作品タイトル   作者名   出版社

「キャプテン翼」   高橋陽一

  (集英社/ジャンプ 全37巻)
   (集英社/文庫 全21巻)
   ワールドユース編 (集英社/ジャンプ 全18巻)
作品ジャンル(管理人の独断で決定)
 熱血スポ根もの(翼のサッカー大好きストーリー)
あらすじ
 主人公の大空翼は、何よりもサッカーが大好き。歩き始めたときからサッカーボールと共にあり、学校の登下校もサッカーボールを蹴りながら、という、サッカーをするために生まれてきたような子供です。そんな翼の夢は世界に通用するサッカー選手になって、ワールドカップで優勝することなのです。そして見た瞬間に他人のプレイを自分の物にしてしまう天才的なサッカーセンスと、それ以上のたゆまぬ努力と情熱で、夢に向かって突き進んでゆくのでした。
おすすめポイント
 基本的には翼くんがサッカーをしているだけのストーリーですが、そして少年マンガの常道として、翼くんは必ず勝つことになっているのですが(笑)、それでも彼が勝つまでには、数々の難関がありますし、これでもか、これでもか、とピンチが押し寄せてきます。 その苦しい中でも、決して明るさを失わず、前向きで一生懸命なのが、心を打ちます。どんなときでも仲間たちを信じて、力を合わせてゆけば、なんでも出来るのだ、と教えてくれます。サッカーだけではなく、スポーツが好きな方や、部活で頑張っている方などは、共感できることも多いのではないでしょうか。
 そして、この作品の魅力に、個性的な登場人物があげられます。翼くんの仲間たちはもちろんのこと、敵として出てくる相手も、ちゃんと描かれていて、かえって翼くんよりも魅力的に見えるほどです。性格は元より、家庭環境とか、試合にどうしても勝たなくてはいけない理由があったりして、ついついそちらに肩入れしたくなってしまいます。それに、みんな美形だし。サッカーのことはよく分からなくても、十分楽しめるものになっていると思います。
心に残ったこの一言

 「ボールはともだち、こわくないよ」
    
 ――大空翼 (5巻P51)

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