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プロフィール番外
◆好きキャラ・ベスト5・ゲーム編◆


 キャラクター名「作品タイトル」(作者名)です。作者さんもキャラクターも敬称略。
作品がシリーズ物の場合は代表です(私の好きな作品)。

【No.1】
 あちゃー。
  ヤン・ウェンリー
 
「銀河英雄伝説」(田中芳樹)

 
1位の人のみイラストがつきます。あとはそんなに描いてられないというだけですけども(苦笑)。

 ヤンさんはこんな人じゃない〜!というご意見はありましょうが、私のイメージはこんな人(笑)。黒髪でしかも寝グセつき。か、可愛い…、と思っていただければ本望です(爆)。


  【彼ってこんな人】
 自由惑星同盟側。軍人も戦争も大っ嫌いなのに何の因果か最前線。しかも才能が災いして順調に出世し「元帥」にまで上り詰めるが、どう見ても似合っていないと思われます。別名は「魔術師ヤン(ヤン・ザ・マジシャン)」「奇跡の(ミラクル)ヤン」どちらも何かうさん臭くてイマイチだと思うのは私だけですか?(苦笑)。

  【そんな彼のここが好き】
 何はなくともこのお方。夫にするなら絶対にこの人でしょう。穏やかで優しく、基本的には無口で無頓着で、なおかつ心が広くて。口下手でシャイな所も好感度大。頭が良くてもそう見えない所や、その自覚が無い所も好きですね。
 当然ながら生粋の軍人でもあり、その頂点にありながら戦争に反対で、軍人嫌いな所も魅力の一つだと思うのですが。好き嫌いと才能は別ってことですな。それがこの人にとっては幸福だったのか、不幸だったのか。
 私としては平和な世界で歴史家にしてあげたかった、と思ったりもします。ちなみにこの人の肩書きのイメージは「提督」か「准将」だと思うのですが、私は「提督」派でございます(笑)。
 
【No.2】
 御手洗潔 「占星術殺人事件」(島田荘司)
  【彼ってこんな人】
 押しも押されぬ名探偵。女嫌い、犬好き。石岡くんと出会うまではどうやって生きていたのか謎。「占星術師」って儲かるんですか?(笑)。実は「異邦の騎士」がイチオシですが、これを最初に読むのはオススメできません。「占星術」→「異邦」の順で読めば、あなたも御手洗さんのトリコね。

  【そんな彼のここが好き】
 この人は好きです。でも傍に居たいとは思わないのです。そういう人ではないのです。ただ見つめていたいのです。関わり合いにはなりたくないのです(こらこら)。元来が人目を引く容貌(おそらく)である上に、奇行の目立つ変人ですから、一緒に歩いた日にはどんなことになるか恐ろしくて。石岡くんは偉大ですね。
 ところで世界広しと言えども、これだけ奇妙奇天烈な事件に遭遇した探偵は他に居ないのではないでしょうか。無茶苦茶な事件ばかりに関わりすぎて、ごく普通の単純な事件は逆に解決出来ないんじゃないだろうか、と思わせる名探偵です。それって名探偵なの?(苦笑)。
 
【No.3】
 土方歳三 「燃えよ剣」(司馬遼太郎)
  【彼ってこんな人】
 新撰組の鬼の副長。「石田散薬」愛用。趣味は俳句。俳号は「豊玉」。「うぐいすや はたきの音も つひやめる」…か、可愛すぎるよ。ところで「新選組」と書くよりも「新撰組」の方が好きです。単なるこだわりですが。

  【そんな彼のここが好き】
 言うまでもなく歴史上の人物です。私はもちろん新撰組も好きですし、この人自身も好きですが、例えば土方歳三という人が司馬遼太郎の創作した架空の人物だとしても、やっぱり好きだろうと思います。つまりはこの話のキャラクターとして好きなのでしょうね。
 信念を貫き、自分の信じる道をひたすら進みながらも、時折見せる弱さや可愛らしさが例えようもなく、いとおしいのです。そういう人が私のツボにハマるのです(苦笑)。
 多分、この人が最初に好きになった人でしょう(小説の中では)。中学生でしたが、周りはアイドルにキャーキャー言っていたので、私は「土方歳三」とは言えなかったことを思い出します。今ほどメジャーじゃなかったしね、この人。
 
【No.4】
 火村英生 「ダリの繭」(有栖川有栖)
  【彼ってこんな人】
 英都大学社会学部助教授にして臨床犯罪学者。犯罪現場に訪れるのは研究の為(フィールドワーク)。そしてついでに事件も解決してゆくという、捜査をしている刑事にはおそらく迷惑がられているであろう人。アリス以外の友人がいるのかどうか謎。猫好き。

