読書日記

私が読んだ本の感想など。マンガ・小説、いろいろです。
ネタバレもあるかも。

 ◆11月の日記


 今月は圧倒的に漫画ばっかりだ。小説ももっと読まないとダメだなぁ。そのうえ見つけると買ってしまっているので、積んである本はひたすら増えるばっかりで。ああ、一日がもっと長ければいいのにー。(それでもきっとゲームやったり漫画を読んだりしちゃうんだろうな)。
  No.1
クロノス・ジョウンターの伝説

梶尾 真治
朝日ソノラマ (2003/06)

売り上げランキング: 5,934
  です。やはり梶尾真治はいいですねぇ。この人の恋愛SFはどうしてこんな設定を考えつくんだろう、とため息が出るくらいに切なくて、叙情的です。でも短編だけじゃなくって、長編も最高に良いんだよー!

(新刊)は今月発売のものです。
 11月30日

 「癒しの葉 8」 紫堂恭子 (新刊)【漫画】
 ああ、終わってしまった…。うーん、これで良かったのかなぁ。何となく消化不良だ。ユーリグとセレスに関しては、描き尽くしたという感じですが、アジンやリュセル、それに聖者は?彼らにとっての癒しの葉あるいはエレメンタルについても、もっと描いて欲しかったです。それからオルフェも。「善と悪」「人の心の光と影」といった私の好きなテーマだったので、もう少し掘り下げて欲しかったな。でもこれは私が長編好きだからかもしれない。長ければ長いほどいい、というか好きなものほど終わって欲しくないんだよね。

 11月29日

 「銀河郵便は”愛”を運ぶ」 大原まり子 (10月刊)【小説】
 ぱっと見はヤバそうですが(それでもいいか、と思って買ったしね、実際)、かなり本格的なSFでした。嬉しい誤算です。各話ごとにいろいろ楽しませてくれるし、何よりも主人公が好きなタイプ。うじうじ悩んで暗くて人に胸の内を打ち明けられなくて、結局、相棒のクラムジーに振り回されっぱなしで。しかもその状況がイヤではないという、イルが最高に好きだなぁ。クラムジーの謎も気になるし、次巻が楽しみです。…でもこれって男の人が読んでも面白いんだろうか…。

 11月27日

 「氷の魔物の物語 15」 杉浦志保 (新刊)【漫画】
 前回、ネイを出せ出せとかいたのですが、やっと出てきてくれました。嬉しい…。頭領の映像を見せる時のネイの自慢げな顔ったら。しかもちゃっかり長髪にしちゃって、お茶目さん。でも何だかちょっと絵が荒い…?それでも十分きれいですけど、「超絶きれい」がただの「きれい」になっている感じ。ネイなんて人物紹介と明らかに違うしな。ネイには誰よりも美しくいて欲しいのに。やっぱり美しい人には孤高が似合いますからねー。って、またネイのことばっかり書いてるし。セルギも頑張れよ。

 「困った時には星に聞け! 3〜5」 あべ美幸 【漫画】
 なんだ、清嶺ったら、けっこう宝のこと好きなんじゃーん。クソチビなんて言っているのも愛情(友情か?)の裏返しなんだね。彼もいつか「宝」と呼ぶ日が来るのだろうか。でも今のままでも良いかなーという気がしてきました。「親友」でも「恋人」でもなくて「悪友」といった雰囲気の二人もいいんじゃないかな、と。ところで宝の無防備で大ボケっぷりが「氷の魔物」のイシュカみたいですね。ニブすぎだ。

 11月26日

 「刀神妖緋伝 1」 新谷かおる (10月刊)【漫画】
 うう、やっとみつかりました。先月からずーっと探していたんですよう。でも探して見つけた甲斐があって面白いです。この人は多方面に造詣の深い人ですが、日本刀も詳しいんですね。すごいなぁ。ヒロインの瑞葉ちゃんの髪型がウサギみたいで可愛いぞ。刀神の一乃さんも大ボケが素敵です。「ヒカルの碁」の佐為みたい。個人的にはタロジロがお気に入り。

