読書日記

私が読んだ本の感想など。マンガ・小説、いろいろです。
ネタバレもあるかも。

 ◆12月の日記


 今月はほどほどに小説も読んでいますね。漫画は同じような人ばかりが並んでます。それだけハマっちゃった人が多かった月でもあるんですね。新しい人を見つけるとついその人の作品を全部集めたくなるもので…。
  No.1
光の帝国―常野物語
光の帝国―常野物語
posted with amazlet on 06.09.04

恩田 陸
集英社 (2000/09)

売り上げランキング: 1,766
  です。以前からこの人は読んでみたくてチェックしていたのですが、やっぱり読んで良かった!ミステリーというよりもホラー。でも表面的な怖さじゃなくて、じわりじわりとくるんですよ。 もっとこの人の作品を読みたーい。でも売ってなーい(泣) 。

(新刊)は今月発売のものです。
 12月30日

 「これ読んだのに〜」コーナー(なんじゃそりゃ)
 つまり読んだけど「文庫」になったのでつい買っちゃった、というやつですね。
 
  「那由他 1」 佐々木淳子 (新刊)【漫画】
 現在、手元には持っていませんが、読んだことはありました。でもつい懐かしさのあまり買っちゃったんですねぇ。で、読み返してみると、これがほとんど覚えてない…。でも面白かったです。SFだけど古くさい感じはしないですし。「ブレーメン5」も読んでいるはずですが覚えてないしなぁ。記憶力が…。

 「アリスと3人のふたご」 山田ミネコ (新刊)【漫画】
 これは実は手元にもあります。でも買っちゃった。それだけ山田ミネコさんに飢えていたのかもしれない…。巻末のあとがきが嬉しくて…(感涙)。中身は一見ドタバタコメディですが、実はシリアス。「ジル」の話なんて切ないったら。結局「最終戦争」に絡めちゃう所がこの人らしいけど。

 「ホワイト・ガーデン」 獣木野生 (新刊)【漫画】
 これもなぁ…。ほとんど読んでいるものばかりな気もしますが、読んでいないものも入っていたので良し。ところでどれもみんなパームキャラに見えるんですけど。ま、フロイドなんてそのものだけどさ。やっぱりサロニー、じゃなくてフランケンの話が良かったな。泣けるー。ただ、未だにこのペンネームには抵抗が…。誰?と思っちゃう。

 12月29日
 「puzzle」 恩田陸 (11月刊)【小説】
 男二人で無人島って…。なんだかなぁ(笑)。それはさておき、短編としてはかなり良い出来なのではないでしょうか。ま、短いだけあって、途中でネタが分かっちゃいますが、それでも面白かったです。廃墟の中を自分も歩いているような臨場感がありました。目の前に景色がぱあっと見えるような感じ。ところで「光文」ってほんとかな。知りませんでした。
 12月28日
 「犬が来ました」 松井千尋 【小説】
 これは犬好きなら楽しめるでしょうね。やっぱり表題作が一番面白かったです。メルヘンタッチで。エカリタン氏がいいですね。偉そうなんだけど、どこか憎めない、という雰囲気。これはシイちゃんとも共通するかもね。でもどうせなら全部表題作のような雰囲気だったら良かったな。結局犬になるのは「呪い」っていうオチはなぁ。夢がないぞ。犬になっちゃう理由なんて無理矢理こじつけなくてもいいと思うなぁ。