  【そんな彼のここが好き】
 この人は名探偵というよりも、学者というか、やっぱり助教授として好きですね、私は。難事件をカッコ良く解決する姿ももちろん素敵ですが、そうじゃなく、何の変哲もない日々の生活を見ていたい人です。
 ぼんやりコーヒーを飲んでいたら、ネクタイがコーヒーの中に入っちゃって「ありゃー」みたいな。いえ、そんなシーンはないですし(多分)、そんなにお間抜けな人でもないのですが、何となく私のイメージはこういう感じなのです。母性本能をくすぐられるタイプかな。
 その上、この人には「陰」があるのです。暗い過去(おそらく)があるのです。これもポイントね。
 
【No.5】
 ヴァレリウス 「グイン・サーガ」(栗本薫)
  【彼ってこんな人】
 パロの宰相。上級魔導師。幼い頃から仕えていたリーナス坊ちゃんも、ずっとひそかに憧れていたリギアもぶっ飛ばしてアルド・ナリスに人生を狂わされた悲哀の人。でもおそらくはオチャメでひょうきんな人だと思われます。

  【そんな彼のここが好き】
 この作品上で一、二を争う母性本能くすぐられキャラではないでしょうか(笑)。その場合はイシュトとマリウスがライバルね。でも私にとってはヴァレリウスがやっぱり一番。
 感情表現が苦手で、シャイで、無口で(そのくせおしゃべりではある…)、コンプレックスの塊で、もう本当にいとおしいです。あまり自分の望む人生を生きているとは言えない人なだけに、幸せになってもらいたいと思います。一番幸せとは縁遠そうな人でもありますが…。そしてそこがまたいとおしいのですけれども(苦笑)。
 
【次点】
 諸葛孔明「三国志」(吉川英治)
三国志は色々ありますが、やはり私は吉川三国志が好き。史実のイメージよりもこの作品のキャラクターとして好きみたいです。もうちょっと上位に入れても良かったのですが、何となく「萌え〜」と軽々しく言えない雰囲気が…(苦笑)。
 パウル・フォン・オーベルシュタイン「銀河英雄伝説」(田中芳樹)
ヴァレリウスと同じようなタイプのキャラクターです(笑)。私の好みはワンパターンかつ、分かりやすいということですね。
 榎木津礼二郎、中禅寺秋彦(京極堂)「魍魎の匣」(京極夏彦)
この二人は同率くらいです。どちらも同じくらい好き。私の好きなキャラクターにしては榎木津は珍しいタイプですね。根っから明るく悩みなし。とはいえ京極堂もあまり悩んでいる風ではないですが。
 直江信綱「炎の蜃気楼」(桑原水菜)
ああ、考えてみると、この人も母性本能くすぐられキャラではないかと。わざわざ自分から苦労する道を選んでしまうタイプですね。そしてやっぱり悩み苦しむという。でもそんな姿が良く似合います(笑)。
 
【総評】
 小説はそれほど多く読んでいないことと、ジャンルが限られること、それから「萌え」で作品を選んでいないこと(苦笑)から、それほど苦労することもなく選べました。というよりも5人探すのが大変だったくらいです。
 8作品中、ミステリーが3作品、そして「銀英伝」から二人もいたりして片寄りすぎですね。でもやはりこうしてみると私は知的・参謀タイプが好きだということが良く分かります。趣味って変わらないものなんですね(笑)。
 
【オマケ】
 ふと思い、彼らの名前で「Google」検索をしてみました。(カッコ)内がその数値です(3月20日現在)。だから何?と言われたらそれまでですが(苦笑)。
 ヤン・ウェンリー(5450)まぁ、妥当な所でしょうか。ちなみに「ヤン提督」(1940)、「ヤン准将」(87)でした。「准将」は思ったより少ないな。私は何となく「准将」なイメージも持っていたりするんだけど。
 御手洗潔(5150)こんなもんかな。ちなみに「御手洗 石岡」だと(3560)結構多いですね。ついでに「石岡 里美」だと(2500)であまりの多さにびっくりしましたが、関係のないものも入っていました。良かったよ(笑)。
 土方歳三(19300)当然ながら史実の「土方歳三」ガメインとなるので「燃えよ剣 土方歳三」だと(2490)このくらいですかね。
 火村英生(2730)意外と地味な結果に。「火村助教授」でも(1150)で大したことはなく。でも「火村 アリス」だと(8600)と格段に票が上がります。と同時にアヤシゲになります(苦笑)。
 ヴァレリウス(1540)意外にも票が入りました。脇役なのに。あまり他の票も入っていませんしね。ま、私自身も読書日記でヴァレリウスヴァレリウス言ってるしな。
 パウル・フォン・オーベルシュタイン(3930)フルネームだと分が悪いと思い、「オーベルシュタイン」で検索しました。違うものもあまり入っていませんし根強い人気か。ちなみにフルネームだと(623)結構あるな。
 榎木津礼二郎(2000)、 中禅寺秋彦(京極堂)(1750)ちなみに「京極堂」で検索してみると(17300)スゴイ。しかもあまり他の票も入ってないっす。人気あるなー。
 直江信綱(2680)思ったよりも少ないのは、やはり一般向け小説じゃないからか?でも「仰木高耶」(2320)で、直江の勝利です(笑)。