読書日記

私が読んだ本の感想など。マンガ・小説、いろいろです。
ネタバレもあるかも。

 ◆2月の日記


 今月はそこそこ小説も読んでます、実は。月末の刊行ラッシュで書ききれなかったのですが、あと2冊読んでるし。コミックスもまだ書いてないものもあり(苦笑)。あ、「最遊記」買うの忘れてた。
  No.1
Monster (1)
Monster (1)
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浦沢 直樹
小学館 (1995/06)

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 です。「サンプル・キティ」と迷ったのですが、ついに完結したのでこちらを。良くぞここまで描ききった、という感じでしょうか。お疲れ様でした。

(新刊)は今月発売のものです。
 2月28日

  「MONSTER 18」   浦沢直樹 (新刊)(完結)【漫画】
 もう詳しく書く必要もないでしょう。とにかく終わって良かったです。最後の最後にまたドキッとさせてくれましたし。やってくれるね。あれだけ謎めいた混乱気味ですらあったストーリーをまとめただけでもすごいですね。これは最初から一気に読み返さなくては。

  「ツメエリヒメ-詰襟姫- 5」 吹山りこ (新刊)(完結)【漫画】
 あら、結局そんなカップリングに。あれだけ大騒ぎしてこれかい、という感じはしますが、とにかくみんなが自然でいられる道を選んだってことなのかな。なんにせよ、ハッピーエンドは嬉しいね。いつでも頑張っているヒナちゃんがけなげで好きでした。

  「アンジェリーク 9」   由羅カイリ (新刊)【漫画】
 ああ、クラヴィス様、うっとり(笑)。今回はオスカー様もかなりカッコ良かったですが、サングラスはヤクザっぽいからやめようよ(苦笑)。「アンジェ」だから恋愛がメインになってくるのは仕方がないのかも知れないけど、特定の人と仲良くなって欲しくないような気がするのは私だけ?しかも相手がランディやゼフェルじゃなー(こらこら)。

 2月27日

  「子どもは止まらない 1」  菅野彰/二宮悦巳 (新刊)【漫画】
 まゆたん、すごく子ども扱いされているから中学生かと思ったら、高校生なんだね。そりゃ、周りのみんなが過保護すぎだな。大河の気持ちも分かるけど。可愛いよりもちょっとしたたかなまゆたんの方が好きです。大河と秀は名前で呼び合っただけであれじゃ、当分進展しそうにないね。まゆたんの方が先だったりして(笑)。

  「YASHA-夜叉- 11」  吉田秋生 (新刊)【漫画】

 やばいです。今回は特に凛に感情移入しちゃってね。船酔いして可愛かったり。切なくて可哀想だったり。二人で息をぴったり合わせている姿を見る限りでは、静も凛もお互いに戦い合わない道もありそうな気がするんだけど。その架け橋になってくれそうな尊が…。ああ、どうなってしまうのだ。

  「少年魔法士 9」  なるしまゆり (新刊)【漫画】
 あららー、レヴィが単なる普通の兄さんになっちゃいました。あの神秘的な美貌はどこへ行った(笑)。人王アークもろに好みです。直球ど真ん中です。やられた〜。それはさておき、ようやく「魔法」がメインになってきてストーリーが動き出したという感じ。ますます面白くなっていきそうですね。

 2月26日
  「嵐の獅子たち グイン・サーガ83」  栗本薫 (新刊)【小説】
 ようやく追いつきました(苦笑)。ストーリーの展開が早くなってきて嬉しいです。今回は特にグインとイシュトの競争みたいで、はらはらしちゃいました。それがまさかあんなことになるとはねー。ああ、書きたいけど書けない(笑)。このペースだったらあと50冊くらいで終わるかも。…30冊は無理かなぁ。
 2月25日

  「サンプル・キティ 全4巻」   明智抄 【漫画】
 面白かったです。話が複雑なので、分かりにくい部分もありましたが、それ以上にわくわくどきどきはらはらして、あっという間に読んでしまいました。ラストは泣けたし。どんな時でも「生活」を忘れない、地に足の着いた小夜子さんが好きだなぁ。主婦って大変よね、母も。あ、もちろんフェアリィも好きだけどね。

 2月24日

  「柴王シバオー 2」   布浦翼 (新刊)【漫画】
 可愛くてほのぼのだけど、人情ものでちょっと泣けるのもいつもどおり。子猫も可愛かったし、お母さん犬もけなげで良かったし、おじいさんの話も泣けたけど、一番好きなのは「花」の話かな。人間がメインじゃないのが面白かったです。あ、レギュラー(?)のサラリーマンもね。