 「くだんからの伝言」 柳原望 (11月刊)【漫画】
 だいぶ前に買っていたのですが、ちらっと読んで今ひとつだったので、読んでいませんでした。でも改めて読んでみたら面白かった。なんなんだ。一見ほのぼのローカル漫画かと思いきや、オカルトというかホラーというか。ラストもいい雰囲気で良かったです。同時収録の「ひまわり」も面白かったし、ちょっとサイトを作っている立場からすると考えさせられる部分もあったりして。
 12月27日
 「風翔ける国のシイちゃん」 中田友貴 (新刊)【漫画】
 第1話とそれ以外が全然絵が違うのが笑えます(そこは笑う所じゃない?)。でもこれって私と同じくらいかそれ以上の年齢の人だと、「お、懐かしい」という所がたくさんあって楽しめるけど、若い人はどうなんだろう?基本的なオチはそれほどでもなかったなぁ。コメディを読みなれているからかもしれない。美しい風伯がいいですね。
 12月26日
 「幻惑の死と使途」 森博嗣 (11月刊)【小説】
 相変わらずタイトルのセンスはいいですね。ちょっと違うな、という感じ。まさに幻惑されるストーリーの雰囲気も好きなタイプ。ただ、犯人がちょっとねぇ。なんじゃそりゃ。伏線を全然張っていないでしょ。惑わすのはいいんだけど、マジックじゃないんだから、見る所を見たら謎が解けるようにしておいてくれないと。それに、萌絵というキャラクターにも感情移入できないんだよね。美人で頭が良くてお嬢様でわがままで…。どこに共感しろ、というの?萌絵がメインだとキビシイな…、私としては。
 12月25日

 「困った時には星に聞け!9〜12」 あべ美幸 【漫画】
 清嶺ったら「殺せばいい」なんて誓っちゃうし。またやってくれましたね、あべ美幸は。ふっふっふ、私はやっぱりこんなのが好きだなぁ。大げさでクサイやつ。柏木関係も保坂関係もイッちゃってる人達ばっかりの中で司くんは大変そう。唯一まともな人という感じ。こんな弟欲しいかも。それから柏木署長いいですね。やはり美形だしねー。
 「WHIZ KID」の続きが来年出るようなので、楽しみ〜。

 12月24日

 「傷口 1」 篠原烏童 (新刊)【漫画】
 ん?めずらしくアヤシゲな雰囲気をかもし出していると思ったら、掲載誌がその手のヤツだったんですね。でも全然そんなことないけど。普通普通。ま、「つづく」だから後半にいきなり急展開したりして。それにしてもまた香港かい、好きですね。私は東洋系が好きだから良いけどさ。特に美哥はきれいだし、阿唯かわいい。とても映画的な作品なので、ついつい映像化したら誰が似合いそう、なんて考えちゃいますね。

 12月23日

 「プリンセス症候群」 山口美由紀 【漫画】
 ちょっと古い作品ですが十分面白かったです。特に関西弁の小人たちが可愛い。しかも帽子を取るとみんな美形。いいなぁ、白雪姫。どの作品も夢があって、ほのぼのしていて、じーんと感動させてくれました。最近あまりないよね、こういうメルヘンっていうの。地に足のついた現実的な作品も面白いですが、こういうふわふわしたものも、たくさんあってもいいんじゃないかなー、と思います。

 「一陽来福」 桑田乃梨子 【漫画】
 私も一陽来福って書いちゃうだろうな。楽しいことがたくさん押し寄せてきそうで、字面も縁起がいいじゃない。ところで高校生で子持ち。どうなんだ…? ま、渉くんはちゃんと父親の自覚もあるし、しっかりしているようなのでいいですけどね。若い頃は大変そうだけど、子供が大きくなると兄弟みたいで楽しそう。大きくなった和くんの話も読みたいかも。苦労が報われない遼太くんが好きですね。ずっといい相談相手なんだろうな。

 12月22日

 「封神演義 23」 藤崎竜 (新刊)(完結)【漫画】
 終わってしまいました…。こんな展開ありかー!くそー、封神台め。どうせ復活させるなら、ちゃんとそれらしい盛り上げ方にしろよー。今までの展開だったら、残された人達で頑張るよ、というストーリーの方がずっと良かったと思うな。あんな中途半端に登場させて、ほったらかしかい!…ダメだ。いつもに増して私情が入りまくりだ。「彼」に関してはどうも平静でいられません。ああ、でもきれいだよう、相変わらず。会えて嬉しい気持ちもあるのがつらいところ。
 ちょっと落ちつこう。メインストーリーは良かったです。特に妲己が。ジョカはあんなもんでしょ。最後の最後まで気色悪かったね。望ちゃんはどんなモノになっても結局望ちゃんで、嬉しかったかな。…でもやっぱり私にとっての封神演義は17巻で終わったな、と思うのでした。

