作品タイトル 作者名 出版社
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「スケバン刑事」 和田慎二 (白泉社/花とゆめ 全22巻)
(白泉社/文庫 全12巻) |
作品ジャンル(管理人の独断で決定)
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本格的アクション |
あらすじ
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この作品はドラマにもなっているので知っている方も多いかもしれませんが、全くそれとは違うと思ってください。スケバンでありながら、刑事という相反するような立場に置かれている主人公麻宮サキは、警察の手先となって事件を解決してゆきます。それを本人はあまり望んではいないのですが、服役中の母の死刑を取り消させるために、仕方なく刑事の仕事をすることになります。学校という閉鎖された社会の中で起こる事件は、普通の刑事が入ってゆけない所だからです。そして彼女は巨大な悪の存在を知ることになります。同じ高校生でありながら、自分の野望のためにはどんなことでもする海槌麗巳です。その魔の手はサキの母や、妹にまで伸びてゆきます。そしてサキはたった一人で彼女に立ち向かってゆくのです。 |
おすすめポイント
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ストーリーは奥が深く、練られているものですが、絵的に少女マンガとは少し違っているものなので、抵抗がある人もいるかもしれません。絵に抵抗のない方はぜひどうぞ。サキのヨーヨーを使ったアクションは迫力モノですよ。もちろんアクションシーンだけではなく、魅力はたくさんあります。日本中を巻き込むほどのスケールの大きなストーリー展開。個性的、かつ魅力的な人々(もちろんサキの味方側だけではなく、敵方もいいキャラクター揃い)。戦いの日々での出会いと別れ。そして恋愛。そう、サキも恋をするのです。相手がどんな人かは読んでのお楽しみ。 |
心に残ったこの一言
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「あたし一人だけなら、とことんやったって だれにも迷惑かかんないしさ…」 ――麻宮サキ (22巻P96) |
こちらもおすすめ!
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「ピグマリオ」(白泉社/花とゆめ 全27巻) 石にされた母を元に戻す為に旅をするクルト少年。ヒロイックファンタジーです。読み応えがあり、 ぐいぐいと引き込まれるストーリーに、感動するシーンがたっぷりです。 |