作品タイトル 作者名 出版社
|
「沈黙の艦隊」 かわぐちかいじ (講談社/モーニングKC 全32巻)
(講談社/文庫 全16巻) |
作品ジャンル(管理人の独断で決定)
|
国際的軍事もの(自衛隊なので軍じゃないのかな?) |
あらすじ
|
ストーリーは、海上自衛隊の潜水艦が、沈没圧潰したことからはじまります。乗員は海江田艦長以下70名全員が死亡したと思われますが、それに疑問を抱いた同僚の深町が独自に調査をし、全員生きていることをつきとめます。実は彼らが特殊な任務につくための偽装だったのです。その任務とは日本初の原子力潜水艦の乗務員になることでした。あくまで米軍に所属する「シーバット」という潜水艦であり、アメリカの指揮下にあるのですが、海江田はその艦を自ら「やまと」と名付け、反乱逃亡してしまいます。アメリカの手先として使われるのではなく、日本の自衛隊としてでもなく、ただの「やまと」として存在する事が目的だったのです。そして海江田は「やまと」を独立国として宣言します。その真意とは何か、彼の意志はやがて世界中を巻き込むことになってゆくのです。 |
おすすめポイント
|
ともかく自衛隊やら軍隊やらアメリカ軍やらが中心のストーリーです。そう言うと、ちょっと女性にはとっつきにくいかもしれませんが、大丈夫です。ぜんぜん用語が分からなくても、丁寧に描写されているので、見た目で十分伝わってきます。それに何といっても「男の世界」なので、かっこいい男性がいっぱい出てきますよ。 実在する国家や軍隊をそのまま描写しているので、とてもリアリティーがあり、しかもスケールも壮大でぐいぐいと引きこまれてしまう作品だと思います。 |
心に残ったこの一言
|
「まだお気づきにならないのか。あなたの目の前に あるのが何であるのか」――海江田四郎(2巻P88) |
こちらもおすすめ!
|
「特になし」 |