 12月21日

 「倶利伽羅もんもん 7」 永久保貴一 (新刊)(完結)【漫画】
 またこんなオチかい。という感じの終わり方ですね。やはり氷見はそんなキャラだったか。ワンパターンだよう。ツヌガアラシト(漢字が面倒くさい)も、もうちょっと粘って欲しかったな。何がしたかったのかピンと来ませんでした。で、結局何?原発反対ってこと…?うーん。珍しく恋愛がメインだったのは良かったかな。でもやっぱりこの人の作品はホラー・オカルト色が強い方が面白いと思うけど。

 「ハーメルンのバイオリン弾き 35」 渡辺道明 (新刊)【漫画】
 おおっと、怒涛のクライマックス。前半のリュート兄ちゃん&クラーリィには泣かされました。しみじみ、じーんとしている所で、やはり来たか、ギャグ攻撃。まさかこんな最後の最後までやるかねぇ、あっぱれ。確かに後半の対ケストラーがかなりキビシイ展開ですからね。その気持ちも分かるけど。しかしこれだけ泣かせ&笑わせてくれる作品も珍しいです。

 12月20日

 「柘榴の迷宮 賢者の石 1」 秋乃茉莉 (新刊)【漫画】
 ロマンティックなストーリーと繊細できれいな絵が合っていますね。私自身は中世ヨーロッパものはそれほど得意ではないのですが、これくらいだったらいいかな。1話完結型なのも良いです。でもこの人ってこんなパターンばっかりのような…。好きだからいいんだけど。

 12月19日

 「神様がいっぴき 8」 夏目さとる (新刊)【漫画】
 すごく久しぶりー。でも相変わらず八っくんは可愛いし、アホですね。大ボケだしな。でも「やくびょう」って名前なんだから見るからに厄病神ではないかい?いまさら「お前は厄病神なんだ!」って言われても、驚かないよ、私は。なんだかなー、という感じのストーリー展開ですね。パンダ八っくんが可愛いからいいか。

 「みんな愛のせいね 4〜5」 小田切ほたる 【漫画】
 面白かったので即、続きを。相変わらずの親ばか+兄ばかたちですね。万聖くんにみんなめろめろだなぁ。こんなに可愛がられて育ったら、ワガママ放題になりそうだけど、いいコになったのってやっぱりマンガだから…?いえいえ愛情をかけられれば子供はいいコになるということでしょう。ま、なにはともあれ、私はメガネでクールなゆき兄がでてればOK(分かりやすい趣味)。

 12月18日

 「まるいち的風景 1〜4」 柳原望 【漫画】
 これはいいですね。「お伽話」シリーズよりも好きだなぁ。「まるいち」は自分で何かを考えたり、判断したりは出来ないし、意志が有る訳でもないけれど、「生きている」という感じがしますね。このシステムを考えたのってすごい!実用化できるんじゃないかというくらいにリアリティがあるしね。ストーリーも好きだし、まるいちは可愛いし。これはお気に入りに入れるかもしれません。

 12月16日

 「みんな愛のせいね 1〜3」 小田切ほたる 【漫画】
 クサイ、クサすぎる。いまどきこんな家族愛って。でも、だからこそ面白いぞ。 冬水社がツボにはまることが多いのは、やっぱり東宮さんの影響かもしれないなぁ。絵もきれいだし、キャラクターも嫌味じゃない「いい人」たちばかりだし、良かったです。なおかつ美形一家が意味もなくいちゃいちゃしているのが、たまりませんね。目の保養ー。