  「死神探偵と憂鬱温泉」  斎藤岬 (新刊)【漫画】
 笑えました。行く先々で死体が出るという不幸(?)な探偵さんが、うじうじぐだぐだして可愛かったです。知的で美人さんだし。それでもちゃんと推理をするのもお約束(笑)。きっとこれからも彼の前では死体がごろごろ出るでしょう。楽しみー。それから華族探偵も良かったな。榎木津っぽくて。

 2月23日

  「MとNの肖像 4」  樋口橘 (新刊)【漫画】
 相変わらずおバカな話で笑っちゃいますが、時々ちょっと切なくなるのはなぜだろう(笑)。とりあえず、ひじりんがいい味出しているよね。弟の陽ちゃんも可愛いし。みつるちゃんはみんなの意見に流されすぎだよ。自分に自信がないのかな。でもラストがすごいところで終わっちゃったので、続きが気になるよ〜。

  「超少女明日香 式神編 2」  和田慎二 (新刊)【漫画】
 ああ、京四郎さんはそんなオチでしたか(号泣)。作者のバカー!ウソツキー!(苦笑)。ま、いいんだけどさ。チビ明日香は可愛かったし、二人が無事に出会えて嬉しかったですが、とにか人が無意味に死ぬのはどうにかならんかなー。悲しくなります。

 2月22日

  「クリスタルドラゴン 19」  あしべゆうほ (新刊)【漫画】
 やっぱり話が全然分からなくなってます(笑)。何度も読み返してはいるんですけどね。今回はレギオンが非情で悲しくなりました。別人みたいです。アリアンが知ったらどう思うんでしょうね。おばばさまが好きになりそうです。グリフィスもバラーの元に戻る戻るといいながら、いつまでたってもふらふらしてますね。

  「月神 1」  はしもとさかき (新刊)【漫画】
 ちょっと古臭くて濃い絵柄だったりしますが、ストーリーは面白かったです。クサいけどね(笑)。実際にも呪いのダイヤなんてのもあったりするので、宝石が何らかの力を持っていることもあるかも知れないですね。人を選ぶってことなのかな?ところで透瑠が髪を下ろすと変わりすぎ。いったい何歳なんだよ。

 2月21日

  「献血ラッシュ」  天原ふおん (新刊)【漫画】
 絵が可愛いので気になりませんが、結構グロい話だったりするよね。なんだかいつも血まみれだし(笑)。とにかく小さいヒカトが可愛くて、けなげでした。情にほだされちゃうよね〜。神主?の青流さんが気になりますが、続きはないのかな?あ、それから下僕の夕里さんも好きー。

  「GLOBAL GARDEN」  日渡早紀 (新刊)【漫画】
 涙花ちゃんはけなげでいい子なんだけど、ヒカルは「彼女」が好きなのであって、目の前の涙花ちゃんが好きな訳じゃないよね。等身大の彼女を好きで、大切にしてくれているのは昂大さんじゃないかな。それでもきっとヒカルと結ばれちゃうんだろうね、残念。まさかハルヒってことはないよな。それはないだろう。

 2月20日
  「魔界の刻印 グイン・サーガ81」  栗本薫 【小説】
  「アウラの選択 グイン・サーガ82」  栗本薫 【小説】
 ようやく読みました。でもまだあと一冊あるんだよな…。刊行ペース早すぎる〜。それはさておき、ようやく話が進んできました。竜王に古代機械にアウラ・カーと、それらしくなってきたよー。レムスの葛藤や悩みもちゃんと描かれていて良かった。グインはいつも迷いがなくて強いんだけど、みんながそんな風には生きられないよね。レムスは間違えてしまいましたが、無理もないと思いました。
 2月19日

  「教習所へ行こう」  井崎安香 【漫画】
 どれも可愛い話でしたが、やっぱり表題作が良かったかな。童顔だけど中身は大人で、一生懸命の男の人って好きなので。けなげです。見た目だけで判断しちゃいけないのだ。あ、ついでに外見は大人だけど、中身は子供っぽい九堂くんも好きだったり(笑)。

