読書日記

私が読んだ本の感想など。マンガ・小説、いろいろです。
ネタバレもあるかも。

 ◆1月の日記

 今月も小説は一冊か…。積読本がたまりまくり。実は来月もそれほど読めなくなりそうです。今から予告しておきます(苦笑)。
  No.1
死神の惑星(1)
 
死神の惑星(1)
posted with amazlet on 06.09.04

明智 抄
朝日ソノラマ (2006/05/23)

です。こういった本格的なSFは今はあまり受け入れられないようで、寂しいですね。こういう漫画がもっと増えてくれればいいのにな。この人の他の作品も面白いよ!

(新刊)は今月発売のものです。
 1月31日

  「伝奇絵巻 玉藻の前」  さちみりほ 【漫画】
 この人は、こういう絢爛豪華な絵が似合うねー。これ以上美しい玉藻の前は他の人には描けまい…。あ、それから泰親さんも素敵でした。もちろん千枝まも可愛いけどさ。主役(?)にしてはパッとしないよね。可哀想だけど(苦笑)。

 1月30日

  「ソル・イ・ソンブラ ジェニーシリーズ9」
      河惣益巳 (新刊)【漫画】

 うーん、このシリーズ飽きてきました。やっぱりジェニーは「炎の月」で戦っている方が好きだなー。なんだかんだ言っても、結局やっていることは親子ゲンカじゃん。そんなことで、軍隊を出動させたりするなよ。個人的レベルに使っていいものなのか?特権階級ってヤツ?イヤだなー。

 1月29日

  「永田町一丁目七番地 4」  芳崎せいむ (新刊)【漫画】
 ますますラブラブほのぼのムードの二人ですが、どうなんだろうね。いちおう二人ともまっとうな議員なんだし、人目のあるところでいちゃいちゃしていていいのかい?「結ぶ会」は大喜びだろうけどね(笑)。まだ続きがあるのかな?楽しみです。田山さんとの学生時代の話が好きだなー。

 1月28日

  「カードの王様 1〜5」   立野真琴 【漫画】
 ルールが「なんでもアリな展開が面白かったです。相手を納得させちゃえばOKみたいなところがあるね。想像力の勝負か?(苦笑)。作者の当初の予定ではなかったろうと思われる、三角四角関係はもつれまくってますが、まなみよ、皇さんにしておけ。保はふらふらしているし、涼はタラシだ。皇さんはいい男だぞー(笑)。

 1月27日

  「モーツァルトは子守唄を歌わない 2」
     森雅裕/有栖川るい (新刊)【漫画】

 ああ、出ました、モーツァルト。素晴らしいッ!美しさです。まさにこのモーツァルトのためにこの人の絵があるようですね。ストーリーもますます緊迫してきて、ベートーヴェンはどうなってしまうのか、ドキドキします。耳の具合も気になるしね…。あ、でも今回の暗号は音楽苦手の私には難しかったよー(苦笑)。

  「渋谷君友の会 2」  藤枝とおる (新刊)【漫画】
 相変わらずの謎の人、嵐夏ちゃん。しかも揚羽ちゃんと同じ歳って思えないんですけど。人生経験の差か?(苦笑)。ちひろ君の話が一段楽したら、次は何だろう。ま、何もなくても嵐夏がやらかしてくれるでしょうが。いいよな、こいつの生き方って。うらやましいぜ。

 1月26日

  「弾丸より疾く!! 全4巻」   立野真琴 【漫画】
 この人の作品は初めて読んだのですが(多分…)、なかなか面白かったです。絵もキレイだし、キャリアもあるから、安心して読めるし。ストーリーもほどよく熱くて、「クサイ」ほどではなく、すんなり受け入れられました。今、この人の別の作品も読んでいるのですが、それもそんな感じなので、100点じゃないけれど、どれを読んでも外れのない70点、ってところかな。

 1月25日

  「鋼の錬金術師 1」   荒川弘 (新刊)【漫画】
 うーん、錬金術ってこんなんじゃないだろー。というツッコミはしないことにしましょう(笑)。どっちかというと魔術師って感じなんですけど。ちょっと弟の方が「鉄人」ぽいのが気になったり気にならなかったり(苦笑)。ま、話が面白ければそれで良し。合言葉は「等価交換!」パチンコ屋か?(笑)