 「夜明けのヴァンパイア」 アン・ライス/篠原烏童 【漫画】
 これはかなり長い話をむりやり一冊にまとめたぞ、という感じ。展開が目まぐるしくて分かりにくいし、ラストももう少し余韻が残るような描写が良かったな。でもこればかりはどうしようもなかったんでしょうね。マンガ一冊にまとめること自体が無理があるから。原作も映画も見ていない私には、これ以上は言えませんけど、ちょっと表現が全体的に「耽美」すぎるかなー、と思いました。

 12月15日
 「グインサーガ76 魔の聖域」 栗本薫 (新刊)【小説】
 今回の表紙を見て、「誰?」と思った人、手を挙げてー!という感じですね。レムスくんでしょ?(自信ない)今回はスピーディーかつ、雰囲気もあって、なかなか良かったです。ただ残念なのが、レムス側からの描写が全く無いこと。のりうつられてだんだん自分を失っていく過程も見せて欲しかったな。
 もうすぐ「七人の魔道師」に追いつきますね。先日読み返してみたら、すごく中身が濃い!。ぎゅうぎゅう。作者の意気込みが伝わってきました。さて今は…?(笑)
 12月14日

 「赤迷宮 灰の鎖の殺人」 神谷悠 (新刊)【漫画】
 あれ?いつの間にか京ちゃんと一平くんが元通りだぞ。結局一平くんは一平くんだったってことですか。でもどうせなら「僕には君が必要なんだ」とか言って京ちゃんが引き止める、みたいなエピソードも見たかったな。そんなこと京ちゃんは死んでも言わないだろうけどね。ところで、京ちゃんの推理、敗れたり!うちのパソコンは何回打っても「今日」を「凶」と変換するぞ。どうだ、参ったか!(バカだ…)

 「闇の末裔 10」 松下容子 (新刊)【漫画】
 なにやらゲームのようなノリに…。でもこんな闇の末裔、ヤダ。都筑や密が精神的ダメージを食らって、うじうじ悩むようなストーリーがいいんだー! でも密と都筑がある程度対等になるまでしばらくは仕方がないのかな。それに四神とか黄龍とかもう飽きました。たまには変わった設定が見たいぞ。ま、巽さんの着物姿が見られたからいいか。黒崎家にはそのうち京極堂が現われるに違いない(笑)

 「よろず屋東海道本舗 4」 冴凪亮 (新刊)【漫画】
 表紙を見て、なんだよ、また志摩くん女装しているんかい、と思ったら、本当の女の子キャラでした。でも同じ顔じゃん。ま、可愛いけどね。今回はAPPが出ないので、かなり不満ですが、弥一さんは割といい感じです。 メインキャラにはならないと思うけど、脇役でちょくちょく出てくれそう。

 12月13日

 「八雲立つ 14」 樹なつみ (新刊)【漫画】
 さあ、読むぞ、と思ったら、全然話が解らず。慌てて前巻を読みなおしました。あんなインパクトのあるシーンで終わっているというのに、思い出せない私の記憶力って…。ところで、海都波くんって、薄幸の美少年じゃなかったの…?すっかり大ボケキャラになってしまって悲しいぞ。「姉さん、事件です」みたいなあのノリはいったい何。それはさておき、不毛かつ結ばれない人達の中で珍しくラブラブな、せん・未紅は良かったね。問題は寧子ちゃんだな。こ、こわ〜。

 「お伽話がきこえる 全3巻」 柳原望 (完結)【漫画】
 完結したのはいいとして、うーむ。このラストは今ひとつだな…。「逃げる」っていううのが気に入らないぞ。千沙姫らしくない選択だと思うしね。彼女なら何があっても頑固に待ちつづけると思うな、私は。それに姫に都合の良いストーリー展開すぎるのも気になるところ。世の中みんなこんなお間抜けでお人好しじゃないだろ、と思いますが、「お伽話」だから、仕方ないか…。ま、後は峯月さんが幸せになってくれればそれでいいかな(えこひいき)

 12月12日

 「GO WEST! 4〜6」 巣田祐里子 【漫画】
 やっと手に入れました、嬉しいー。やっぱり面白いぞ。個性的すぎるキャラクターたちがいっぱいだし、お師匠さんは相変わらず状況を考えずに、お人好しを発揮しているし。親切にしてこれほど報われない人はそういないな。でもこの続きは出ていなんだっけ?掲載誌が無くなったから仕方がないとはいえ、せめてお師匠さんは元に戻してあげて欲しいなぁ。あとアルファルファの件もあるか。完結望む!