 「S・C・ポチ 2」 大野潤子 (新刊)【漫画】
 ほのぼの度が増してきていますね。どうもポチのキャラクターは川原泉さんを思い出させるなぁ。のほほんとしていてマイペースなようで実はけっこう頑張り屋、という。でもすごく好き。薔薇の生徒会長がすっかりヘンな人になってしまったのが笑えました。黒ちゃんもだんだん染まってきているぞ。いつまでもクールで不器用でいておくれ。
 この人はそのうちに「お気に入り」にいれるつもりなのですが、どの作品を入れるか、まだ迷っています。候補があったんだけど、この「ポチ」もすごく良いんだよね。どうしようかなー。

 11月25日

 「クロノス・ジョウンターの伝説」 梶尾真治 【小説】
 こ、これはいい!お気に入りに入れる作品をこれにすれば良かったか、と思うくらい。そこまではいかないか。でもそのくらい感動したし、衝撃でした。難を言えばちょっとご都合主義っぽいですが、そんなことは気にならなくなっちゃいます。設定もすごく凝っているし。恋愛SF(なんてジャンルがあるか知らないけど)ではトップクラスの出来だと思うな。「おもいでエマノン」あたりが好きな人ならこれもきっと好きになるでしょう。この人の恋愛ものってせつなくて、読後感がなんとも言えない味があるんですよ。この作品は特例として出版社を記載しておきます。(朝日ソノラマ/ソノラマ文庫NEXT)

 11月24日

 「DATA 4」 橘皆無 (新刊)【漫画】
 久しぶりの新刊で、もう何が何やら。この人の作品ってみんなそんな感じなんだよね。一年に一冊くらい?ところで石の持ち主がだんだん現われてきました。二人の記憶が戻ったら怒涛の急展開になりそう。ユキとサクラが一緒にいられなくなるんじゃないかな。キルヴァとも何やら過去にあったクサいし。ま、なにはともあれサクラがかいがいしくユキの奥さんをやっていて可愛いぞ。

 11月23日

 「コントラクト・キラー」 柳原望 【漫画】
 イギリスを舞台にした話で、「お伽話シリーズ」とは全く雰囲気が違いますね。絵もきれいで好きだし、ストーリー展開も好みのタイプなんだけど、何か違う、という感じでした。やっぱり私はこの人の作品が好きだというよりは、「お伽話」のキャラクターたちや、ほのぼのした中にもシリアスの入っている話が好きみたいですね。いや、これはこれで面白かったですが。

 「困った時には星に聞け! 2」 あべ美幸 【漫画】
 ああ、もう、じれったいよー。繋がれちゃったり、妙にベタベタ(いちゃいちゃ?)しているのに、二人の間には「友情」すらあるのかどうか微妙な感じ。どうなるんだ、この先。「親友」なのか「恋人」なのか、はっきりしてくれー!気になる気になる。
 ところで自分には「親友」がいるってきっぱり言い切れる人ってあまりいないんじゃない?と思ったりしますが。…私だけか?

 11月22日

 「からくりサーカス 15」 藤田和日郎 (新刊)【漫画】
 かなり「しろがね」の核心に迫ってきました。「しろがね」が笑えない理由もわかったし。なるほどねー、という感じですが、やはり泣かされるなぁ。ずるいぞ、泣かそうとしているだろ、と思いつつもやはり泣いてしまいます。でもこの人の作品は本当は「笑った顔」の時が泣けるんだよね。すごくいい笑顔を描く人なのでした。

 「パーム23 愛でなく 12」 獣木野生(伸たまき) (新刊)【漫画】
 そうか、これは「愛」の物語だったんだね。やっと気付きました。そして気付いた時にはもう終わり、と(笑)。だってタイトル「愛でなく」だからさー。完結まで気付かない私って、相当感性が鈍いな。ところでジェームスはいったい誰と結婚するんだ?シドじゃないだろうとは思っていたけどさ。一緒にアフリカに行くタイプじゃないもんね。ジョイ…?(笑)でも、次章はいったいつー!?

