作品タイトル   作者名   出版社

「てっぺん」   万里村奈加

 (講談社/mimiKC 全7巻)
  (講談社/文庫 全3巻)
作品ジャンル(管理人の独断で決定)
 「まひる」のサクセスストーリー
あらすじ
 香港で置き引きをしていた加賀まひるが、大会社の副社長と出会い、ひょんなことから、その会社に勤めることになります。どうせなら会社のてっぺんを狙う、と彼女は配属された部署で、必ず大きな仕事をやり遂げ、成功させます。そして、だんだんといい部署に移ってゆくのです。彼女のやり方は、独創的で、斬新であり、みんなをあっと言わせるものばかりです。そんな彼女に惹かれて、部下も増えてゆき、副社長も無視できない存在になってゆくのですが…。
おすすめポイント
 まひるの頑張りと、彼女自身の生い立ちの謎をおいかけていくストーリーが平行していくのですが、読んでいるうちにどんどん引き込まれてしまいます。そしてまひるというキャラクターも魅力的です。明るく元気で負けず嫌い。どんな逆境にもめげず、プラス志向のとんでもなくパワフルな彼女を見ていると、こちらまで元気が出てくるような気がするのです。
心に残ったこの一言
  「この天辺さまにムリなんてないんだ」
     
――王天辺(加賀まひる) (1巻P150)
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 「白の条件」(講談社/mimiKC 全5巻)
 
これは病院が舞台です。ひょんなことから大病院を継ぐことになってしまった女性が、医療のあり方や、病院が抱えている問題などを積極的に解決していこうとします。そのため反感を買ったり、挫折感を味わったり、傷つくこともたくさんありますが、それでもあきらめず、立ち向かってゆくのです。
 この人のどの作品も、働く女性たちに読んでもらいたいです。

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