 「エクスカリバー!」 巣田祐里子 【漫画】
 おおっ、完結しているっ!(笑) 完結しているのも珍しいけど、女の子が主人公なのも珍しいですね。途中でいきなりスタンプの点数が「250点」になったりして、かなり強引に終わらせようとした感がありますが。ストーリーは例のごとく、脱力しそうなドタバタコメディで面白かったです。個人的にはビィが好きだなー。で、結局、王子は男に戻れたんだっけ…?

 12月11日
 「光の帝国 常野物語」 恩田陸 【小説】
 やられました。短編集ですが、最初の方はちょっと不思議なほのぼの系の作品だったので、油断していました。全部読んでみると、こ、怖わー。ファンタジーじゃなくてホラーじゃなかろうか。でも泣くし。いやもう思いっきり感動しましたよ。これはまた良い作家を見つけたな、という感じです。はまりそう。この作品は大きな作品の序章という雰囲気だったので、「しまって」ある作品が出てくる事を期待しています。
 12月9日

 「君は僕を好きになる 全2巻」 あべ美幸 【漫画】
 「困った時には〜」が売っていなかったので、思わずこちらを。面白かったです。やっぱりラブラブエンディングが良いですね。でもどの作品にしろ、主人公たちのキャラクターのパターンがいつも同じ…。可愛いけど、気が強いコとクールで大人な彼。ま、いいんですけどね、好きだから。これを読んでますます「困った〜」が読みたくなりましたー。なんで売っていないんだ…、しくしく。

 「Sweet vs Home」 あべ美幸 【漫画】
 こちらも上と同じ理由で購入。こっちの方が純粋に楽しめたかな。設定が無茶で面白いし。それにご都合主義でも安直でもやっぱりラブラブエンディングがいいね。ハッピーエンドが好きなんだよー。同時収録の方も良かったです。ちょっと切ない話で。結局この人は形を変えても、いつも同じ「テーマ」を描きたいらしいですね。そんなところも好きかも。

 12月8日

  「ONE PIECE 14〜16」 尾田栄一郎 (16巻新刊)【漫画】
 あれ?と思う方もいるかな?今更ですが、しばらくコミックスを買っていませんでした(笑)。本誌のほうで読んでいたので。で、それをやめたので、また買い始めたわけです。コミックスは一気に読めるので良いですが、でもやっぱり私は、この作品は本誌の大画面で読むほうが雰囲気が出るよなー、と思っていたり。
 それはさておき、感想、感想。
 今回は「チョッパー」に尽きるでしょう。すごく可愛いぞ。しかもクリスマスにちょうどいいね(違うって)。「キノコ」のエピソードなんて、まさにワンピースらしいですね。泣いたー。でもゴーイング・メリー号の船首の「ひつじ」と同じ顔だよね、チョッパー。

 12月7日

  「新 カルラ舞う! 6」 永久保貴一 (新刊)【漫画】
 「新・奈良編」完結ですが、後書きを見てびっくり。最初の「奈良編」からここまで、作中では半年しか経っていないらしいです。ほんとかー?確かに舞ちゃんも翔ちゃんもまだ高校生だし。私だけが歳をとるってことね…。今回もやはり「悪役」はいなかったですね。この人の作品の典型ですが、好きなんでしょうね、このパターンが。実は私も好きです。剣持さんが活躍してくれればとりあえずはOK。ところで近江くんの技が「五芒星」になっていて、なるほどねー、と思いました。剣持さん直伝らしい。