 1月24日

  「スウィートバリエ」   木々 (新刊)【漫画】
 新キャラ登場でどうも妙な雰囲気。しかも掲載誌が変わったせいか、ノリもちょっと違うんですけど。もっとこう、ダークでゴシックで痛々しいヤツをお願いします(笑)。まー、幻想領の話が出てきたので、いろいろと面白くなりそうな気配はしてますが。あ、でもダン先生が全然出てこなくて悲しいー。寄宿舎だから仕方がないんだけど(苦笑)。

 1月23日

  「コーセルテルの竜術士」  石動あゆま 【漫画】
 面白かったです。絵も可愛いし、ストーリーもほのぼのとしていて可愛い。ファンタジーとしてもなかなかよく出来ているな、と思うしね。オススメかも。それに、何よりも7人もいる子竜を描き分けてるのがすごいよな。口は悪いけど、結構人の良さそうなカシが好きだー(笑)。

 1月22日

  「いじわるな魔法」  高坂結城/二宮悦巳 【漫画】
 あ、やっぱりこの人の絵、好きかも。繊細で可愛くて。表情がいいんだよねー。物言いたげな瞳とか。目で訴えるって感じで。それに、素直になれなくて、つい意地を張ってしまう遥さんが可愛いー。

 1月21日

  「七色の神話」   絵夢羅 (新刊)【漫画】
 この人のWジュリエットはいまいちピンと来なかったので、こっちを買ってみることに。うん、なかなか面白かったです。ま〜、ありがちなストーリーではあるんだけどね。主役の女の子たち二人のキャラクターがいいのかも知れないな。一生懸命友情を育てていて可愛かったです。ついでに竜良くんも可愛いぞー(笑)。

 1月20日

  「碧のミレニアム 5」  杜野亜希 (新刊)【漫画】
 いよいよクライマックスですか。でもなんだかバタバタしているうちに終わりだね。鈴の仲間が集まって敵を倒すっていうような単純ストーリーで良かったんじゃないかな。その場合は陶はもちろんラスボスじゃなくて、もっと悪いヤツがいるのよ。彼は最後の方で仲間になるのでした。ってオリジナルストーリー作ってどうする(苦笑)。ところで千波は裸になっても色気で武吉に負けてるぞ。頑張れー(笑)。

  「てるてるX少年 1」   高尾滋 (新刊)【漫画】
 うーん、これ、ストーリー的には結構ツボなんだよな。わがまま姫とそれを守る忍び。しかも忍びの才蔵がメガネを外すと豹変するっていう設定もたまらん。これだけ揃っていて面白くないはずがないんだけど。でも、それなのにいまいちなのはどうしてだろう…?とりあえず佐介くんに期待だな。

 1月19日

  「からくりサーカス 21」  藤田和日郎 (新刊)【漫画】
 ああ、やっぱりね。ラストはそんなことだろうとは思いましたが。とはいえ、これで「才賀」とのつながりが出てきたので、いよいよナルミと勝・しろがねが再会するかな。でもナルミはほとんど人間じゃなくなっちゃったなぁ(苦笑)。たとえ身体がどうなっても、心だけは熱い人間のままでいて欲しいですね。

  「フルーツバスケット 8」  高屋奈月 (新刊)【漫画】

 いよいよ十二支が出揃ってきましたね。ところで、十二支ってみんな草摩一族なんだよね。でも十二人+ネコが生まれるって、すごい人数いるんじゃないかい?当然十二支じゃない子供の方が多いんだろうからね。しかもみんな苗字が「草摩」だから母方の子供は十二支にはならないのかね?謎の一族だ(私が分かっていないだけかも)。ところで撥春クン、好きだなぁ。あの豹変ぶりがラブリー(笑)。

 1月18日

  「月光界秘譚3 滅びの道標」  麻城ゆう (新刊)【小説】
 ようやく全員勢ぞろい、という感じでしょうか。あとはクライマックスまで盛り上がって欲しいものです。とはいえ、ネンゲ主宰タピールとかジョーロウとかの話はもうずいぶん昔に読んだっきりなので、すっかり忘れちゃいましたが。ちゃんとつじつま合ってるのか…?機会があったら読み返してみたいですが、無理だろうな(苦笑)。

 1月17日

  「ニッポニア・ニッポン 1〜3」   吹山りこ 【漫画】
 うーん、すごい設定だ。これはなんつーか、あまり深く考えちゃうと怖そうなので(笑)、理屈ぬきで楽しむほうが良いのかも。それより後継者問題でそんなにもめるくらいなら、養子でも何でも取ればいいのに。別れるよりはいいでしょー。このごたごたをどう決着つけるか気になるところですが、続きは出ているのか〜?