  「Hawk Jack」  井崎安香 【漫画】
 泥棒と刑事の恋愛もの…。王道ですが、それだけに切なくて泣けちゃいますね。いつか二人がちゃんと結ばれるときが来るのでしょうか。しかもご近所さんなのね。よくこれで正体がバレないもんだ。記憶喪失って裏技があるからな(苦笑)。それから暗号の話も良かったな。面白かったです。

 2月18日

  「デザートフィッシュ」  二宮悦巳 【漫画】
 勇太くんのその後が見られて嬉しかったです。ちょっと大人っぽくなったようですが、やっぱり可愛いし。でも実はヒロアキくんも好きだったり。龍樹さんじゃなくて彼とうまくいっても良かったな(笑)。あ、「海」の話も面白かったな。こんなの将来本当に出来そうです。

  「本日の運勢」  二宮悦巳 【漫画】

 これ、最後の最後まで読んで、ようやく気付きました。普通の少女漫画だったのね(笑)。あつしお兄さんと島田刑事さんがアヤシクて、ずっと気にしていたのに、何も起きないから、あれー?と思っていたら…。マメちゃんが可愛かったです。でもあつしさんって何者なんだ…。

 2月17日

  「VIP席の住人」  二宮悦巳 【漫画】
 どれも可愛い話でしたが、特に表題作が可愛くて、ちょっと切なくて良かったです。勇太くんがいいんだよね。ヒネていて意地っ張りなんだけど、根は純情なの。こういう子って、ぎゅーってしたくなるよね。たまらんわ(苦笑)。

 2月16日

  「トッペンカムデンにようこそ 4」   征矢友花 (新刊)【漫画】
 今回はラズウェルがメインだったので、ちょっとイメージが違いました。こんなのもたまにはいいけど。結局最後にはローラはレジーと結ばれるんだろうと思っていたのですが、これで違う展開も出てきましたね。いやここまでラズウェルがカッコ良くなるとは意外でしたよ。いい男じゃーん(笑)。

 2月15日

  「SLEEPING BEAUTY 3」  芳崎せいむ (新刊)【漫画】
 ありゃ、フィルが戻ってきて、どろどろの三角関係に陥るのかと思ったら。なんだか意外とほのぼのしてます。フィルも普通にいいヤツみたいだし。ジョゼフはあっさりと自分の気持ちを認めちゃうしなー。ああ、ここから二転三転して欲しいー。そしてそこからハッピーエンドになるのだ。

 2月14日

  「飼うか飼われるか」   桑田乃梨子 【漫画】
 可愛い話でした。動物好きにはたまらないでしょう。ほのぼのするのもいいね。桑田さんの猫バカ(?)ぶりが笑えます。にょろり、可愛いぞー。薄いけど、読み応えは十分あるので、この人が好きなら買いですよ、買い。

 2月13日

  「ガートルードのレシピ 1〜2」   草川為 (2巻新刊)【漫画】
 なかなか面白かったです。ガートルードは最初はえらく強気で高飛車だったのに、段々と可愛くなるのが笑えました。サハラちゃんも一生懸命でけなげだしね。お兄ちゃんが気になりますが、名前が「久作」ってのはイマイチだろ(笑)。プッペンとマリオットが好き。すっかりパシリにされてるけど…。

 2月12日

  「夏目家の妙な人々」   わかつきめぐみ 【漫画】
 夏目さん、三つ子だったんだね。「きんぎんすなご」では突拍子もない人だと思っていましたが、これだけ変人が集まるとまともに見えるから不思議です(笑)。クールな紅一郎さんが好きだなー。あ、もちろんお父さんも大好きだけどね。いい味出しているよな。生活力はなさそうだけど(苦笑)。

  「ご近所の博物誌」   わかつきめぐみ 【漫画】
 ありそうでなさそうな不思議な場所の可愛いお話でした。私はあまり自然と一緒に暮らしたことがないので、ピンと来ない部分もありましたが、こんなところで子供時代を過ごせたら幸せだろうなー、と思ったり。二羽さんと一緒だと大変だけど(笑)。

 2月11日

  「イヌヒビ。」    垣之内葉月 (新刊)【漫画】
 ぱっと見は明るくて軽いいまどきの話だと思っていたのですが、読んでみると結構シリアスで切ないストーリーでした。孤独で寂しがりでその自覚のないコがどうしようもなく好きなので、これもツボ。ハルカちゃんは可愛いし、不幸が趣味のシズクさんは愛しいし。面白かったです。