 12月6日

  「天上の愛 地上の恋 7」 加藤知子 (新刊)【漫画】
 うわー、メロドラマか、これは。愛し合う二人は運命のいたずらに翻弄され、離れ離れになってしまうのでありました、といった感じ。自分を苦しめた男が、傷ついて目の前にあらわれ、どうしても放っておけないが、愛する人との板ばさみに苦しみ、「貴方を裏切った訳じゃないの、許して」なんて言う女性がいたら殴ってやりたくなりますが(笑)、何故かアルフリートだと許せるんだよね。これが彼の彼たる所以ですから。

  「ひとゆり峠」 山口美由紀 (新刊)【漫画】
 時代ものですよ?ちょっとびっくりしちゃいました。あまりよく見ないで買ったもんで。でも意外と違和感はなかったですね。しかも設定は時代物と言うよりもSFかファンタジーだしな。異端なために迫害される主人公というのは、すごく好きなストーリーです。旅人さん(たびびとじゃないですよ、たびにん)の少年時代も見たかったなー。

 「いちばん初めにあった海」 加納朋子 【小説】
 感動しました。ストーリーのタイプは「ガラスの麒麟」に近いかな。でもこちらの方が好きですね。ただ甘いだけの話じゃないし、それでいてちゃんと救いがあるし。表題作の主人公が私と似ている気がして、かなり感情移入してしまいました。映像がぱっと目に浮かぶ美しい描写と、叙情的な切ないストーリー。かなり好きな作品ですね。話が入り組んでいるので、ちょっと分かりにくいのが難ですが。

 12月5日

  「テニスの王子様 6」 許斐剛 (新刊)【漫画】
 いよいよ手塚部長のテニスが見られるぞ、と思ったら、あっけなくリョーマを倒し、1ページでゲームセット。次に期待したら、不二くんとは1コマで終わり。くー、いつになったら、彼のテニス姿がー!と悲しくなったところで、やっと登場。待ってました。しかし結局サーブ3本だけかい。彼のちゃんとした試合を見られるのはいつになることやら。私としてはボールが当たってメガネが割れてしまい、どうする、部長!という場面になることを予想しています(笑)

  「ヒカルの碁 10」 ほったゆみ/小畑健 (新刊)【漫画】
 今回は伊角さん、これに尽きますね。やはり美形には苦悩する姿が似合います。彼は年齢的な事もあるし、ジワジワ追い詰められていく様が、もうたまりませんわ。ぜひ伊角さんには合格して欲しいけど、ま、越智は合格でしょ。それからヒカルが合格すると、あと残りは一人だっけ?やっぱり和谷か。ああ、なんでみんな合格できないんでしょうねー。切ない。

 12月4日
 「少年名探偵 虹北恭助の冒険」 はやみねかおる 【小説】
 面白かったです。児童向けを書いている人らしく、分かりやすくて読みやすいですが、難しい言葉で仰々しい文章を書くよりも、分かりやすいものを書くほうがずっと大変なんだよね。ストーリーも可愛くて楽しかったです。イラストもグッド。しかも古本屋「虹北堂」の名探偵ってところですでに笑えるし。他にもいろいろ笑わせてもらいましたが、最高なのは「すべてがトウフになる」ですね。もう大爆笑。続編出ないかな。
 12月1日
 「困った時には星に聞け!6〜8」 あべ美幸 【漫画】
 …どう考えたらいいんだろう、これは。寮の同室だとみんなラブラブになるってこと?(違う…?)どうもアヤシイ雰囲気を出しまくりなのですが、そう解釈していいの、いいの?どんなスタンスで読めば良いのか分からなくて、困惑しています。ま、それはさておき、宝パパ登場!ぐはっ、格好良すぎ。でもきっと30代の半ばくらいだよね。私と大して変わらない…(涙)。これで宝はファザコンだって言うのがはっきりしましたね。清嶺とパパそっくりだもん。
 

TOPへ