 1月16日

  「ツメエリヒメ 1〜4」   吹山りこ 【漫画】
 ああもう、誰が誰とくっつくんじゃい。普通にしていれば、素直に2組出来るのに。もうそれでいいじゃないかー(笑)。しかも公演も無事に出来るのかアヤシくなってきたしなぁ。先が気になりますが、この先出ているんだろうか。どうにかしてくれー(苦笑)。

 1月15日

  「毎日晴天! 全2巻」  菅野彰/二宮悦巳 【漫画】
 なかなか面白かったです。キャラクターもいいし、絵も好きなタイプ。でも二人がもうすでに最初から両想いっぽかったのに、どちらからも何も言わないので、じりじりしちゃいました。もしかして、私の思い過ごしか?と不安になったくらい。ま、最後はなるようになってくれて(笑)良かったです。原作も読んでみたいかも。

 1月14日

  「死神の惑星 全3巻」   明智抄 【漫画】
 完結したので読んでみましたが、これは素晴らしかったです。こんなのが出てくるんだから、まだまだ少女マンガも捨てたもんじゃないな、と感動しました。こういう本格的なSFをもっと受け入れる場があるといいんですけど。今は少女マンガでSFはキビシイからなー。悲しいことですが。とりあえずこれは皆で読むべし(笑)。

 1月13日

  「月の宵宮」   西崎祥 (新刊)【漫画】
 えと、表紙のキレイさだけで買ってしまいました(苦笑)。表題作はなかなか良かったです。オチは見え見えだったけどね(笑)。それ以外はちょっと…。なんであんなに絵が繊細なのにキャラは骨太でごついんだろ。違和感がありました。慣れちゃえばどうってことないのかもしれないけどね。

 1月12日

  「俺様なペット」   佐倉ハイジ 【漫画】
 なかなか面白かったです。バラエティーに富んだ短編が揃っていました。絵も可愛いし(キャラクターの目がイイ!)、話も好きかも。「リモコン。」とか「てつ・らぶ」とかが良かったな。たとえ鉄道オタクでもこんな美形なら良いよねー(笑)。

 1月11日

  「同細胞生物。」   夢花李 【漫画】
 レジで630円です、と言われた時には「高すぎッ」とショックを受けましたが、買って良かった(笑)。高いだけあって紙もいいし、装丁も凝っているし。それになによりストーリーがいいね。全編にただよう「たどたどしさ」がたまらなく好きです。手探りで少しずつ近づいていく、という感じの。心の細胞が同じって言うフレーズもぐぐっと来ました。あー、この人は要チェックだぁ。

 1月10日

  「夢やしきへようこそ 13」  さちみりほ (新刊)(完結)【漫画】
 ああ、終わってしまいました。好きな作品が終わってしまうと、気が抜けたようになってしまいます…。ずっとやってて欲しいし、でもきっちりと終わっても欲しいし。ワガママですね。ラストに関しては夢を持たせる感じで、これで良かったかな。やっちーが可愛かったし。でもやっぱり戦争の話は、この時期に読むのはキビシイね。身につまされます。

  「チョコレートキス 2」  依田沙江美 (新刊)【漫画】

 伸哉くんが好きだったので、今回メインじゃなくてちょっと寂しい…。でもそれ以上に幹太くんが可愛いかったからいいか。私としては幹太くんは中さんとくっついて欲しかったな。ストーリー的にもその方が面白かったんじゃ? 中さんの望月くんすら口説く、見境いのなさが好きだー(笑)。

 1月 9日

  「西町診療所の秘密」  高久尚子  (新刊)【漫画】
 えー、これもぱっと見で買ってしまいました。最近衝動買いが多すぎです。気をつけよう…。あ、でもこれは面白かったですよ。キツイんだか可愛いんだか、よく分からない性格の冬雪さんはともかく(笑)クレイがカッコ良かったです。テーマが簡単に答えの出るものじゃないですが、私はクレイと同意見だな。

 1月 8日

  「目隠しの国 5」   筑波さくら (新刊)【漫画】
 あろうくんが頑張りましたね。しかも開放しちゃったせいか、いつもちょっぴりクールなのに、今回はやたらと可愛い笑顔を振りまいていたのが印象的です。それから本間くん、彼の気持ちも分かるよね。「特別」になりたいと思う部分は誰だってあるもん。それなのに特別であるはずのあろうくんは「普通」でいるからちょっと悔しいんだろうね。