 「週末に会いましょう 4」 篠原烏童 (新刊)【漫画】
 えー!?阿樹はどうなっちゃうの?灰暗はー?灰暗が消えちゃうのはイヤだなぁ。阿麟じゃないけど、泣いちゃうぞ。ああ、でもとんでもないことが起こりそうで、今からドキドキしています。次巻で完結らしいのでビシッと終わるんだろうなー。早く出て欲しい…。今回あまり楊先生活躍しなかったな。好きなのに。

 11月19日

 「困った時には星に聞け! 1」 あべ美幸 【漫画】
 「WHIZ KID」がすごく良かった(というよりも私の趣味に合った)ので、こちらも買ってみました。とりあえず1巻だけ読んで、雰囲気を見てみたのですが、これまたいい!全然違う雰囲気ですが、根っこにあるものは同じという気がしました。でもタイトルは意味不明だけど…。宝ちゃんがキュートですね。しかもいつの間にやら「清嶺」と名前で呼んでいるぞ。ラブラブなのか…?

 11月17日

 「真夜中猫王子 1」 桑田乃梨子 (新刊)【漫画】
 また猫かい、と思っちゃったのは、「君の瞳に三日月」を読んだ後だから。もちろんそれでも面白かったけどね。すっかりハマっちゃいましたよ、桑田さんに。でも今回は主人公が女の子のせいか、それほど不幸だという感じはしませんね。不幸だといえば猫王子達の方が不幸だけど、ぐーたらしているから、悲壮感はないしな。ま、何はともあれ猫は可愛いぞ、ということで。

 「BLUE WARS 2」 仲村佳樹 (新刊)(完結)【漫画】
 やっと、やっと出たよ、2巻。だけど終わり。ショーック!こんな終わり方ってないんじゃないの…。それにしても陵介の変わりようったら。今回の表紙なんていったい誰?!という感じだもんね。特にラスト近くの中性的きれいタイプが好きだなぁ。あのままだったら良かったのに。でもそれじゃ陵ちゃんにとっては良くないのか?ラブラブだったらOKでしょ。

 「ハニー・ヴァイオレット」 河惣益巳 (新刊)【漫画】
 えーっと、表題作に関しては特に言う事は…。リュシーが主役なら、そりゃまぁ、ああなったりこうなったりするわな。かってにやってくれ、という感じ。ファム・ファタールの方が面白かったです。やはりフランはゴージャスでお美しいですね。この全然似合わないようで似合いの夫婦はすごく好きだなぁ。しかも美少年ディーンつき。あどけなくて可愛いぞ。

 11月16日

 「妖精国の騎士 38」 中山星香 (新刊)【漫画】
 なんとも、今回はラブラブ〜、だなあ。アーサーとローゼリィは言うに及ばず、ローラントもシェンドラ姫といい雰囲気だし。でもシルフィン王女ともアヤシイ…。彼はいつか結婚するはずなので、誰が相手か楽しみですね。それからキリルとクレアも。傷ついたキリルを看病するクレアを見ていると、かつてのアーサーとローリィを思い出しちゃうし。お似合いだけど。だからあまりストーリーが進んだ、という感じはしませんね。その代わり次巻は大変そうだ。

 「BUD BOY 11」 市東亮子 (新刊)【漫画】
 今回は長い話の割に、大した事はなかったような…。結局、蕾は閉じ込められておたおたしているばっかりだし。ただの前フリだろうか。アヤシイ楽士が出て来たり、何やら陰謀を企んでいる人たちがいたりね。太玄大皇もいろいろやってくれそうなんだけど。またも伏線張りまくりで、アヤシイ人ばかりが出てきて「未完」なんてなったら、切なすぎるぞ。

 11月14日

 「ドラゴン・ナイト」 山口美由紀 【漫画】
 手足がぶっとくて、イモくさくてどんくさいヒロインがとっても好感が持てました。と言うよりも親近感が湧いてしまうわ。やっぱり太目よね(笑)。ストーリーもちょっとせつないファンタジーだけど、実は現実的だったりする。怖いよね、毒入り作物。知らないうちにたくさん食べているんだろうな。ところでグリアンがかなり好み。黒髪の美形ってだけですべて許せてしまうのに(おいおい)、しかもクールで無口。いいですねぇ。

 「音匣ガーデン」 山口美由紀 【漫画】
 SF?ファンタジー?なんだかストーリーが分かりにくかったです。そのためあまり感情移入できず。割と良さそうなストーリーなんだけどな。こういうのは好きなタイプだし。だから惜しかったな…。もう一回読んでみれば素直に感動できるかもしれない。ま、そのうちにね。

