作品タイトル   作者名   出版社

「カルラ舞う!」   永久保貴一

    (秋田書店/ホラーコミックス 1〜7巻 以下続刊)
  旧シリーズ

  (朝日ソノラマ/ハロウィン 1〜18巻)
作品ジャンル(管理人の独断で決定)
 ホラーアクション、美少女つき
あらすじ
 双子の姉妹舞子翔子は、霊を退治することのできる能力を持った一族の末裔です。そのため二人の前にはたくさんの怨霊が現れてきます。明るく元気で、武道の達人、でも成績はいまいちの舞子に、知的で冷静な頭のいい、でも運動神経は全くない翔子の二人は、お互いを補いあって、戦っていきます。双子とは思えないほど、顔もあんまり似ていないし、性格は正反対ですが、それだからこそ、息もぴったりで、力を合わせられるようです。そして二人の力が合わさると、ニ倍以上のすごい力が出せるのです。その分、一人ずつだと半人前ですが。
おすすめポイント
 まさに「ホラー」ですね。絵からして怖いです。男性なのでちょっと線が太いダイナミックな絵ですが、怖いものが好きな人はおすすめです。オカルトや呪術的なものの裏付けはもちろんのこと、歴史的背景もきっちりと調べられた奥の深いストーリーになっています。
 そしてもう一つ、二人に協力してくれる、剣持さんや、近江くんはかなりの美形ですし、敵方にも、美形がぞくぞくと登場します。女の子が主役二人以外はそれほど出ない代わりに、その分まわりは男の人ばっかり。サービス満点です。もちろん美人姉妹(笑)がくりひろげるアクションも見どころです。
 基本的にホラーなので、霊の描写などはもちろん怖いですが、スプラッタなシーンもあるので、そういうのが平気な方だけにおすすめします。この人の絵は本当に怖いから。
心に残ったこの一言
  「人を救おうなどと大それたことは、考えていない」
     ――剣持司 (7巻P48)
こちらもおすすめ!

 「倶利伽羅もんもん」
 (秋田書店/ボニータコミックス 全7巻)

 こちらもやっぱりオカルトアクション。天日槍の末裔、門主文と天羽恭司の活躍。カルラと同じような作品なので、好きな人はどうぞ。

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