 2月10日

  「おおいぬ荘の人々 1」  菅野彰・月夜野亮 【小説】
 久しぶりに読んだ小説がこれです…(笑)。活字を読みたかったのですが、あまり重いものを読む気分ではなかったので。でも面白かったですよ。精神的日本人のアシュレイさんがうじうじぐだぐだと悩んでいるのが愛しかったし、明生はあっけらかんと明るくて可愛かったし。ましろさんの絵も可愛いしー。続きもいつか読むでしょう(苦笑)。

 2月 9日

  「修道士ファルコ 2」   青池保子 【漫画】
 9年越しでやっと出た2巻。しかもすごいボリュームで嬉しい限りです。ずいぶん昔に出ていたはずなのに、見つからなくてようやく手に入れられました。基本的にはどたばたコメディなんだけど、みんな真剣だから余計に笑えます(笑)。ファルコが苦悩する姿がいいですね。これからも苦悩し続けて欲しいものです。これって続きはあるのかな?

 2月 8日

  「藍原質店の事件ファイル 不機嫌な名探偵 1〜2」
     渡辺瑞樹 (2巻新刊)【漫画】

 なかなか面白かったです。推理物としても良く出来ているし、探偵のキャラクターもいいしね。まさに「不機嫌探偵」(笑)。それに、みんなが何かを背負っているのもいいな。特に探偵の椋介さんとお医者の河野さんが好き〜。河野さんはモテそうだよなー(笑)。

 2月 7日

  「きんぎんすなご−金銀砂子」  わかつきめぐみ 【漫画】
 これはぜひ、迷ったり悩んだり疲れたりしている方に読んでもらいたいです。みんなきっと自分の「星」が見つけられるはずなんだよね。いつか天の川ぐらいに私も「星」でいっぱいにしたいです。百合子さんみたいにね。メインキャラの割に影の薄いにーさんと、我が道を行く夏目さんが好き(笑)。

  「アブラカダブラ」   井崎安香 (1月刊)【漫画】
 この人は初めて買ってみましたが、面白かったです。他人を喜ばせるのって難しいけど、それが出来る人ってすごいよね。高沢さんがイイ味出してます。冬水社は私の好きなタイプの作品が多いので、気をつけてチェックしているのに、全然知りませんでした。ずいぶんたくさん出ているのに。これから探す楽しみが増えて嬉しいなっと。

 2月 6日

  「黄昏時鼎談」   わかつきめぐみ 【漫画】
 この人の作品は好きで、目に付くと買ってきているのですが、これは古い作品なので多分読んだことがあるだろうなー、と思いつつ買っちゃいました(苦笑)。ま、持っていないからいいか。どの短編もほのぼのしていて良かったですが、一番好きなのは「空」を染める染物師さんの話ですね。

  「言の葉遊学」   わかつきめぐみ 【漫画】
 うーん、日本語って奥が深いです。色の名前にしても花の名前にしても、季節の言葉にしても、たくさん別名があって、それぞれにゆかしい由縁があったりするんですよね。知らない言葉がたくさん出てきて楽しかったです。それ以外の短編も良かったしね。

 2月 5日

  「ONE PIECE 22」   尾田栄一郎 (新刊)【漫画】
 いよいよ大詰めですね。ルフィも復活してくれて良かったです。ま、誰も死んだとは思ってないだろうけど。やっぱり「水」か…(苦笑)。クロコダイルの悪役ぶりは、思い切りが良くて清々しいほどだね。こいつの前では「正義」も何の価値も無いでしょう(笑)。ニコ・ロビンはもうちょっと何かやってくれそうだけど。

  「テニスの王子様 12」   許斐剛 (新刊)【漫画】
 千石さんもすごいな、と思ったけど、桃もやるね。うん、見直しました。最強と思われたリョーマも亜久津にちょっと苦戦気味だし。盛り上げるのうまいなぁ。たとえ最後はリョーマが勝つとしてもね(笑)。やっぱりここは亜久津が負けて、初めて本気になるっていう「王道」ストーリーじゃなくては。

 2月 4日

  「修羅の刻 11」  川原正敏 【漫画】
 なんとなく読んでいるこのシリーズ。とにかく「陸奥」が最強なのが、ちょっと気になるところもありますが、ま、それをどう上手くストーリーにからめていくかを楽しんでます。歴史に残らない部分で、もしかしたらこんなこともあったかも知れないな、と考えるのはロマンだよね。あ、でもこの信長はオーソドックスすぎてイマイチか。

 

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