 「一清&千沙姫シリーズ 3,4」 柳原望 【漫画】
 それぞれ読み切りになっていますが、シリーズ物なので一気に行っちゃいますね。3巻では千沙姫のわがままが、もう鼻について仕方がありませんでした。なんでこんなヤツと結婚しているんだ、一清くんは。という感じ。ふえの気持ちも分かるってもんです。それが4巻になると、わがままだけど、許せる雰囲気になるんだなぁ。千沙姫も少しは大人になったということかもね。

 11月13日

  「タッジー・マッジー 全6巻」 山口美由紀 【漫画】
 「フィーメンニン」のそのまま続編というわけではないみたいですね。世界は同じだし、シルヴィも出てくるけど。今回のヒロイン、ロッテの方が私の好みのキャラクターです。あまり気が強い子だと感情移入できないので。リヒトくんは可愛いし、ルーイはけなげで、ストーリーも泣けてしまいました。良かったよう。女運が悪いらしいシルヴィもこれでめでたしめでたしだね。ところでシルヴィって金髪だよね。でも名前のイメージからか銀の髪だとずっと思い込んでいたよ、私は。ごめん、シルヴィ。

 11月12日

 「炎の蜃気楼 31 耀変黙示録2」 桑原水菜 (新刊)【小説】
 ああもう、全然訳が分からないよー(号泣)。登場人物はどんどん増えるし、何やら懐かしい顔もたくさん出てくるし、新キャラも出るし。その上ストーリーは込み入っているし、その割にあまり盛り上がらないし。本当はクライマックスでどんどん盛り上がる所なんじゃないのかなぁ。四国編ぐらいから分かりにくくなったんだよね。というよりも高耶のやりたいことが理解できんわ。ほとんど綾子の気持ち。「火輪の王国」の辺りまでが一番面白かったなぁ。

  「そうしてお伽話になる」 柳原望 【漫画】
 千沙姫のシリーズ。この人のカラー絵がすごく好き。やわらかくて優しい雰囲気で。ストーリーは相変わらずお姫様はめちゃくちゃで、やりたい放題だけど、一清さんがただのお人よしの良い人ではないところが、良かったな。しっかりとした強さも持っている人なんですね。というよりも本当に優しい人は強い人なのかもしれない、と思う私なのでした。

 11月11日

  「迷走次元で会う日まで」 巣田祐里子 【漫画】
 えーっと、ほとんど再読ですが、版が変わって読んでいないものもあったし、まあいいか。本編は昔のままですが、描きおろしの番外編が入っていました。こうして一緒に見てみると、やっぱり絵柄も変わっているんですね。ほとんど変わってないと思っていたけど。ちまちま感やぎっしりの書き文字などはおんなじですが。ところで自分の作品のパロディが入っているのは珍しいのでは?GO!WESTの悟空さん女のコ版が笑えたなー。でもこんな話だったらヤダけどね。

 11月9日

  「もつれっぱなし」 井上夢人 【小説】
 読み終えた後の第一印象は、なんだこりゃ?でした。まさにタイトル通り。だからこれが作者の意図した所なんでしょうね。謎は提示されるものの、解決しないのでミステリーじゃないよなぁ。摩訶不思議小説。ストーリーが会話だけで進んでいくのは面白い試みだと思うけど、どうにも読みにくいし。ま、コメディーのつもりで読めばなかなか良く出来ているのではないかな。私の好きな「井上夢人」ではないけれど。

 11月8日

  「神様御不在」 ひとみ翔 【漫画】
 霊感お嬢、視っちゃんシリーズです。全部買っていると思っていたら、これだけ読んでいませんでした。一番最初のヤツですね。絵が古いせいもあるだろうけど、視っちゃんがすごく可愛い。まだ初々しいです。霊能者じゃなくて、単に霊感が強い人、という感じ。いつもこの手の作品を読むと思うのですが、やっぱり霊感がなくて良かった…。知らない世界のことだからこそ、楽しんで読めるんですから。 

