作品タイトル   作者名   出版社

「動物のお医者さん」   佐々木倫子

  (白泉社/花とゆめ 全12巻)
  (白泉社/文庫 全8巻)
作品ジャンル(管理人の独断で決定)
 ほのぼの動物コメディ(あるいはハムテルの大学生日記)
あらすじ
 ごく普通の高校生だった西根公輝(ハムテル)は、学校の帰り道に、奇妙な扮装をした見るからにあやしげな男と出会います。実はその男は大学教授で、君は獣医になる、と予言され、どさくさにまぎれて一匹の子犬を押し付けられてしまいます。そして、結局子犬はハムテルが飼うことになってしまったのでした。怖い顔をしたシベリアンハスキーの子犬はチョビと名付けられます。ハムテルは友人の二階堂と一緒に、ヘンな教授のいたH大学に進み、やはりなぜか獣医学部に進学することに。このままハムテルは教授の予言どおりに、獣医になってしまうのか?!(そして10万円を払うのか?)
おすすめポイント
 動物好きな人には絶対おすすめです。かわいい動物がたくさん出てきますし、ストーリーもすごく面白いんです。 その上、個性的なキャラクターたちがいっぱいで、それだけでもすごく楽しめます。アフリカ好きの漆原教授やもしかしたら人間じゃないかもしれないトロさが自慢の菱沼さん、几帳面な英国紳士(?)の菅原教授などがいい味を出してくれています。私は一見美形のネズミ嫌いで泣き虫の二階堂くんがお気に入り。
心に残ったこの一言
 「ワタシにはキミの未来が見える。キミは将来、獣医になる!!
     このカシオミニを賭けてもいい」
――漆原教授 (1巻P15)
こちらもおすすめ!
 「おたんこナース」(小学館/ビッグコミックス 全6巻)
 こちらはまぬけな看護婦さんの話。だいたいコメディーですが、ほのぼのとした雰囲気と、ちょっと変わった人々が出てくるところは、どの作品にも共通しているので、一つが気に入ったら、ぜひ他の作品も読んでみて欲しいです。

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