  「遙かなる時空の中で 4」  水野十子 (新刊)【漫画】

 永泉さん、可愛い。ゲームよりもちょっと幼げに見えるせいか、利用され傷ついた姿がものすごく哀れに思えます。八葉となって一番変化したのは彼かもしれないね。ところでまだ友雅さんは八葉じゃないんだよね?(その割に思い切り目立っているけど)どんなエピソードがあるのか楽しみです。

 1月 7日

  「螺旋形男子」  吹山りこ 【漫画】
 この人の作品で今読んでいる中では、これが一番好きかも。プーちゃんの一生懸命さと敷島くんのめろめろぶりが見ていて楽しい。二人のすれ違い加減もちょうど良くて。じりじりしつつも、感動できました。それにクマも可愛いしー。

  「AorABC」   吹山りこ 【漫画】

 うーんこれはあゆむくんが女の子っぽいのがいまいちかな。私はどうやら可愛くて元気な男の子の方が好きみたいです。あ、でも南野ましろさんは大丈夫だな。なんでだろ。もしかしたらこっちがバレーマンガだからかもしれないぞ。スポーツものはやっぱり明るく元気な少年でなくては。

 1月 6日

  「王様な奴隷」  吹山りこ 【漫画】
 森永と江崎ってやっぱりお菓子メーカーから来ているんだろうな。江崎くんが元気で強気な男の子の割に、めそめそするのが可愛いです。方向違いの一生懸命さもいいよねぇ。この辺のすれ違い加減にちょっとヤラレてしまうのでした。料理上手の由ちゃんも好き。

  「恋愛王国」   吹山りこ 【漫画】

 これはなかなかストーリーも凝っていて面白かったです。いやちょっと複雑で、最初読んだ時はいまいち理解できなかったくらい(苦笑)。足長おじさんってやっぱり夢があるよね。でもこればっかりは想像しているのがいいのかも。実際に会ったらがっかりしたりね。作家志望の礼ちゃんが可愛い。女王様ぶりがいいね。

 1月 5日

  「キャラメル・エスプレッソ」  鳥人ヒロミ (新刊)【漫画】
 帯のアオリが笑えます。ある意味では正解なんだけど、違うだろ(笑)。まー、ストーリーはともかくとして(ちょっと複雑で分かりにくかったし…)、左利きの人は大変なんだなー、ということはひしひしと伝わって来ました。便利そう、とかカッコイイとか、簡単に言っちゃいけないんだね。これからは気をつけようっと。

  「純情的。」   吹山りこ 【漫画】

 うあ〜、可愛い話や。絵も文句なく可愛いし、キャラクターもなんだかめそめそしちゃって可愛いね。こういう所がヤダという人もいそうだけど、私は好き。読んでいて、胸がきゅーんとなっちゃうのね。すっかりハマってしまいました(笑)。しばらくはこの人の名前がここに並ぶことと思われます(爆)。

 1月 4日

  「あひるの王子さま 1〜2」  森永あい 【漫画】
 面白かったー。犬(?)のミスターがいい味を出してますね。ま、ばかばかしいコメディなんだけど、どことなく切なくて、泣けちゃうような気もするんだよね。その辺のバランスがいいのかもしれません。人間は心だと言いつつも、やっぱり見た目は重要だよね、と思ったりもする私でした(笑)。

 1月 3日

  「いとし愛しと言うこころ」  竹美家らら (12月刊)【漫画】
 表紙がきれいだったので、ぱっと見で買ってしまいました。でも面白かったです。美容師じゃなくて「髪結い」っていう表現がいいなぁ。絵もきれいだし、話も好きなタイプです。冒頭の「帽子屋」と「髪結い」の話が良かったな。これからも見守って行きたい作家さんですね。

 1月 2日

  「ぼくはね。」  藤原規代 (12月刊)【漫画】
 これは面白かったです。ありがちのほのぼのホームコメディですけどね。「赤ちゃんと僕」が好きな人はこれも好きかも。絵も可愛いしねー。零れ落ちそうな目にくらくらです(爆)。末っ子のあやちゃんがまだそれほど目立っていないので、これからを楽しみにしておきましょう。それにお母さんのことも出てこないよね〜。

 1月 1日

  「六等星 スピカ」  小野寺明 (12月刊)【漫画】
 世界観もかなり考えられているし、絵もきれいで、表現も上手いのですが、どうもいまいちピンと来ないんですよね。「いまどき」のマンガだなー、という感じ。深みがないというか、ストーリーが上滑りしているというか。それに「言う」を「ゆう」と書かれているのを見ると、許せん!と思っちゃって、気持ちがなえちゃいます…。

 

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