 11月6日

  「氷の魔物の物語 9〜14」 杉浦志保 【漫画】
 ああーっ、ラプンツェルの髪があっ…。号泣。好きだったのに、何故ブラック。性格も変わったんじゃないか?そしてそれ以上に悲しいのがヴィルトだな。何で髪切っちゃったんだー!長い黒髪が色っぽくてきれいで大好きだったのに。って、私は髪のことばっかりか。いやもう内容よりもそっちの方がショックで。そう言えばこの作品ってすごく良いキャラクターがいっぱいいるのに、いまひとつ生かしきれていないような気がする…。ネイとかネイとかネイとか(笑)

  「WHIZ KID 5」 あべ美幸 【漫画】
 すごく面白くなってきた途端に、第一部完、だそうで。第二部はいつ出るんじゃい!(もう出ているのかな、でも本屋にはなかった…)せっかく苦労して5巻を探したのに、なんかがっかり。ああ、楽しみがまた一つ減ったなぁ。でもこんな中途半端な状態で「終わり」ということはないと思うので、気長に待つしかないか。

 11月3日

  「封神演義 22」 藤崎竜 (新刊)【漫画】
 ぎゃー!こ、怖いぞ、ジョカ(漢字が出ない)。表紙からして何じゃこりゃ、という雰囲気ですしねぇ。やっぱりこの人のセンスってちょっと違うな。でも何よりも今回は王天君だな。ずるいぞ、急に良い人っぽくなるなんて。私はお前が大っ嫌いだったのに、憎めないじゃないか。というよりもこの作品自体に「敵」はいるけど「悪役」はいないよな。元始天尊が一番悪いヤツに思える…。

  「君の瞳に三日月 1」 桑田乃梨子 【漫画】
 くうーっ、可愛いい、文治。わたしは猫より犬のほうが好きだが、こんな猫なら飼ってみたいかも。いや人間にはならなくていいんだけどさ。ちょっと不細工で愛嬌があって、人なつっこい黒猫、いいなぁ。それはさておき、今回も自分のせいではないのに不幸な主人公ですね。文治は可哀想なんだけど、何でこんなに面白いんだろう。他人の不幸って笑えるんだな。お気に入りなのが「うらみ骨ずい液」ふふふ、文治はこんな液、出しそうだ。

 11月2日

  「サイバラ式」 西原理恵子 (10月刊)【小説】
 これって小説か?という気もしますが、まあいいでしょう。最初、ぱっと見た時に、あまりの薄さに買うのを止めようかと思いました。でも値段が420円だったので、コミックスだと思えば、こんなもんだな、と買うことに。やっぱりあっという間に読んじゃいましたよ。面白かったけどさ。相変わらず西原さんはすごいです。ここまで自分をさらけ出せる人ってちょっといない。でも、もっとすごいことに只今育児をしているらしいぞ。ほんとかなぁ。

  「お伽話を語ろう」 柳原望 【漫画】
 表紙がほんわかした絵で可愛いらしかったので、買ってみました。そしたら中身もやっぱりそんな感じ。私はあまりインチキ歴史モノ(歴史モノである必然性がないのに、雰囲気だけは歴史風にしている作品)って好きではないのですが、これはなかなか良かったです。絵柄が好みだし、作風も好きなタイプ。続編もあるようなので、読んでみようかな、と思っています。

  「WHIZ KID 2〜4」 あべ美幸 【漫画】
 ああ、好きだなぁ、こういう話。生きるの死ぬの大騒ぎするやつ。やっぱりヤ○イはこうでないとねー。可愛い顔した主人公が思いっきり不幸で、うじうじ悩んだりして。「オレは死んだほうがいいんだ」とか「いつかお前を殺してしまう」だとか言うの。うーん、ツボ。ストーリーや絵、なんてことよりも、ムードだけで読んでいる作品でした。

 11月1日

  「おひさまの世界地図」 山口美由紀 【漫画】
 3作品入っていたのですが、どれも切なかったです。特に表題作は。これを読んで、つくづく感じました。私ってハッピーエンドが好きなんだなぁ、と。どんなに安直でも、ご都合主義でも、いいかげんでも、やはり最後は「みんなしあわせに暮らしました」で終わる話のほうがいいですね。こういうファンタジーもの(SFかも?)だと余計にそう感じるみたい。リアリティよりも夢を求めてしまうんです。
 あ、でも「私に降る雨」は良かったなぁ。草野くん、可愛いぞ。

 

 

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