで笑えました。本来の姿が素敵だったので、もっと見せて欲しかったなー。とにかくみんなで幸せになるのっていいよね。

  「八雲立つ 17」  樹なつみ (新刊)【漫画】

 えーっと、闇己くんの変貌が唐突すぎてピンと来ませんでした。いったい彼に何が起こったというのか。通して読めば納得できるのかな。七地くんは相変わらず、みんなに愛を振りまきすぎだ。楠さんまで惑わされてるよー(笑)。とにかく楠さんがカッコ良かったデス。

 4月 4日

  「ONE PIECE 23」  尾田栄一郎 (新刊)【漫画】
 ああ、やっぱり泣けた。ペルが…しくしく。時計台の攻防はそんな無茶な、と思いましたが、こんなところもワンピースの良さなんだよね。ゴムゴムがいれば一瞬で片付いたのに(笑)。スモーカーもボンちゃんもなかなか男前でした。ラストは予想していましたが、それでもやっぱりちょっと寂しい。そしてまた泣けるのね(苦笑)。

  「テニスの王子様 13」  許斐剛 (新刊)【漫画】

 うわー、そんな。亜久津くんが行っちゃったよー。リョーマのライバルは太一くん?(笑)。ところでようやく部長のテニスシーンが、と思ったら、乾ばっかりじゃん。ちっ(こらこら)。でも部長はきっと何かやってくれるはず。信じてますよ、部長!

 4月 3日

  「ダスクストーリィ −黄昏物語 全2巻」 TONO 【漫画】
 あ、これで終わりですか、残念。ラストはそれなりに上手くまとまっていますが、この話は好きだったので、もっと続いて欲しかったな。タクトとラトルが二人だけの幻想を大切にしているのが印象的でした。まさに「楽園」で、いつまでもラトルがこの楽園を生み出せるのかが気になるところです。大人になったら、こんな純粋さも失われちゃいそうだもんな。頑張れラトル。

 4月 2日

  「月下秘抄 天の抄・地の抄」  麻城ゆう (地3月刊)【小説】
 おなじみの月光界が舞台なので安心して見ていられます。個性的な面々が暴れ回ったな、という感じ。そのメンバーがまたとんでもないし、集まり方も尋常じゃなくて、いつの間にか最後まで読んでしまいました。ラストはちょっと微妙だけど。ま、いいか。でもシュタルくんの行く末が気になるのと、ディンの扱いが不満かな。どう考えても彼が「水」でしょー?

 4月 1日

  「好きじゃないけど愛してる 3」  南野ましろ (3月刊)【漫画】
 ここまで、バカップル二人がただイチャイチャしているだけのマンガって他にないよなー(笑)。普通はちょっと険悪になったり、不安になったり迷ったり、ライバルが現れたりするもんだけど。ライバルらしき(?)こ旭も呆れ気味。淡々としつつもえっちい光基が可愛いけどね。この人の受けキャラってみんなこんな感じだよな(笑)。

  「ビーンズ・キャンプ」  依田沙江美 (3月刊)【漫画】

 これ、「1」って付いてないってことは、これで終わりだよね。うーん、よく分かりませんでした。この人の作品は可愛かったり切なかったりする雰囲気が好きなので、ストーリーのあるものを無理に描こうとしなくていいのに(暴言)。タイトルの意味もよく分からず。いまいちだー(泣)。

 

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